ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

カレイドスコープ 78's

2013-04-27 11:17:03 | 70's J-Rock
 1978年に発表された夢の超豪華メンバーによるスーパーセッションのスタジオライブアルバム「カレイド・スコープ」がやっとCD化再発されました。これは1973年からはじまったFM音楽番組“デンオン・ライブ・コンサート”の200回記念特別番組として企画されたセッションで、<ミッキー吉野さんkey>と<渡辺香津美さんg>が中心となって凄腕ミュージシャン達がアツい演奏を聴かせてくれます。他メンバーは<カルメン・マキさんVo><竹田和夫さんg><土屋昌巳さんg><井上憲一さんg><ジョージ紫さんkey><ジョン山崎さんkey><Steve Foxさんb><Tommy Snyderさんdr><ポンタ村上さんdr><酒井俊さんVo><向井滋春さんtb><土岐英史さんss,as><植松孝夫さんts><岡沢茂さんb><松本博さんp><横山達治さんper>といった凄すぎのメンツですから、タイトル通りのまさに“万華鏡”でもう聴く以前から興奮してしまいます。
 アルバム1曲目は「処女航海」。ハービー・ハンコック氏の曲です。ゆったりとエレガントな感じではじまって、ブラスがはいってパワフルに。そしてしっとりとした感じになって酒井さんの力強く伸びやかなヴォーカルがはいって。中盤ではアップテンポになって香津美さんの軽快でテクニカルなギターソロが。バックのベースもドライブしててめっちゃかっくいいっす。続いては竹田さんのアグレッシブな弾きまくりギターソロが。その後静かで幻想的な感じになって、ギターサウンドが響くなか、ヴォーカルがパワフルなスキャットを。終盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムが。ラストは盛大にFin。
 2曲目は「世界はゲットーだ」。ファンクグループ「WAR」の曲です。静かに始まって、ベースとブラスサウンドがゆったりと伸びやかにながれ、ギターとツインドラムも加わって徐々に盛り上がって。そして静かになって、まずは酒伸びやかなヴォーカルが。そしてファンキーでパワフルなリフから力強いパンチの効いたヴォーカルがはいって盛り上がって。サビではパワフルなヴォーカルのバックでギターが弾きまくって、そのまま何本ものギターが弾きまくりのアツいギターバトルソロへ。続いてはトロンボーンのアグレッシブなソロ、Saxの吹きまくりソロが。バックのツインドラムも凄い迫力です。終盤では香津美さんの軽やかでテクニカルなギターソロから、伸びやかなヴォーカルがはいって、その後リズムが止まって様々な音が飛び交うフリーインプロ状態に。それが徐々に静かになってFin。
 3曲目は「アズ」。スティーヴィー・ワンダー氏の曲です。まずはアコギのボサノヴァ風の爽やかなギターソロが。そしてリズミカルなギターリフからアップテンポでピアノの爽やかで軽快なリフが。その後パワフルなリズムがはいって、リズミカルなコーラスが。そこからピアノの明るく軽快でテクニカルなソロへ。中盤ではサビからテクニカルで軽やかなギターソロへ。続いてコーラスからエモーショナルなオルガンソロへ。終盤ではサビのコーラスからパワフルに盛り上がるも徐々に静かになって、ラストはハンドクラップのリズムにのってコーラスが。ジャジーで軽快でとっても楽しい曲ですね。
 4曲目は「カレイドスコープ」。このセッションのために書き下ろされた曲で16分に渡るセッションが収められています。アップテンポの軽快なラテンパーカッションのリズムからはじまって、そこに電子サウンドや様々な音が飛び交って、徐々に盛り上がっていって、アップテンポの軽快なノリノリビートにのってトロピカルで明るく爽やかなフュージョン風に。まずはギターのアグレッシブな弾きまくりソロが。バックではドラムも叩きまくって。そしてそのままドラムソロへ。中盤では一転ミドルテポになってパワフルなツインドラムのリズムにのってブルージーなギターソロが。それがそこからヘヴィでアグレッシブに弾きまくって。終盤では一旦止まって綺麗なクリスタルサウンドが幻想的に奏でられ、ギターとSaxがユニゾンでゆったりと奏で、そこにトロンボーンも加わって徐々に盛り上がっていってFin。
 全4曲で計32分間の凄いスーパーセッションが楽しめますが、これだけの豪華メンバーの演奏でたった32分間しか聴けないのはほんともったいないっす。いまとなっては再現は難しいでしょうけど、これはほんとライブを観たくなりますね。なんにせよ、こうしてこの貴重な音源を聴くことができてほんと嬉しいっす。

