ひよりの音楽自己満足

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桜庭統さん Passage

2014-01-12 11:18:45 | 桜庭統さん
 ゲーム・ミュージック界等で大活躍されている<桜庭統さん>。これまでに膨大な数のアルバムを発表されています。で、ご自身のソロアルバムはというと、1990年に「戯曲音創」を発表され、その後しばらく空いて、2008年1月にピアノ主体の18年ぶりとなる2ndソロアルバム「Forest of glass」を発表されます。そして3年後の2011年9月には「FANTASY ROCK FES 2011」出演に伴ってプログレハードな3rdソロアルバム「After all・・・」を発表されました。このアルバムはミニアルバムという位置づけで発表され、プレス数も少なかったことから、2013年4月に4曲追加され、部分的にアレンジもされて「What’s up」と題してフルアルバムでフランスのmuseaレーベルから発表されました。で、次のソロアルバムはずっと先なんだろうなぁ~なんてのんきに構えていたところ、なんと2013年12月にソロアルバム「Passage」が発表されるとの情報を知ってビックリ!こんなに早いとは!もちろん即予約して発売日を心待ちしておりました。このアルバムでは桜庭さんが全て演奏&プログラミングされていて、ドラムは打ち込みではなく、桜庭さんが叩いておられるようで。
 アルバム「Passage」、1曲目は「Close your eyes」。ピアノの哀しげな音色がゆったりとしっとりとながれて。約1分の小曲です。
 2曲目は「Storm of blooms」。アップテンポのパワフルなピアノリフから、変拍子のパワフルなドラム&ベースがはいって、ピアノのリズミカルなリフがスリリングに、さらにピアノとベースのテクニカルなユニゾンからダイナミックなリフがはいってスリリングに盛り上がって。その後、静かになってミドルテンポでピアノリフがゆったりとながれるも、再びパワフルなピアノリフからアップテンポのスリリングな感じになって、キーボードのテクニカルなリフからモーグのテクニカルなソロが。そしてピアノとベースのテクニカルなユニゾンも。中盤では静かになって、ピアノソロが。その後ダイナミックなリフからオルガンのテクニカルなソロ、さらにパワフルなドラムからピアノの弾きまくりのアグレッシブなソロが。終盤ではリズミカルなリフ、テクニカルなリフからダイナミックなリフとめっちゃ盛り上がって、ラストはピアノの綺麗なリズミカルリフからダイナミックなリフがはいって、ピアノのテクニカルなリフがスリリングに。これぞ!という感じの桜庭節全開の攻撃的でめっちゃかっくいい曲です。
 3曲目は「Starting over」。シンセのほのぼのした感じの音色からゆったりとはじまるも、ダイナミックなリフからうねりまくるベースにのってピアノのテクニカルなリフがスリリングに。さらにモーグのテクニカルなリフが爽快感たっぷりに。そしてピアノのリズミカルなリフ、シンセとのユニゾンでのテクニカルなリフが。その後、静かになって、シンセサウンドがのびやかにながれ、モーグのテクニカルなソロへ。そしてピアノのパワフルなリフから盛り上がっていってオルガンのテクニカルな弾きまくりソロへ。中盤ではシンセとピアノのスリリングなユニゾンリフからダイナミックなリフがはいって、ベースのテクニカルなリフとピアノのパワフルなリフがスリリングに。その後、静かにシンセサウンドが響くも、再びアップテンポのパワフルなリズムがはいってピアノとシンセのリズミカルなリフから盛り上がって、ピアノとモーグがユニゾンでテクニカルなリフをスリリングに。終盤ではピアノとベースのスリリングなユニゾンリフからダイナミックなリフで盛り上がって。ラストは一旦止まってからシンセサウンドがしっとりとゆったりとながれるも、一転ピアノとベースのテクニカルなユニゾンリフからダイナミックなリフが。
 4曲目は「Sigh」。ピアノのしっとりと美しい音色がゆったりとながれ、ドラマティックに展開して。約1分の小曲です。
