こいつで、尼崎、往復です。アルカイックホール、ボズスキャッグス公演いきです。寒さ対策で、カシュガルで買ってきた絨毯サドルカバーを付けてみました。
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さて、公演の感想レポートです。
「NAGOYA, RIGHT ?」 のボズのオープニングジョークで、観衆の心をガッツリつかんでの始まりでした。「ジョジョ」で始まって、「メンフィス」からの4曲が続きました。
「去年亡くなった、SFの親しい友人の追悼セレモニーで歌った曲です。」と言う前ふりで、始めたのは「レイニーナイトインジョージア」。反則です!涙なくしては聞けません。最後のアンコール曲は、最近亡くなったブルースシンガー、ボビーブラントへの追悼だとのことで、ボビーのブルース曲でした。そういうことが、不自然でない時代に入ったボズであり、そういうことが身に染みる年になった小生だということです。
「メンフィスツアー」と銘打った公演ですから、ホッジスブラザーやロイヤルホーンズなどのメンフィス ハイスタジオ ミュージシャンをまた見れるかと思ったのですが、来てませんでした。名前は憶えませんでしたが、キーボード他マルチプレーヤー、キーボード(ハモンドB3も弾いた!)、ドラムス、ベース、ギター、そして、ボンレスハムのような体型着こなしの、ファンキーなお姉さんサイドヴォーカリスト。こじんまりした編成でした。ステージ装飾無し、照明もシンプルなものでした。飾らぬ、カリフォルニア人気質のボズを表してるようでした。
2,30年前にオーティスクレイを見たのですが、その時のバックメンバーがホッジス兄弟をはじめとするメンフィスのミュージシャンたちでした。小生がアルカイックホールに来たのも2,30年ぶりで、オーティスの公演はここ、アルカイックホールだったような気がします。
ボズスキャッグスのライブは、1979年、バークレー UCB グリークシアターでの野外公演を見ていました。小生にとって、最も楽しい時代の思い出です。今回の尼崎行は懐古趣味の一言で片付きそうです。
今回、アンコールで「we are all alone」もやりました。キーを下げているようでしたが、歌声には、変わらず力があるように思いました。
ギターを弾きまくり、歌い上げるリビングレジェンド、大御所のボズスキャッグスの今回のツアーは、多くの人々に生きる勇気と励ましを与えることだろうと思います。
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