次の戯曲書くでー

終わりましたセミナーズ2013 お越しいただきました皆さま、ありがとうございました。あ、これ前回も言った？ああ、そう。



▲うははは、どういう演劇だよ。

さて、次、次。

次は5月のリーディングを挟み、キタ、「おじあり」。助けたおじさんが恩返しに来るちょいキモコメディだ。

随分前に書いたので、久々に引っ張り出して息を吹き込んでやる。ああ、まだつかえる。

今回学んだこと、無茶やってもお客さんは付いてきてくれる、を大事に進めて行きたい。

あと説教演劇には絶対しない。もうね、演劇を通じて命の尊さとか愛の素晴らしさとか伝える時代じゃないかんね。そんなの飲み屋で説教されるようなものだから！とツイッターで書いたことを繰り返してみたり。

ちなみに「ハッピークレイムキングダム」では、許すことの大切さが、ひとつ大事なポイントなのだけど、そんなの誰も何とも思ってないはず。でもどっかで「許さなきゃいけないの」なんてのをポコっと思い出してくれると‥ないな。さらっと流したもんな（笑）。

音楽を何とかすべてオリジナルで行きたいなあ。
セットもも少し無茶できるなー。

今回やれなかった、セットをゴリゴリ動かす！もやりたいなあ！練習の時にセットできてなきゃダメね。そこが面倒ね。

さ、つぎ、つぎ。

今度こそやってみよう、単独。

「おじさんが、ありがとう」だ。

先日の公演「ハッピークレイムキングダム」がどうだったのか全然分からないんだけど、アンケートに書かれていた「好き」と数人に無理矢理「面白かった」を言わせて、自分をなんとか納得させる。

ハッピー‥は笑い声がきちんと聞こえた。笑い声が聞こえれば必ずしも満足してくれているかどうか？といえばそうでもないケースが稀にあるのだが、もう、そんなこと言ってたら前に進めないよね。

単独だから壁が作れるなあ。そんなことを思ってしまう。また発泡スチロールと段ボールでやろうっと。

素敵な役者様に巡り会えますように。

どうだったのかなぁ。ハッピークレイムキングダム。

やり切りましたな、ハッピークレイムキングダム。

音響席からゲラゲラ笑いながら観てました。

時折、堅いお客様もいらっしゃって、こりゃー笑わないなぁ‥なんて思っていても役者様のチカラで、最後には笑い声が聞こえました。やっぱ役者さんはすげーな。

セリフも勝手に足されて良くなっておりまして‥うーむ、なんて思いました。分かり易くするとか、何かお客様の為になるセリフを足すことは、お客様思ってのことだから、本当に嬉しかったんだ。

で。

俺的には凄く面白かったのだが、元戯曲セミナーの同期達が、逃げるようにコメントせず帰って行くのよ。もう、心配で心配で。

目が合った瞬間に逃げるんだよう。めそめそ。

何がいけなかったのかなあ、と思う。

アンケートは結構好きと言ってくれる人が多くありがたいのだが、演劇関係者がこぞって口を閉ざす。なぜだー。

確かに、舞台からはみ出てたかも知れませんし、スタッフの俺が舞台に上がってったし、ドリフの早口言葉はあるし、エモーショナルな音のない世界はやりっぱなしで回収してないし、マロニエ氏はヘラヘラしてるし（笑）不安要素しかないわ！

どうだったのかなあ。。

まあ、真実をアンケートに書く人なんかいないし、本音で言ってくれる人もそうそういないだろう。

気にするだけ無駄なのかな。

終わったー。

セミナーズ2013が無事終了いたしました。
ホッとした。

さて。ワシの「ハッピークレイムキングダム」について語っちゃおうかな。

まず。タイトルが間違ってるよね。「クレイム」じゃないよね、「クレーム」だよね。ちっ。

色々と不安でした。主役に立てたおばちゃんが突然出れなくなりいまのおばちゃんに代わったり、「俺出たいです」とか言ってた若いのも「3月に（他の）舞台に出ることになりました！ 練習できないけど頑張ります」とか言い出すし、それを聞いた真柄氏は「じゃあフライヤーから名前消しときますね」とか言って速攻消しちゃうし（笑）。待て待て練習なしでも行けるかまだ悩んでるんだ‥。

本にも色々と悩みの種は有って‥。

音響ブースから俺がでてきて舞台の役者にフリップボードを渡して良いのか？とか、何でいきなり早口言葉が始まるの？とか、冒頭の「音のない世界か‥」とエモーショナルなシーンを入れたけどそれやりっ放しでいいの？とか。

なので早口言葉の前に「安全なドラッグを飲みトリップ」なんてのを加えようとも思いましたが役者陣の「要らないんじゃない？（面倒くさいし）」という言葉を聞き、「俺は真剣なんだ！でもまあいいか」なんて思って止めました。ははは。that's 雑。

その辺どうなの？と聞きたいが、知人友人コメントを避けるように帰って行くのでうーむわからん。

ただ、そこで怒ってる人は居なかったのでまあ良いのかな。アンケートにも「話しが回収できてません」とか無かったしね。観てる側も「まあ良いかー」なのかな。

セットに関しても、よく演劇関係者から「この値段でセットなしかよ！」なんて言葉を聞くので、頑張りました。狂ったように発泡スチロールや段ボールと格闘しました。これなら怪我しないしね。運ぶこと考えてませんでしたけどね。

練習回数は結構多かったと思います。当初3回予定でしだが、6回はやったんじゃないかな。雨でもキチンと練習しに行きました。

馬鹿馬鹿しい内容ですが、ひとつは「謝ったら許そうぜ」という、最近のクレーム気質の日本人に伝えたいメッセージがあります。

あと役者さんには、兎に角名前と顔を知ってもらおうぜ、という想いがあります。

あとはこれ自体がワシそのもので、クレーム気質だしいい加減だし、グチャグチャだしパロディ大好きだしうひひひひひひなんです。

ワシ、人徳ないし、脚本出すと出演断られるし‥続けて行く自信が全然無いのですが（笑）。でもひっそり単独公演をやりたいな、なんて思ってます。それが次の野望。

来てくださった皆様、演じてくださった役者様、支えてくれたスタッフの皆様、本当に有難う。

暫く幸せに過ごせそうです。

思う事。

順番を決めるため、新宿に。

観てくださる方が少しでも喜んでくれる様に緩急をつけて。

オムニバスで個々の話しに繋がりは無いが、全体を通してひとつの出し物で有る事には違いはない‥と言いたかったが話ひとつ聞いてもらえず。

自分のやりきったらそれで良し、という事だった。これはどうやらメンバー全員の意見の様だ。

成る程。

出てくださる役者さまのキャリアもあろう、ベテランがトリを務めるべきであろう、と思った。それだけ引っ張れるのもベテランの実力だと考えていた。

ふたりの主催から、先にやりたい理由を聞いた。
客が疲れ集中力が切れるから。オムニバスは自分の観たら帰るから。

成る程。

疲れているか、成る程。

私のやる奴の直前に休憩を挟もう。決めた。