 5曲目は「Caution of the fragile」。ゆったりとしたシンセサウンドからはじまって、キーボードのリズミカルなリフからダイナミックなリフと叩きまくりドラムでスリリングに盛り上がって。そしてアップテンポの変拍子にのってシンセのリズミカルなリフが爽やかにながれ、オルガンリフ・シンセリフがのびやかにながれて、ダイナミックなリフからオルガンのテクニカルなリフと叩きまくりドラムがスリリングに展開し、そこからオルガンのテクニカルな弾きまくりソロが。中盤では静かになり、シンバルが響き、そこからダイナミックなリフがはいってアップテンポの変拍子でシンセリフがスリリングに。そしてシンセの爽やかなリフがのびやかにながれ、オルガンのリズミカルなリフと叩きまくりドラムからテクニカルなユニゾンリフが。終盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムからシンセのリズミカルなリフがはいって、キーボードとベースのテクニカルなユニゾンリフがスリリングに展開して盛り上がって。ラストはシンセサウンドがしっとりと響いて。
 6曲目は「時を止めて」。ピアノのしっとりとした音色がゆったりとたおやかにながれて。癒し系な感じですね。約1分の小曲です。
 7曲目は「Dangerous fragment」。しっとりとしたシンセサウンドから静かにはじまるも、うねるベースからダイナミックなリフと叩きまくりドラムでスリリングに。そしてアップテンポの変拍子にテクニカルなオルガンリフがのって攻撃的になり、パワフルなドコドコドラムからモーグが爽快感たっぷりにのびやかに奏でられて。その後、オルガンのパワフルでリズミカルなリフから弾きまくりのテクニカルなオルガンソロへ。中盤ではモーグの妖しいフレーズからそのままテクニカルなソロへ。そして一旦静かになるもキーボードのテクニカルなリフからパワフルなベースがはいって、オルガンとベースのテクニカルなユニゾンがスリリングに展開して。その後、静かになってからオルガンのパワフルでテクニカルなリフ、変拍子にのってのモーグのリズミカルなリフからモーグが爽快感たっぷりにのびやかに。終盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムからスリリングに盛り上がって。そしてベースのテクニカルなリフとパワフルなドラムからモーグがのびやかに奏で、再びダイナミックなリフからアップテンポでオルガンとベースがテクニカルなユニゾンを叩きまくりドラムとともにスリリングに。めちゃめちゃかっくいいっす。
 8曲目は「Around the cold world」。キーボードのしっとりと哀しげなリフからはじまって、ピアノのしっとりとしたリフからキーボードのクリスタルな音色のほのぼのしたリフがゆったりとながれ、オルガンとメロトロンの音色がのびやかにながれ、パワフルなドラムとともに壮大なシンセサウンドも入ってドラマティックに。中盤ではミドルテンポのシンセリフから、シンセがドラマティックに奏で、キーボードとベースのリズミカルなリフからダイナミックなリフがはいってアップテンポでスリリングに展開し、オルガンの弾きまくりのアグレッシブなソロがたっぷりと。終盤では一旦止まってからシンセサウンドがゆったりとのびやかに、キーボードのクリスタルサウンドがゆったりとほのぼのしたメロディを奏で、シンセののびやかで壮大なサウンドがはいってドラマティックに盛り上がって、そこからモーグのエモーショナルなソロ、オルガンのテクニカルなソロが。その後、キーボードのテクニカルなリフからダイナミックなリフがはいって盛り上がって、ラストはクリスタルな音色がしっとりと響いて。
 9曲目は「Passage」。ピアノとキーボードのリズミカルなリフが叩きまくりドラムとともにアップテンポでスリリングに。そしてオルガンが響くなか、ピアノのエレガントな感じのリズミカルなリフ、オルガンのリズミカルなリフがスリリングに、さらにピアノのリズミカルなリフからパワフルなドコドコドラムとともに盛り上がって。中盤ではピアノの綺麗なリフが流麗にながれ、ピアノのパワフルでリズミカルなリフが叩きまくりドラムとともにスリリングに展開し、モーグの弾きまくりのテクニカルなソロが。その後、ミドルテンポのゆったりとした感じになって、ピアノの優雅でエレガントな感じのソロ、続いてキーボードのエモーショナルなソロが。終盤ではピアノとキーボードのリズミカルなリフが迫りくるようにスリリングに展開し、ピアノのパワフルなリフから叩きまくりドラムとともにパワフルに盛り上がって。ラストはピアノの音色がダークに響いて。