13.4.18 彼岸の此岸

2013-04-21 13:31:56 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2013.4.18 横浜野毛DOLPHY
<彼岸の此岸>
 ウッドベース<吉野弘志さん>、ギター<鬼怒無月さん>、タブラ<吉見征樹さん>、そしてヴァイオリン<太田惠資さん>という凄腕メンバー豪華ユニット<彼岸の此岸>。以前からこのユニットのことは知っていたんですけど、これまでなかなかスケジュールが合わなくてライブを観に行けなかったんですね。いつかいい機会がないものかと機会を伺っていました。そんな折に4/18に野毛でライブがあると知って、この機会を逃がすものかとすぐ予約して当日を楽しみにしていました。
 日が近づくに連れて、いろいろ情報がながれてきて、このユニットのライブは4/18以降は秋までないそうで。そしてもっともビックリしたのは、太田さんが今年大阪で倒れて1ヶ月入院されてたとか。現在は復帰してライブ活動をされてるとのことでひと安心ですが、やはりこの目で元気なお姿を確認したいと4/18を待ちかねていました。そうそう、それともうひとつ。会場のDOLPHYが先日一部改修工事をされたとのことで、そちらも楽しみです。

 さて当日。平日通常勤務なので、仕事を終えてから横浜に向かって。開演予定時間10分前に着いて、ドリンクをオーダーしてのんびりと開演を待ちます。お店はというと、以前までステージは客席と同じ高さだったんですけど、今回新たにステージ部に高さ30cmくらいの台が設置されて見やすくなりましたね。ちょっとビックリです。

 19時45分、メンバーの皆さんがステージに登場して準備を始めます。ステージ向かって左がヴァイオリン太田さん。その隣がギター鬼怒さんで、ガットギターと水色ハンバッカーストラトが準備されています。その隣後ろに大きなコントラバスを抱えた吉野さん、そして一番左がタブラ&パーカッションセットを前にした吉見さんが。鬼怒さん、まずはガットギターを抱えて。

 1曲目はモンゴル民謡の「牧歌」っておっしゃったかな?ベースの哀愁ただようメロディがゆったりとながれ、ヴァイオリンとギターがしっとりと。そこに鈴がアクセントに加わって。和の情緒というか郷愁ただようメロディがしっとりとながれ、その後ヴァイオリンのエモーショナルかつテクニカルなソロへ。中盤ではベースとタブラのリズミカルな跳ねるようなリズムがはいってギターのテクニカルなソロ、ベースの力強いソロ、ヴァイオリンのメロウなソロと続きます。終盤では太田さんがヴァイオリンと唸るようなヴォイスでホーミーも交えて力強く奏で、ラストはメロウでゆったりと美しく奏でて。

 「どうもありがとうございます。<彼岸の此岸>久しぶりのライブです」って吉野さんが挨拶されて大拍手。ここでメンバー紹介です。「ヴァイオリンと不思議な声を聞かせてくれた、太田惠資!」って大拍手!「本当に彼岸から戻ってきた」って吉野さん。「お騒がせしました」って太田さん、大拍手!「知らないひとのために・・・」って、太田さんはライブで大阪に行ったとき、体調が良くないと病院に行かれたそうですが、なんと診察中に心筋梗塞で倒れてしまって、一時心肺停止状態にまでなったそうで。すぐに緊急手術を受けて1ヵ月くらい入院されてたとか。「よく帰ってきてくれました」って吉野さん、大拍手!そして「ギター、鬼怒無月!」「タブラ、吉見征樹!」って紹介して、大拍手!「ベース、吉野弘志です。宜しくお願いします」って大拍手!鬼怒さんはストラトの準備を。

 2曲目はオリジナル曲で「ウンババ」っておっしゃったかな?ベースの跳ねるような楽しいリズムリフからギターもリズミカルなリフを弾き、ヴァイオリンが音の外れたようなアヴァンギャルドなリフを。そしてギターリフにのってヴァイオリンのアヴァンギャルドなソロへ。その後静かになってギターソロへ。アヴァンギャルドな感じではじまって、徐々にテクニカルに激しく弾きまくって盛り上がって。続いてベースの躍動感あふれるパワフルなソロ、吉見さんのタンバリン(?)の叩きまくりソロへ。終盤ではミドルテンポのリズムでヴァイオリンとギターがアヴァンギャルドなリフをパワフルに静かにと強弱をつけて弾き、ラストはユニゾンでFin。

 続いて3曲目。アラブ民謡だそうで曲名は聴き取れなかったっす。鬼怒さんはガットギターに持ち替えて。タブラのミドルテンポのリズムからはじまってギターとヴァイオリンがユニゾンでアラビアンリフを弾き、ヴァイオリンが伸びやかに妖しげなメロディを奏で、ギターが哀愁ただようメロディを奏で、そしてユニゾンでメロウなリフを奏でて。中盤ではヴァイオリンがアラビアンなソロ、ギターがメロウなソロ、ベースがエモーショナルながら力強い音色のソロを。終盤ではヴァイオリンとギターが交互に哀愁ただようメロディを奏で、ブレイクリフからユニゾンでFin。

 鬼怒さんがストラトに持ち替えて4曲目。トルコ民謡だそうで曲名は聞き逃しました。タブラのミドルテンポのリズムからヴァイオリンとギターがユニゾンで妖しいメロディやテクニカルなリフを。その後ブレイクリフからヴァイオリンのテクニカルなソロ、ギターのヘヴィサウンドのアグレッシブなソロ、タブラのパワフルなソロが。終盤ではギターとヴァイオリンのユニゾンリフから太田さんがスキャットを。曲が終わると吉野さんが「吉見征樹!」って大拍手!

