ブログスムタ

演劇だの映像だの猫だの犬だのなんでもいくぜ!

演劇どーすべ。

2015-07-29 23:07:10 | 公演打とうぜ
どうも、演劇人は頭が悪いらしく、根に持つタイプらしく、まあ、まさにおいらにピッタンコといえばピッタンコ。

が、若干違うのは「コスト意識」があることか。

金を得なければ続かないんだよ!というね。でしょ?
すぐには無理でも収入を得なければいけないし、飽きられてもいけない。

喜んでもらわなければいけない。そのためには、「笑か?」「イケメンか?」「実力派俳優か?」「美女?」「セクシー?」
「ダンス?」「プロジェクションマッピング?」「爆発?」色々悩むわけ。

でも安直な「セクシー」はそぎ落としたいとか、「シリアスもいいけど楽しいのがいいかな?」とか悩むわけだし、他の人といっしょにやるとコントロールできない部分も出てくる。そんな苦労をしているというのに。

「反あべ」とかわけわからんことで集客人数に偏りを出すなっつーの!

こういうの普通に受け入れられると思ったら、全然受け入れらんねーの。なんだよ。

負けっぱなしのくせに。政権に反発しても相手にもされてないくせに。

だんだんイライラしてきた。なんでこうなんだ。
演劇、どうなのよ、演劇。

時代遅れじゃない? 時代に取り残されてない?

さて。演劇打ちますか。

2015-07-21 23:13:21 | 公演打とうぜ
某演劇祭にいきまして、非常にがっかりして、「演劇なんぞやめてやる!」と思いました。

その残念な理由は、演劇が政治に絡もうとしているから。折角演劇を習いに行ったのにアベ政権反対のビラを持って集合写真を撮りましょう…だと。演劇に政治を絡めるなと。絡むならうまく絡めと。

演劇の本質は「演劇」であり、政治をどうこうしよう…というものではないはずだ。
気に食わない政権でもよいしょしてうまく演劇の未来を開くなら兎も角、反対する上になんの影響も与えられてないなんて…ダサいじゃん。

で、、や~~~~めた! と言おうとした瞬間に、お友達からメッセージがきました。

「演劇やりませんか?」だって。

う~む。う~~~~む。3分悩んで、お友達のお誘いだし…と承諾しました。
そうそう。友達は大事だ。

で、OKしたのはいいんだけど…これ、年末にやって、年度末にもいっこやって…なんだよ、ぴっちりスケジュール入っちゃったじゃない!
まじか!

俺のやりたい「おじさんが、ありがとう」はどう見積もっても来年6月以降じゃん。


役者WS 0710

2015-07-10 08:02:23 | 公演打とうぜ
「ジャンボ」の台本が届く。

EXILE さんが主役を務めたドラマだ。

配役を見ると、ワシ、主役のジャンボ役。察するに男で歳上が不足してるのだろう。

で、添付された紙には「セリフ入れてきてください」「役作りしてきてください」と書かれている。

‥あと4日で60ページ‥。マジか。。

本を読んで思う。オイオイと思う。

明らかなギャグ。「怪我人かー、なに?大学教授? 金になるな」的な。

誰がやっても今時滑るだろこれ。

とはいえ流石プロの脚本。よく出来ている気がする。

セリフもコンパクト。凄いな。

で、なんでこんなことやってるかっつーと、「役者の友達が欲しい(あわよくば知り合って俺の舞台に出て欲しい)」「役者はどんな脚本もらってるの?」のふたつが知りたかった。

特に後者は大事で、どんな素晴らしい人物設定が成された紙が来るのか楽しみだった。

‥ない。そんなものはない。

脚本のはじめにあるはずの、役目と年齢、役者名の部分は省かれている。

マジか!

歪んだ映画鑑賞「トゥモローランド」

2015-07-09 17:02:38 | 歪んだ批評
俺も似た様な戯曲描きたく成っちゃったw。

お話自体は子供向けで…これ、でも子供喜ぶのかな? とも思ったんだけどそこは流石ハリウッド。きちんと未来を描いています。

最近の映画って、現実は未来に追いついちゃいました~という感じじゃない。出てくる通信機器はどうしても Apple 製品に見えるし、それ以外もなんとなくありそうかな~というものばかり。わくわくしないね。でもトゥモローランドはレールのないリニアモーターカーやその他わくわくする未来の商品が存在した。こういうのはとても大事だと思うのね。
あと、ジェットパック。背負って空飛ぶやつなんだけど、なんでこの類の装置はわくわくするのかね。ロケッティア思い出したよ。

さて。トゥモーロランド…話としては、主人公の女の子は選ばれし者で最終的に地球を救う事に成る…んだけど、登場人物は未来になにが起こるか、救世主に何をして欲しいか何故か言わない。

昔の SE の仕事がそんな感じで、「君は今日から SE だ。」「僕は何をすれば良いんですか?」「それは自分で見つけ出して欲しい」「でも…どうやって?」
ああ、なんか嫌な過去を思い出した。トゥモローランドの話し運びはフィクションかと思いきや…俺の人生をトレースした様な内容だったなあ。こういうの効率悪いんだよ。しかも世界が滅びようとしている最中に。

…この類の映画って子供に有害だと思うんだよね。僕らの世代はこういう漫画が多かった。いきなりビキニでツノ生えた女の子がやって来て恋人に成っちゃうやつとか、未来から猫型のロボットが来て問題を解決してくれたりとか。兎に角選ばれて持て囃されて…という展開。
そこには努力もなく、運が良ければ!という夢があった。だから俺は努力をしない大人になった。だめだよこんなの見せちゃ。と思った。いかん、批判モードだな。褒めなきゃな。

兎に角登場人物がいい。それとライセンスを取得したからだろうか、スターウォーズの登場シーンがあり、ディズニー社の喜びが感じられます。そんなほんわかした映画でした。

MAD MAX -歪んだ映画批評

2015-07-05 22:43:42 | 歪んだ批評
お気に入りポイント :べーーべーーべーー(ギター)

観ちゃいましたねー、マッドマックス。
まだ観てない人は「テレビでやってるCMが延々2時間続く」と思えば間違いありません。

が、しかし。面白いのは「鉄は硬い」という当たり前の事をきちんとやってること。

主人公マックスは鎖に繋がった悪者を殺したものの、鎖が切れないので暫く死体担いでうろうろせざるを得ないし、悪者は車の中、マックスは外にいたから二人の間には車のドアがある訳で、ドアも外してズルズル引きずる羽目になる。

当たり前なんだけどやってる映画はあまりないですよね。おもろい。

あと‥この映画、意外とアートでして、白塗りの人たちや、劇団四季のライオンキング、凄まじいトラウマのカットなんかがいい感じです。ブルーマンも思い出した。白いけど。

一応、愛だの死だの別れがあり、目指した故郷の成れの果てに愕然としたりするのですが、まあ、その辺りはね、オマケですよ。オマケ。感情なんかピクリとも動かんかったもんね。

あとこの映画の偉いところは、女性蔑視や奇形、ハンディキャップをぶちこんでるところ。近年そう言うのは避ける傾向がありますが、バンバン登場します。
良いかどうかは分かりませんが、全くそれがないのは如何なものかと思います。

この映画は、ディテールが兎に角良くて、車も人も、何もかもがかっこいい。そう感じました。