 10曲目は「雪解け」。ピアノのしっとりとした音色がゆったりとながれ、それが力強くリズミカルになって、たおやかに綺麗に、シンバルロールとともにドラマティックに盛り上がって。その後、ピアノのパワフルなリフがゆったりと静かになるも、再びパワフルになっていって、躍動感たっぷりに。
 11曲目は「Blast of wind」。ダイナミックなリフからアップテンポの疾走モードでグルーヴィなベースにのってオルガンのリズミカルなリフが。めっちゃ攻撃的でかっくいいっす。そして吼えまくりのアグレッシブなオルガンソロからシンセがのびやかに奏で、オルガンのテクニカルなリフからブレイクをキメて。その後、静かになるもオルガンとベースのテクニカルなソロからグルーヴィなベースにのって再びアグレッシブな弾きまくりのオルガンソロへ。中盤ではミドルテンポでゆったりと壮大なシンセサウンドがながれるも、再びアップテンポになってオルガンリフと叩きまくりドラムから疾走モードで盛り上がってオルガンのテクニカルなソロへ。終盤では疾走モードでオルガンのリズミカルなリフからシンセがのびやかに奏で、ダイナミックなブレイクからスリリングなユニゾン、そこから弾きまくりのスリリングなオルガンソロが。ラストはミドルテンポになってゆったりと壮大に。そしてオルガンがのびやかに奏でられ、テクニカルなリフでFin。
 12曲目は「Silent」。ピアノの奥深い音色がゆったりとダークにながれて。約1分の小曲です。
 13曲目は「Hedge hog」。パワフルなシャッフルモードでダイナミックなリフからグルーヴィなベースにのってピアノの綺麗な音色のリズミカルなリフが。そしてミドルテンポでゆったりとなるも、再びアップテンポのノリノリのシャッフルモードになってピアノの綺麗なリフからダイナミックなリフがはいって、ピアノとシンセのリズミカルなリフから盛り上がって。中盤ではアップテンポのノリノリのシャッフルモードで、グルーヴィなベースにのってピアノのリズミカルなリフがながれ、ミドルテンポになってピアノがゆったりとドラマティックに奏でられて。終盤ではアップテンポのノリノリのシャッフルモードに戻って、ダイナミックなリフから盛り上がって
 14曲目は「Ice glass」。ヴァンゲリスの“南極物語”を彷彿させるシンセのしっとりとした音色がゆったりとながれ、オルゴール風の音色がゆったりと暗く響き、シンセの壮大なサウンドが響くなか、クリスタルなサウンドが綺麗に響いて。そしてラテンパーカッションのアップテンポのリズムが入って、シンセサウンドがゆったりとながれ、ピアノのリズミカルなリフもはいって、躍動感のあるリズムにのってシンセがのびやかに、壮大に奏でられて盛り上がって。中盤では一旦止まってからクリスタルなサウンドがゆったりと響くも、シーケンスのアップテンポのリズムがはいってシンセサウンドが壮大に響き、クリスタルサウンドのリズミカルなリフからチェロ風のベースサウンドがのびやかに力強く響いて。終盤ではミドルテンポの躍動感たっぷりのパワフルなドラムからシンセがのびやかに奏で、盛り上がっていって。ラストは静寂のなか、クリスタルサウンドが響いて。
 HPのアルバム紹介では桜庭さんのコメントで“今自分が格好が良いと思える音を形にしました”と書かれています。静かな美しいピアノの小曲とめっちゃ弾きまくり叩きまくりのテクニカルなハードプログレが絶妙に配置されて、全14曲通して楽しめる、桜庭さんの魅力を存分に堪能できる素敵なアルバムですね。ここまで凄腕っぷりを聴かされてしまうと、聴くだけでなく、観たくなりますね。またぜひライブをお願いしたいっす。

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2 コメント

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Unknown (あきかん)
2014-01-12 20:32:54
今年こそライブやってほしいですね。前回のファンタジーロックフェスは短いステージでしたので、ガッツリ聴いてみたいものです。
ありがとうございます。 (ひより)
2014-01-12 21:02:24
 わぁ!あきかんさん、いらっしゃいませ!
コメントを書いてくださってありがとうございます。とっても嬉しいです。
ほんとまたぜひライブをやってほしいものです。あの凄テク演奏を生で観たい聴きたいっす。

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