 「次が前半最後の曲です」って5曲目は「他人の顔」。鬼怒さんはガットギターに持ち替え、まずミステリアスな感じのテクニカルな弾きまくりギターソロを。吉見さんはチャイムを鳴らしてアクセントを加えて。その後ギターがしっとりと奏で、鈴やチャイムの音色が響き、ギターのアルペジオリフをバックにベースが弓で力強くメロウなリフを奏でて。そしてタブラのミドルテンポのリズムがはいって、ギターがメロウなフレーズを奏で、ヴァイオリンが哀愁ただようメロディを奏で、そのままドラマティックなソロへ。中盤ではギターのテクニカルなソロ、ベースの力強いソロが。終盤ではヴァイオリンとギターがメロウなフレーズを美しく響かせてドラマティックにFin。
 曲が終わると大拍手!吉野さんがメンバー紹介をしておのおのに大拍手が。「ちょっと休憩します」って、メンバーの皆さんは大拍手のなかステージを降りて楽屋へ。これにて前半終了です。時計を見ると20時47分。ちょうど1時間でした。

 21時18分ころ、ステージに吉野さんと鬼怒さんが登場し、太田さんは客席後方へ。「お待たせしました。後半最初は鬼怒くんとDUOで」って吉野さん。鬼怒さんはガットギターを抱えて。
 後半最初となる6曲目はブラジルの曲だそうで、曲名は聴き取れなかったっす。まずはギターソロ。綺麗なメロディを爽やかな感じでゆったりと奏でて。その後ギターがしっとりと奏で、ベースが味わい深いラインを響かせ、ほのぼののした感じになって、ギターのエモーショナルなソロへ。続いてベースのテクニカルで力強いソロへ。終盤ではギターのしっとりとしたメロディがベースラインにのってながれ、ほのぼのした感じでメロウに爽やかにFin。「鬼怒無月!」「吉野弘志!」って紹介し合っておのおのに大拍手が。

 ここで太田さんと吉見さんもステージに登場して「それでは全員で」って吉野さん。鬼怒さんはストラトの準備を。7曲目はオリジナル曲で「半分の月」。ギターのDのワンノートが響き、ベースがゆったりとミステリアスな感じのラインを奏で、ヴァイオリンもミステリアスなフレーズをベースと交互に奏で、吉見さんが鈴やチャイムを鳴らしてアクセントをつけて。その後タブラのミドルテンポのリズムがはいってベースが弓でミステリアスに奏で、ヴァイオリンもゆったりと伸びやかに奏でて。中盤ではベースのダークなリフからタブラソロへ。吉見さんは叩いたりヴォイスタブラも。フレーズを歌って、それを叩いて。その後タブラのアップテンポのリズムがはいってヴァイオリンのテクニカルなソロが。終盤ではブレイクリフからヴァイオリンのパワフルなリフで盛り上がって、ラストはしっとりと。「ヴァイオリン、太田惠資!タブラ、吉見征樹!」って大拍手!「鬼怒くんはDの音だけを延々と弾いてくれました」って大拍手!そして「このわけのわからない曲を作った吉野弘志!」って太田さんが紹介して大拍手。

 「次の曲は吉見さんのタブラをフィーチャーした、わけのわからない曲のダメ押し」って吉野さん。
 8曲目。カウントからベースとタブラが跳ねるようなリズムではじまって、ギターがフィルを入れ。ヴァイオリンが伸びやかに奏で、そしてリズミカルなリフからパワフルに盛り上がって。その後タブラとベースがアップテンポでパワフルにスリリングに、ギターとヴァイオリンが伸びやかにミステリアスに奏で、終盤では太田さんの“太田語ヴォイス”が力強くながれて。「吉見征樹!」って吉野さん、大拍手!吉見さん、立って「吉見まーさーきー!」って大拍手!

 「次の曲はヴァイオリンをフィーチャーして、唯一のJAZZスタンダード曲を」って吉野さん。鬼怒さんはガットギターを抱えて。
 9曲目は「マイ・オールド・トゥエイク」っておっしゃったかな?まずはヴァイオリンのリズミカルで明るく爽やかなソロが。そして太田さんの合図でギターがはいってしっとりとほのぼのした感じのメロディを奏で、ヴァイオリンが力強く艶やかに奏でて。中盤ではヴァイオリンのリズミカルなリフからそのままテクニカルなソロへ。続いてギターのテクニカルなソロ、ベースのパワフルで味のあるソロを。終盤ではヴァイオリンが伸びやかに爽やかなメロディを奏で、そのままエモーショナルなソロを。「太田惠資!」って大拍手!

