ブログスムタ

演劇だの映像だの猫だの犬だのなんでもいくぜ!

キチンとした写真を撮る事

2019-09-14 15:49:43 | 日記
フライヤーにはキチンとプロに撮ってもらった写真を使うべきだ、とU氏に言われていた。

とは言え元が元ですから、僕なんかがプロに撮っていただいても…と思っていましたが、今回はふと、お友達が写真スタジオの社長に成られた、との事で、お願いしてみる事にしました。

軽い気持ちで見積もりとったら20万とか30万とかかかるの(汗)。で、お友達価格で撮るだけなら安くするよ、と言っていただきましたが、提示された価格が安すぎて、これはカメラマンのテンション下がるだろう!と思い、まあまあなお金を出しました。それでも格安なのですが、制作さんからは「なんか桁がおかしい」と言われました(メイクは出してくれました)。

撮ってみて感じたのは、まず反響が凄い。facebookのいいねは、僕の中で最高(友達少ないのであれですが)。ツイッターの閲覧数も僕だけなのに結構な数行きました。

イケメンに撮れる、とかではなく、なんでしょうね、画質が違うというか、スマホが落書きなら、スタジオは高級な油画といったところでしようか。質とかカテゴリーが違う気がします。イケメンならもっと凄い事になるのでしょう。

これが多分、プロフィール写真に使うと、あ、まともな役者さんなのだな、と、ランク付けが変わる気がします。

先日、映画の為のプロフィールを拝見しました。
全部グラビア雑誌かと思う凄まじいクオリティ。
映画学校とかのプロフィールも拝見したことありますが、あんなスナップ写真じゃ誰も使いたいと思いません。
初めて演劇打つ時、誰一人良い人いませんでしたもん。あれ、きっと写真の所為ですよ。


感想:猫好きから見た、キャッツ(劇団四季)

2019-09-14 12:36:34 | 歪んだ批評

劇団四季のキャッツを観ました。感じたこと、私にとって良かった事なんかを綴ります。

良くも悪くも、話の筋が殆どない作品だと思います。話を端的にまとめれば20分で描けそうです。これは良くない部分に捉えられますが前向きに捉えれば、話の筋はあまり気にしなくて良い、とも考えられます。本筋以上にもしかしたら各猫たちの個々の猫たちのストーリーに力を入れているのかも知れません。

キャッツからは、兎に角驚かせよう!楽しませよう! という気概を感じます。

天井からこうやったら、驚くよね! とか、ここが開いて猫が出てきたらびっくりするでしょ! とか、猫のようにお客さんと目があったらじっと見つめて目を離さない! とか。こっちにいた猫が、別のところからいきなり出てきたら驚くよね! とか。

 

規模は大きくても発想は小劇場、みたいな感じを受けました。

休憩時間中に舞台見学できたら喜ぶんじゃないか! とかね、セットと客席が動いたらビビるでしょ! とか、キャスト全員で握手して回るんだ! とか。映画じゃできないことをこれでもかこれでもか! とやる訳です。ミュージカルというか、体感型のアミューズメントパークのようなもので、シルクドゥソレイユなんかの感覚に近いかも知れません。

 

猫好きからみたキャッツ

いいか!お前は猫なんだ! 猫がそんな動きするか? 猫だったらどうするか、考えろ! とか檄が飛んでそうです(勝手な想像)。実際の猫好きからすると「猫はそんなに動かないよ」というところなのですが(笑)、猫としてのイメージ通りの動きだと思います。だらんと休んでいる姿も本物の猫見て研究したんでしょうね。難しいのは、機敏な動作を下手にやると猿に見えてしまうこと。体の構造の問題ですね。腕を水平に開くのも、猫としてはできるのですがイメージにそぐわなかったりして、そういう動きはなるべく入れないようにしている気がします。歩くときの足の動き一つとっても、そういう動かし方はしないけど猫のようだ、という動きが取り入れられている気がしました。そうそう、面白いことに、一般的な猫の仕草「毛づくろい」「耳の後ろを掻く」「ニャーと鳴く」などはやりません。江戸家猫八さん江戸屋子猫さんも失業です。


昭和の香り

どこまで残っているかわかりませんが、浅利慶太さんの痕跡を感じる気がします。たまに演劇やミュージカル、歌舞伎なんかもそうですが、何が大事かなあ、と思うことがあります。キャッツにはとても大事なものがたくさん含まれている気がしました。勇気も貰いました。


どこに吐き出せば良いものか。

2019-09-01 11:39:59 | 公演打とうぜ

演劇を打ちたい。打ちたいは良いのだが色々と問題があるのです。

そもそも役者をどうやって集めるか? というあたりから大道具をどうやって運ぶか…まで、やりたいことが山積みなのです。どうすれば良いかわからないのです。

 

さて。昨日は内田さんのプロジェクター実験を拝見させていただきました。

私はプロジェクターの利用にはあまり興味のない人間なのですが、写真の透明スクリーンは痺れました。堤監督の舞台「魔界転生」でも利用されていましたが、「なんだこれは?」という技術はとても面白いものだと思うのです。やはり堤監督の舞台に内田さんと一緒に行くべきだったなあ。

 

私の目指すところは、多分、歌と踊りのない劇団四季なのだと思います。

色々な演劇がありと思うのです、プロジェクターをバリバリ使うものや道具すら使わない演劇。僕は道具を使いたい演劇をやりたいなあ、と常々思うのです。映画の撮影現場に憧れる...入り込みたい...そんな思いがあるのですが、それはお客様には多分伝わらないと思うのです。役者さんはセットの中に入れますけど。

おどおどしているうちに時間が過ぎてゆきます。成功させること…ここではまず、世の話題になることを目的として...どうすれば良いか...そこさえなんとかなれば...。

こんなことどこにも吐き出せず。