忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

ちゃん付けで

2006-05-07 | 日々
 上の名前と下の名前、どちらで呼ばれても「ちゃん」がついていることが多かった。この歳になっても、「ちゃん」付けで満足している。
 以前仕事場に新しい人が入った時、上の名前が似ていたのと年齢差のためかその職場では「ちゃん」は彼に回ってしまった。呼び方が同じだけに、少し戸惑い淋しさも感じた。
 その後の仕事仲間の若者からも、いつのまにか「ちゃん」付けが。長く会話もほとんど無かった人から「ちゃん」の言葉が聞けたときは、驚きもしたがうれしかった。
 遠い過去に会わなくなった友人知人との再会でも「ちゃん」が戻ってくることがある。相手が言ってくれているのに、こちらが「ちゃん」を使えない。
 最初が大事軽い気持ちで言葉にすればよいのに、身近に感じたいと思うほど口にできない。親しみを態度で見せるまでには、かなり時な間がかかってしまう。