 鬼怒さんがストラトに持ち替えて本編最後となる10曲目へ。ベースのハーモニクスサウンドが響き、ヴァイオリンがゆったりとしっとりと奏で、吉見さんがタンバリン(?)を擦って効果音を発して。そしてベースがリズミカルで力強いリフを弾き、ギターがエモーショナルかつテクニカルなギターソロをドラマティックに展開して弾きまくって盛り上がって。その後、ベースとタブラの力強いリズムにのってヴァイオリンがリズミカルなリフからテクニカルなソロを。中盤ではヴァイオリンとギターのテクニカルなユニゾンリフからベースとタブラの躍動感たっぷりのリズムがはいってギターとヴァイオリンが伸びやかに美しく奏で、そのままヴァイオリンのエモーショナルなソロへ。終盤ではギターとヴァイオリンのテクニカルなユニゾンリフから盛り上がってFin。

 曲が終わると大拍手!「ヴァイオリン、太田惠資!ギター、鬼怒無月!タブラ、吉見征樹!」っておのおのに大拍手!メンバーの皆さんは大拍手のなか、立ってお辞儀を。大拍手はそのままアンコールを求める手拍子になって響き渡って。

 「ありがとうございます」って吉野さん。「それではエンディングテーマ代わりに短く1曲」って。鬼怒さんはガットギターを抱えて。
 オーラス11曲目。ベースが弓でしっとりとムーディに奏で、ギターとヴァイオリンがゆったりとメロウにムーディに奏で、ギターのエモーショナルなソロへ。吉見さんはタンバリン(?)を擦ってブラシ風サウンドを。続いてヴァイオリンの伸びやかでエモーショナルなソロ、ベースの力強くメロウなソロが。終盤ではヴァイオリンが伸びやかに艶やかに奏で、ドラマティックに盛り上がって、ラストはしっとりとFin。

 曲が終わると大拍手!「どうもありがとうございました」って吉野さん。「皆さん、身体には気をつけてください」って太田さん、爆笑!説得力ありますね。大拍手のなか、メンバーの皆さんは立ってお辞儀を。これにてライブ終了です。時計を見ると22時26分。1時間10分の後半で、計2時間10分のとっても素敵なライブでした。
パワフルでテクニカルながら繊細で美しく、しかもメロディアスな曲もあってとっても楽しめました。なによりも太田さんがお元気そうでなによりです。艶やかで美しく力強いヴァイオリンサウンドと素敵な声は感動モノ!もちろん吉野さんの力強く味わい深いベースも、鬼怒さんの繊細かつテクニカルなギターも、メリハリのある変幻自在の吉見さんのタブラ&パーカッションもめっちゃ素敵でした。また機会があればライブ観に行きたいっす。

13.4.13 Electric Asturias

2013-04-14 16:06:55 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.4.13 吉祥寺STAR PINE’S CAFE
<壮行ワンマン・ライブ>
“日本のMike Oldfield“と称えられる、マルチミュージシャンで作曲家の<大山曜さん>の音楽ユニット<Asturias>。2009年にロックユニット<Electric Asturias>を結成され、ライブ活動を重ね、2011年9月にデビューアルバム「FRACTALS/フラクタルズ」を発表されました。そして2012年は、2月に伝説のプログレバンドUZのオープニングアクトを務め、3月にワンマンライブ、6月に対BARAKAとの対バンライブと前半は活発に活動されましたが、その後はニューアルバムに向けた曲作りに専念されるとのことでライブはなかったんですね。
 そして今年2013年、5月にアメリカのワシントン郊外で開催されるプログレフェス「RosFest2013」に出演が決まり、その前の4月に吉祥寺で壮行ワンマンライブを行うとのことで、待ちわびていた1年ぶりくらいのライブをめっちゃ楽しみにしていました。
 <Electric Asturias>、メンバーは大山さんの他、ヴァイオリン奏者<テイ・セナさん>、ドラマー<田辺清高さん>、ギタリスト<平田聡さん>、そしてキーボード奏者<川越好博さん>の5人編成です。事前のtwiterやブログで今回新曲を3曲もお披露目とのことで期待が高まります。

 さて当日。第2土曜で仕事も休みなので、開場時間の18時半に間に合うように家を出て吉祥寺へ。早めに着いたので夕食を摂ってから会場へ向かいます。お店の前はすでに長蛇の列です。でも番号順なのでスタッフの方に指定された列へ合流し、その後開場され、受付を済ませてフロアーへ。今回は予約するのが遅かったので、すでに前の方は埋まっていたので後ろの席で観覧です。
 ステージは向かって左手前に2段キーボードセット。その後ろにベースアンプ。右後方に2タム1バスの白い胴のドラムセットですが、メロタムの位置になぜかスネア風のタムが。ちょっとビックリのセットです。そして右手前がギター。中央はもちろんヴァイオリンのテイさんですね。開演近くなるとほぼ満席に。<ptf>の皆さんもいらしてましたね。大山さんがニューアルバムのライナーノーツにコメントを寄せられてましたね。

