忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

跳ね返っている

2010-04-14 | 日々
 上の道路でバイクが止まり、2人のおしゃべりが始まった。離れていても全て聞こえる。当人たちにはふだんの声で、大きな声とは思っていないだろう。聞く気はなくても、あまりにも詳細に言葉は耳に入って来る。
 かなり小さい声で話しても大丈夫な位置での立ち話だろうに元気すぎる声。遠慮したわけではないが、私はもっと離れて移動した。それでもあまり変化はない。2人のお喋りのたいした意力。
 場所を移すと2人の声に加えて別の遠い所から、ラジオの音だか聞こえて来る。雑音?が2つになった気分だ。あれ、ラジオじゃないのはわかったけどどうも聞いたことのある会話。
 1秒弱前に聞いた上の道路でのお喋りをまた繰り返して聞いている。これって山彦、まさかと疑うがやはり山彦だと認めるしかない。『 ヤッホー ヤッホー 』とか『 お~い 』が私の記憶にある山彦の言葉だった。
 山彦がお喋りまでするとは、初めて知った。両方を一緒に聞いても意味不明で、どちらか片方だと良くわかる。山彦ってこんなに小技も使え凄いんだと驚いた。2人の当人たちは気づいてないだろうな、私だけがちょっと得している気分になれた。