気の向くままに

山、花、人生を讃える

とんでもない誤解

2020年11月29日 | 信仰

1ヶ月もブログをお休みしていたら、さて何か記事を書いて更新しようと思っても、これといって書きたいことが思い浮かんで来ない。それで何か思い浮かぶことがあるかと思い過去記事を読んでいたら、下記のようなものが出て来ました。6年前のものですが、訪問してくださる方もその頃とは違うと思うので再アップさせてもらいます。読んでいただければ幸いです。

 

≪とんでもない誤解≫

人間は誰でも寛大になりたいのであって、狭量になりたいなどと思っている人はいないはずだと思うのだが、不思議なことに、世界には自分たちが崇めている神を、人間が神様の気にいらないことをしたら怒って罰を当てるなどと信じている人がたくさんいるらしい。

 

人間だって良い親なら子供に寛大であるはずで、もし、子供に怒ってしまったら、親として情けなくなるのが普通ではないかと思う。もちろん、怒らなければならない時もあるだろうが、しかし、どんな親でも子供に罰を与えたいとは思わないだろう。その癖、神様は罰を当てるものだと信じている。そして一方では、神は愛だという。考えて見れば不思議なことだ。神を信じていない人でさえ、なんとなく神様をそんなイメージで見ているようだ。

 

ニール・ドナルド・ウオルシュ著の『10代のための神との対話』という本の中で、「私は裁かない」と神が言うと、オスロの13歳の少女がびっくりしたように、こう答えている。

「神が裁かないですって?それが神様のすることだと思ってたわ!」

 

わたしも生長の家の教えを知るまでは、神がいるとは思ってなかったが、それでも、ばくぜんとした神のイメージがあって、そのイメージはこの少女と同じようなものだったと思う。だからこの少女が口にしたことは、実に素直だと思うし、とても共感できる。

 

「神ははたして人を罰するのか、それとも、全然そうではないのか?」
多くの人にとって、こんな疑問はどうでもよいかもしれないが、まあ、神様の言い分をちょっとだけ聞いてやって下さい。

 

これからいうことは、ニール・ドナルド・ウオルシュ著の『神との対話』シリーズの中で書かれていたことですが、まあ、こんなようなことを言っています。(いい加減な記憶ではありますが、大きな間違いはないはず)

 

○わたしは何人も罰したりはしないし、裁くこともない。人間は「悪いものは罰しなければならない」という考えに捉われていて、その考えをわたし(神のこと)にあてはめて「神は罰する」ものだと考えはじめた。この考えは、神を信じていない人たちにも広く浸透している。そして、さらにそこから、自分と考えの違う者を殺りくしてもよいと正当化するようになり、殺戮を神の意志だというものまで現われた。人類は長い歴史の中で幾度もそんなことを繰り返してきた。そんな歴史の繰り返しに終止符を打ちたいなら、神が人を裁いたり罰したりするという、あなたがたの神に対する信念を変える必要がある。

 

いやあ、これが本当なら、たかが迷信などと笑っておれないですね。
 ちなみに少女が「神が裁かないですって?それが神様のすることだと思ってたわ!」に対し、神の返答はこうなっています。

 

神:人間は長い間、ずっと、そう思ってきたね。でも違うんだ。それは真実ではない。それは大きな「誤解」の一つだ。あなたがたの思い違いなんだよ。「裁き」があるという幻想、そして、それは「非難される」という幻想につながっていく。『聖書』にも、「裁くなかれ、非難するなかれ」と書いてあるのにね。

 

≪補記≫

聖書のマタイ伝にはイエス・キリストの言葉として次のように書かれています。

○天の父はその日を悪しき者のうえにも、善き者のうえにも照らし、雨を正しき者にも、正しからぬ者にも降らせ給うなり。 (マタイ伝 第五章 四十五節)

 

また、親鸞聖人にはこんなふうに言っています。

○大悲倦(あ)くことなく我を照らす。

 「大悲倦(あ)くことなく我を照らす」、いいですねえ。この言葉を思い出すだけで神の愛に包まれている気がしてきます。

 

≪今回の追記≫

神罰はなくとも、人間は自分自身、気がとがめるようなことをすると、自分は悪い奴という観念が働いて、それによって自分自身を罰したりしやすいので、神罰はなくとも、できるだけ気がとがめるようなことをしないで、反対に、自分を褒められるようなことをすることが、運命をよくする秘訣なようです。

 

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紅葉、そしてギンナン

2020年11月21日 | その他

ご無沙汰していました。
この時期にしては暑い位の暖かい日が続いていましたが、それでも紅葉は少しづつ進んでいるようですね。

先日、気持ちの良い天気に誘われて近くの木曽三川公園と水郷アクアパークセンターへ行ってきました。
すると、モミジバフウが見事に色づいていて、こんなにきれいに紅葉するとは知らなかったので、思いがけず鮮やかな紅葉を見られて感激しました。

 

≪木曽三川公園≫ この樹なんの木、気になる木・・・ちょっと形はケヤキらしくないけどケヤキです。

    

 

≪水郷アクアパーク≫ モミジバフウの紅葉

  

 

同じくモミジバフウ

  

 

水が汚れていたのでどうかなと思いましたが、散ったモミジがきれいに撮れていました。

  

 

今朝、テレビでわが町から近いところに、銀杏(ぎんなん)の名産地があり、黄金色に色づいたイチョウが見事でした。

 

先日、その名産地とは関係ない、別の地の道の駅で粒の大きいギンナンが300g、300円と安かったので、試しに買って食べたところおいしかったので、また出かけていって300g入りを4袋買いました。家内は「こんなに買ってどうするの」と文句を言いたげでしたが、私がコーヒーのおつまみに毎日10粒も食べればすぐになくなるので心配はいらないのです。

でも、ひょっとして食べ過ぎると、自分の身体が黄色く染まってしまうかもしれないので、食べ過ぎに注意しなければと思っています。

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