 19時5分ころ、珍しく注意事項のアナウンスがながれ、19時10分、照明が次第に暗くなって、暗闇のなか、メンバーの皆さんが登場して大拍手!そして機材チェック&チューニングを。平田さんはトラ目の綺麗なレッドボディのレスポールを抱えて。大山さんはナチュラルボディの5弦ベースで、テイさんはエンジ系のコートのようなワンピースを纏って、髪には黒のコサージュが。美しいおすがたを久々に拝見できて嬉しいっす。楽器は黒のエレキヴァイオリンです。後ろの席なのでお脚が見れないのが残念。

 そして薄暗いオレンジ&ブルーライトのなか、幻想的なシンセサウンドがゆったりとながれ、テイさんがスポットで照らされ、ヴァイオリンの伸びやかでゆったりとした音色がながれ、エモーショナルなソロを。1曲目は「闇からの声」。カウントからミドルテンポのリズムでシンセのミステリアスなリフとベースのグルーヴィなリフがながれ、レッド&オレンジライトさらに春雷のようなストロボライトのなか、パワフルなドラムからダイナミックなリフがはいってギターが伸びやかに奏で、ヴァイオリンも伸びやかに哀愁たっぷりに奏で、キーボードがリズミカルで爽やかなリフを。中盤ではキーボードリフをバックにギターがテクニカルなソロを、続いてヴァイオリンがエモーショナルで美しいソロを。終盤ではレッド&オレンジライトのなか、キーボードのリズミカルなリフにのってヴァイオリンが伸びやかに奏で、ラストはゆったりとしっとりと。

 「こんばんは、Electric Asturiasです。ありがとうございます」って大山さんがいつもと違う鼻声で丁寧に挨拶を。「本日久しぶりのワンマン、RosFest2013壮行ライブに大勢お集まりいただき、ありがとうございます」って大拍手!「数日前に風邪をひきまして・・・体調は万全ですが、のどが・・・お聞き苦しい声ですみません」って。「無理だと思ったら、MCは誰かに代わってもらって」って平田さんの方を見て、平田さんもうなづいて。「歌い手でなくてよかった。ベーシストでよかった」って。「頑張っていきますので宜しくお願いします」って大拍手!

 2曲目は最近YoutubeにPVがUPされた「時を支配する人々」。カウントからブルーライトのなか、シンバルのリズムとピアノリフにのってヴァイオリンが伸びやかに切なく美しい音色を響かせて。そしてパワフルなドラムがはいってミドルテンポでピアノ・ヴァイオリン・ギターがリズミカルなリフを。その後ヴァイオリンのエモーショナルなソロが。続いてリズミカルなリフからダンサブルな感じになってピアノのテクニカルなソロ・ギターのテクニカルなソロが交互にとソロの掛け合いが。終盤ではヴァイオリンとギターがハモって、キーボードとヴァイオリンがテクニカルなユニゾンリフを。そしてダイナミックなリフからドラムも叩きまくって盛り上がって、ラストはゆったりと。

 次の曲は「GGへのオマージュ」って大山さん。3曲目は「Tan glam Paradox」。明るく照らされたステージのなか、パワフルでダイナミックなリフが叩きまくりドラムと共に躍動感たっぷりにながれ、ヴァイオリンのリズミカルなリフ、ベースのパワフルなリフからヴァイオリンが伸びやかに奏で、ドラムが叩きまくってスリリングなブレイクリフからダイナミックなリフが。中盤ではミドルテンポになってヴァイオリンが伸びやかなフレーズを奏で、そのままパワフルなリフをバックにヴァイオリンのエモーショナルなソロが。続いて叩きまくりのドラムとギターのテクニカルなソロが。その後ダイナミックなリフからピアノのパワフルなリフにのって、ヴァイオリンとギターが伸びやかに奏で、スリリングなブレイクリフが。終盤ではピアノリフからギターが伸びやかに奏で、ヴァイオリンが艶やかに美しく奏で、そしてダイナミックなリフへ。終盤ではパワフルでリズミカルなリフから躍動感たっぷりのリズにのってヴァイオリンが伸びやかに奏で、ラストはダイナミックなリフで盛大にFin。

 続いて4曲目は「迷いの森」。薄暗いなか、シンセサウンドがしっとりとながれ、ヴァイオリンがゆったりと美しく奏で、ドラムがリムを叩いて鈴を鳴らして静かにリズムを刻んで。そしてグリーンライトのなか、ヴァイオリンが艶やかに美しく奏で、ギターが綺麗なフィルを入れて。その後ギターのエモーショナルなソロ・ヴァイオリンの美しく伸びやかなソロと交互にソロの掛け合いを。終盤ではシンセの幻想的な音色が響くなか、ヴァイオリンがしっとりと奏で、ゆったりとFin。

 「ちょっと業務連絡です。ギターのモニターの音をもうちょっと上げてもらえますか?」って大山さんがPAさんに。そしてここで物販の宣伝を。2011年に発表されたエレアスとアコアスのアルバムが初回プレスが完売になったとのことで大拍手!なので昨年末に追加プレスをされたそうで「部屋がダンボール箱の山」って。「皆さんもう持ってるでしょうから、親しい方へのプレゼントや、アメリカ遠征のカンパということで・・・」って爆笑!

