雨降り仕事で障子張り替えです。
黄ばんだ紙をはがすと何とすがすがしいことでしょうか。このまま冬まで置きたいぐらいです。
はがした紙です。パルプも入っているようですが、合成樹脂が主材料のようです。確かに長持ちしてたるみも無いのですが、音の響きに耳障りなものがあります。太鼓に張った皮のような感じです。しかしあまりに長く放置していたので、経年劣化でちょっと押さえるともろく咲けます。50年以上貼りっぱなしで、何十年も前から課題であった張り替えです。
張りあがりの一部です。全部で16本の障子を張り替えませた。すべて合成樹脂主剤の障子紙でしたが、普通の紙の物に張り替えました。張り上りはダルダルのシワシワですが、晴れの日が来たらぴんと張るでしょう。あちこちにシワは残るでしょうが。少なくとも、今までのような音の反射や共鳴が耳に触るようなことは無くなるでしょう。