忘却への扉

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なつかしいニッケイ

2010-05-26 | 追憶
 わが家の樹齢50年ほどになる肉桂(にっけい)の花が満開で、淡黄緑色の小花が木全体をこんもり包んでいる。数年前に大風が太い枝を数本折ったのも隠して見せない。
 この地方ではニッケの木と言い高さは10mはあり、葉を噛むと特有の味がする。根の細い部分を掘り出し切って乾かし、噛むと皮は刺激の味がする。ニッキ水に似た味だ。
 祖父の山岳信仰みやげを想い出す小判形に丸めたニッケの根とニッケシュ。その山の中腹で買い飲まずに我慢していたニッキ水を今夜封を開けニッケがゼロだと知った。今年こそわが家のニッケの根をかじる。

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