 5曲目は「Castle in the Mist」。ブルーライトのなか、ピアノのリズミカルで冷たい感じのリフから
ヴァイオリンの力強いリフがはいって、パワフルなドラムからダイナミックなリフが。そしてピアノのリズミカルなリフにのってヴァイオリンが伸びやかなフレーズやリズミカルなリフを弾き、ギターも伸びやかに奏で、ドラムも叩きまくってダイナミックなブレイクリフが。その後ピアノのリズミカルなリフとシンバルのリズムからヴァイオリンが伸びやかに奏でて。中盤ではブルーライトのなか、美しいピアノソロが。続いてピアノとベースがしっとりと奏でたあと、ヴァイオリンの哀愁ただよう美しいソロが。その後パワフルなドラムからギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤ではピアノのリズミカルなリフ、シンバルのリズムから躍動感たっぷりにダイナミックなリフが。そしてパワフルなリフにのってヴァイオリンが力強く伸びやかに奏で、ダイナミックなリフで盛り上がって。ラストはピアノ・ベース・ギターのリスミカルなリフがだんだんゆっくりと。

 「ありがとうございます」「次が前半最後の曲で、そのあと15分ほど休憩します」って大山さん。次の曲は「今日のメインイベント」「エレアス史上もっともハードなロック」「三すくみ」「フロント3人とリズム隊のにらみ合い」って大山さん。「なぜ前半最後にやるかというと、体力の消耗が激しいから」って爆笑!

 前半最後となる6曲目は新曲で「Deadlock Triangle」。レッドライトのなか、オルガンがヘヴィに咆え、パワフルなドラムからヴァイオリン・キーボード・ギターがテクニカルなユニゾンリフを。そしてヴァイオリンの伸びやかなフレーズとテクニカルなユニゾンリフが交互にブレイクも交えてスリリングに。中盤ではパワフルなドラムをバックにギターのテクニカルなソロ、ヴァイオリンのエモーショナルなソロが。その後再びヴァイオリン・キーボード・ギターがテクニカルなユニゾンリフを。そこにベースも加わってオールユニゾンで一糸乱れぬテクニカルリフを。凄いっす。そしてヴァイオリンの伸びやかなフレーズとテクニカルなユニゾンリフが交互にブレイクも交えてスリリングに。終盤ではスリリングなユニゾンにドラムもバスドラドコドコで盛り上げて、テクニカルなオールユニゾンでダイナミックに盛り上がってFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!しばらく拍手が鳴りやまず、メンバーの皆さんも笑顔で満足そうに。そしてお辞儀をして大拍手のなか、楽屋へ。これにて前半終了です。時計を見ると20時をちょっと過ぎたところ。50分ちょいの前半でした。新曲めっちゃかっくいいっす!

 21時18分ころ、照明が暗くなって、メンバーの皆さんがステージに戻って大拍手で迎えられます。テイさんはグレーストライプのフリフリのロリ系トップスに黒のフリフリミニスカでめっちゃ可愛い♪平田さんは帽子をかぶってクールにシブくキメて。田辺さんは白シャツすがたでアクティブな感じで。
 そしてはじまった後半最初となる7曲目はなんとアンコール定番曲の「Distance」。ここでこの曲を聴けるとは思わなかったので超ビックリ!めっちゃ嬉しいっす!ピアノのテクニカルなリフからアップテンポでリズミカルにはじまって、ギターリフとともにダイナミックなバンドリフが。そしてヴァイオリンの瑞々しく力強いリフが躍動感たっぷりにながれ、ピアノのリズミカルなリフをバックにギターの伸びやかな音色が響いて。その後ベースとのユニゾンからヴァイオリンのゆったりと美しいフレーズがながれ、ギターがフィルを入れて、そしてギターとヴァイオリンが美しいハーモニーを奏でて盛り上がって。終盤ではピアノのテクニカルなリフからギターの伸びやかなフレーズがながれ、一旦止まったあと、ヴァイオリンの力強い音色が雄大にながれ、ドラム叩きまくってゆったりとFin。

