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近所の蕎麦屋が潰れます。

2019-01-14 19:08:22 | 日記
近所に、船橋駅近くではおそらく有名ではなかろうか、と思われる蕎麦屋がありますが、とうとう潰れるそうで。

「蕎麦ってのは、あ〜あ〜そんなに汁につけるんじゃないよ」という落語を小学校の頃に観て、ダサい食い方はしたくない! と思いあれこれ試してきましたが、結果として、「蕎麦の麺ってのはどーでもいい」という結論に達したのが去年の年末。

どんなに立派なお店に行っても長野に行っても蕎麦の香りってのはあまりしないもので、どういう事か、と蕎麦の粉を買ってきて水で練ってみますと驚くほどの香りがするんです。なのに店で出てくるやつは香りがしない。

蕎麦がき のような状態だと結構な匂い(くさいので匂いね)がするのですが、麺にすると香りはすれど、それはほんのりと。両国の名店(だそうです)でも香りなんかそんなにありません。多分、蕎麦の実を味わうには不適当な提供方法なのです。

恐らく、理想の蕎麦ってのは何もつけずに食べると香りと風味があって、蕎麦つゆが「刺身につける醤油」のように蕎麦の旨みを引き立てる。そういうもんだと思うんですが、残念なことにそんな蕎麦にはお目にかかれませんでした。

一応、最近の私の一押しは船橋駅前の「車や」というお店で、ここが一番麺の香りと甘みがわかる気がします(なんで甘いんだろう…とは思いますが)。
立ち食いっぽいし…食券だし…と小馬鹿にしておりましたが、周囲の同意は得られませんでしたが、美味しいです(笑)。


周囲の人にオススメの蕎麦屋を聞いてみると、世間がいかにお蕎麦に興味を持ていないかわかります。
「天ぷらが美味しいの!」「あそこはツユがいいんだよ!」

ね。僕の中で蕎麦ってのは冷たい、ツユが別になってるやつなの。

まあ、そういう訳で、真剣にお蕎麦を作ってても大半の人は蕎麦なんか望んでない訳です。そりゃ、潰れますわな。

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