嬉しいなって思ったこと。

昨日ですね、某映画会社の作家募集のテストがございまして、受けて参りました。

でね、そのことを facebook に書いたんです。

僕はあまり人付き合いしない人なので、 facebook のそもそものお友達が少ないし、記事を挙げてもそうそういいねがつかないんです。スタバに行った写真とか、いいねほぼゼロ。チッ。

でもね、テストを受けた話を掲載したらすっごくいっぱい いいね がつきました。どんな気持ちでいいねしていただいたのかわかりません。「ウケる」でも「無謀な」でもいいんです。すごく嬉しい。どんなに気に入った写真を挙げても、犬猫の写真を載せてもそこまでいいねがつかなくて。ラーメンとか、ほら、なんか食べ物とかイベント会場とか、そういうのにいいねがつくのだと思ってるんだけど、大好きな食べ物載せてもいいねがつかないくせに、こんな無謀な(笑)、僕の夢にいいねしていただけた。

なんだろうな、嬉しいな、というのと、人の夢とか喜びにいいねしてくれるいいお友達が沢山いてくれて嬉しいな、と思いました。

実現する前に口にすると叶わない。そんな迷信を信じて生きてきました。

多分、失敗したら恥ずかしいから黙ってろとか、みっともないとか、そんな理由でその迷信ができたのかな？なんてちょっと思います。

僕だって、友人たちの挑戦を喜ぶもんね。

ありがたいし、いい人たちと知り合えているのだな、とちょっと嬉しかったり。

あざっす。

どハマり。

僕の髪を切ってくださっている美容師さん（30代オトコ）が、演劇とミュージカルにハマった。

キッカケは演劇のヘアメイクを担当したかららしいけど、ハマってこの前、推しの乃木坂の娘が主演のミュージカルに行き、なんだかんだで男性俳優の演技力に魅了された、と話してくれた。

良いことだ。

「たにおかさんは、演劇とか観たことありますか？」

‥う、うん。あまり観たことないんだけどね。

アレルギー

以前、演劇大好きな T氏 に言われたんだけど、僕は変な葛藤を持って生きている。

自身の中に矛盾がある（僕は人間ってのは大概そういうものだと思っているのだけれど）。

久々の葛藤は「演劇きもい」だ。

気持ち悪い。そう思う。

悩みの答え。

なんで演劇を打つのか、ここの所ずーーーーーっと考えている。

ひとつ気付いたのは、皆んなで観た光景をあーだこーだ突きたいんだよね。くだらねーでもいいし、そうね、なんかこう、

「一緒に変な光景見ちゃったね、どうなのよあれ」みたいなね。

観た人に楽しんで欲しい‥から一歩進んだのかな？

整合性のとれた人生が無いように、演劇に整合性は（あまり）いらない。結果は必然かもしれないけれど。

「あいつムカつくよね」とかさ、「ウケる」とかさ、「マジビビった」とかさ、僕のやつはそんな感想が欲しいかな。

演劇の目的は人それぞれで良いはずで「難解で辛い」楽しみや「息苦しい」なんて目的もあると思うす。それは演劇それぞれね。ただ‥


「あ、ごめん、みてなかった」「なんかあったの？」

ってのだけは嫌ね。

実は演劇嫌いなんです。

演劇嫌いなんだよ！ と言うね。

あのあったか家族感溢れる集団に入っていけないし、話しは難しいし、登場人物の名前わからないまま話終わっちゃうしー。

そんな私が昨日、ゴリゴリの演劇空間に入り込みました。うーむ。

なので昨日は身動きとれず何もできませんでした。おおこわ。

ワシはそういう演劇とは違う方向で、ワシなりの演劇を作りたいと思ってる。ただ、最近それで良いのか？と悩んでいるわけで。

ゴリゴリの演劇空間を見ながら、楽しそうに演技をしている役者をみていた。

「こうしないと、ここが部屋の中に見えないから！」と言いながら見えない壁に拘る役者。ああ、そうか、という受け側の役者。うっかり壁があるはずのところから話しかける役者、「壁から声がする」という役者。

その熱に圧される。真剣だ。

これを見た時、あ、、ワシは間違ってるのか？
と思ってしまう。ぐらついてしまう。怯えてしまう。

若い役者陣だけど明らかな先輩だ。力量の差は明確だ。

ワシは、自身の脚本が却下され他の脚本が採用されるたびに、落胆よりも「それが望まれた脚本だ」と納得する。

その主宰が呼ぶ客層、その役者たちのファンの方々の望む脚本なのだろうと感じ、観させていただく。（どっちかというとお客様を観させていただく。）

亜種であるワシは正統派には勝てない。
勉強させていただきます。