 「ありがとうございます」って大山さん。「いつもはアンコールでやるんですけど“いつも一緒じゃつまらない”というテイさんの意見で」って爆笑!テイさん、大山さんの方を見て笑って。「明るすぎる曲なので、後半最初に」って。
 次の曲は新曲で「泣きの曲を」って。地球の4元素“火・水・土・風”をテーマにした曲で、今回は“水”をテーマにした曲を披露してくれるそうですが、いずれは4部作の組曲にしたいとのことで、これまためっちゃ期待です。

 8曲目は「エレメンタル(仮)」。薄暗いブルーライトのなか、ピアノとヴァイオリンのリズミカルなリフがながれ、綺麗にハモって。そしてベースの力強いリフをバックにピアノとヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、パワフルなドラムがはいってダイナミックに。自然の力強さが伝わってきますね。その後ピアノとヴァイオリンがクラシカルで爽やかなリフを奏で、ダイナミックなリフからギターのヘヴィサウンドのリフが伸びやかにながれて。中盤ではダイナミックなリフからギターのテクニカルなソロが。その後ベースの力強いリフをバックにピアノとヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、ギターが伸びやかに奏でて。ラストはピアノのリズミカルなリフが。組曲への期待が高まります。

 「おなじみの」って大山さん。9曲目はエレアスの代表曲「Double Helix」。アップテンポのオルガンのリズミカルなリフからはじまって、オレンジ&レッドライトのなか、ギターのヘヴィリフとともにダイナミックでスリリングなバンドリフ、ギターとヴァイオリンのテクニカルなハモリフが。そしてヴァイオリンが伸びやかな音色をゆったりと雄大に響かせ、リズミカルなリフからヴァイオリンとギターがスリリングなユニゾンリフを。中盤ではパワフルなドラムと綺麗なピアノリフをバックにギターが伸びやかに奏で、ヴァイオリンの美しく瑞々しい音色がながれ、ドラマティックに展開して。終盤ではベースのテクニカルなリフからダイナミックなリフでスリリングに盛り上がって。ラストはヴァイオリンが伸びやかな音色を響かせ、ゆったりと雄大に。

 今回アメリカのフェスに出演されるとのことで、メンバーの皆さんは労働ビザを取得するそうで。それがめっちゃ大変で、申請書に家族の名前や親戚の名前、学歴職歴年収など事細かに記入しなければいけないのだそうで。で皆さんでアメリカ大使館に申請に行かれたそうで、申請には「世界的に活躍する芸術家集団」ということになっているとか。爆笑&大拍手です。面接ではそれほど難しいことはなく、平田さんは担当者とパット・メセニー氏の話題で盛り上がったとか。で、無事に入国OKとなったそうで。

 次の曲は新曲で「エレアスでは今までにないタイプの曲」「問題作」って大山さん。10曲目は「ハニカム・ストラクチャー」。明るいオレンジライトのなか、シンセの鮮烈なリフからはじまって、ミドルテンポのダンサブルな感じでヴァイオリンのエレガントなリフがながれ、ヴァイオリンとオルガンが掛け合いのリフを弾き、ギターがテクニカルなリフを。とってもハイセンスでオシャレな感じがしますね。その後ヴァイオリンとオルガンのリズミカルなリフからダイナミックなリフで盛り上がって。中盤では綺麗でエレガントなピアノソロが。続いてバンドリフと叩きまくりドラムソロの掛け合いで盛り上がって、ギターのエモーショナルなソロへ。終盤ではダイナミックなリフからダンサブルな感じになって、ヴァイオリンとオルガンが掛け合いのリフを弾き、パワフルなドラムからダイナミックなリフで盛り上がって。

 続いてはステージが暗くなって、バックライトでキーボードとギターが照らされて。大山さんがそっとテイさん用に椅子を用意されて。11曲目は「聲無キ涙」。シンセサウンドがながれるなか、ギターが哀愁ただよう音色を伸びやかに奏でてドラムがマレットでのシンバルロールで盛り上げて。その後テイさんがスポットで照らされ、シンバルのミドルテンポの静かなリズムにのってヴァイオリンがしっとりと艶やかに奏で、そしてパワフルなドラムがはいってドラマティックに盛り上がって。中盤ではブルーライトのなか、ミドルテンポでピアノのテクニカルなソロが。そしてヴァイオリンとギターが伸びやかに綺麗にハモってダイナミックなリフへ。終盤では再びテイさんがスポットで照らされ、ヴァイオリンがしっとりと艶やかに奏で、そしてパワフルなドラムがはいって美しくドラマティックに盛り上がって。

 「ありがとうございました」って大山さん。「次が前半・・・前半じゃないや」って爆笑!ここでメンバー紹介です。「ギター、平田聡!」「ドラムス、田辺清高!」「ヴァイオリン、テイセナ!」「キーボード、川越好博!」「ベース、大山曜でした、ありがとうございました」ってメンバーおのおのに大きな拍手が。そして告知コーナーですが大山さんが平田さんにMCを振って。曲のソロの途中で音が出なくなったときがあって「途中のトラブル、すいません」って平田さん、謝って。そしてここで6/28の<STELLA LEE JONES>の対バンライブ告知を。予約は4/28からだそうで。「今日チケット売ればよかったのに」って大山さん。そして大山さんが5月のアメリカでのRos Fest2013の告知を。「よかったら来てください」って爆笑!お金と暇があればねぇ・・・無理だわ。

 本編最後となる12曲目は「アーガス最後の戦い」。ドラムのパワフルでダンサブルなリズムからはじまって、シンセサウンドが伸びやかに響き、ギターの軽快なカッティングリフからヴァイオリンとオルガンのおしゃれでリズミカルなリフが。そしてステージがブルー&イエローライトで明るく照らされるなか、ダイナミックなバンドリフからダンサブルでグルーヴィなリズムにのってヴァイオリンがおしゃれでエレガントなリフを。中盤ではドラムがJAZZなSWINGリズムを刻み、ベースがノリノリのソロを。そしてブルーライトのなか、キーボードリフからモーグのテクニカルなソロ、ヴァイオリンのエモーショナルで伸びやかなソロ、ギターのテクニカルなソロと続き、ドラムのパワフルな叩きまくりソロが。その後、再びモーグソロ、ヴァイオリンソロ、弾きまくりギターソロ&叩きまくりドラムと続いて盛り上がってダイナミックなバンドリフへ。終盤ではダンサブルなリズムにのってヴァイオリンとオルガンがおしゃれなリフをリズミカルに奏で、ドラムがバスドラドコドコで盛り上げて。ラストは一旦止まったあと、ヴァイオリンとキーボードが静かにしっとりと奏でて。

 曲が終わると大拍手!メンバーの皆さんは立ち上がって深々とお辞儀をして微笑みながら楽屋へ。もちろんフロアーはアンコールを求める手拍子が鳴り響いてます。するとほどなくメンバーの皆さんがステージに戻ってきて大拍手で迎えられます。「アンコールありがとうございます」って大山さん、大拍手!「今日は大変でしたね」ってメンバーの皆さんに。「聴いているほうはそうでもないかもしれませんが」って爆笑!

 アンコール最初となる13曲目は「The Lancer」。薄暗いなか、まずはピアノのゆったりと美しく、しかも力強いソロが。そしてカウントからピアノのリズミカルなリフをバックに、レッドライトのなか、ヴァイオリンの伸びやかなフレーズがゆったりと美しくながれ、パワフルなドラムがはいってダイナミックなリフが。その後キーボードのリズミカルなリフからギターとヴァイオリンの伸びやかなフレーズが力強くながれて、ドラムも叩きまくって盛り上がって。中盤ではピアノのリズミカルなリフからヴァイオリンがしっとりと伸びやかに奏で、ギターがテクニカルなソロを。終盤ではダイナミックなリフからドラマティックに盛り上がったあと、静かになってピアノとヴァイオリンの哀愁ただようメロディがゆったりとながれてFin。

 「ありがとうございました」「これにて本編終了です。ここからはおまけ」って大山さん。「新曲をこの疲れた状態でやったらどうなるか、アメリカ遠征に向けての公開リハ」って爆笑!「間違ってもお許しください」って。あのハードな新曲をもう1回やってくださるようで。5月のFesで「この1曲でスゲーなと思わせたい」って。とここでアンケートのお願いをされてました。

 “おまけ”という位置づけのオーラス14曲目は再び「Deadlock Triangle」。レッドライトのなか、オルガンがヘヴィに咆え、スネアロールからヴァイオリン・キーボード・ギターがテクニカルなユニゾンリフを。そしてヴァイオリンの伸びやかなフレーズとテクニカルなユニゾンリフが交互にブレイクも交えてスリリングに。中盤ではパワフルなドラムをバックにギターのテクニカルなソロ、ヴァイオリンのエモーショナルなソロが。その後再びヴァイオリン・キーボード・ギターがテクニカルなユニゾンリフを。そこにベースも加わってオールユニゾンで一糸乱れぬテクニカルリフを。凄いっす。そしてヴァイオリンの伸びやかなフレーズとテクニカルなユニゾンリフが交互にブレイクも交えてスリリングに。終盤ではスリリングなユニゾンにドラムもバスドラドコドコで盛り上げて、テクニカルなオールユニゾンでダイナミックに盛り上がってFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは深くお辞儀をして大拍手のなか楽屋へ。すると客席が明るくなってライブ終了。時計を見ると21時24分過ぎ。1時間ちょいの第2部で、トータル2時間の素晴らしいライブでした。
 久々のエレアスワンマンライブ、満喫できました。ほぼ満席の会場で素晴らしいAsturiasサウンドを聴けて観れて感激!新曲3曲ともほんとステキでした。そしてテイさんの可愛らしいお姿を見れて、美しいヴァイオリンサウンドを聴けて幸せ。今回特にドラムの安定感が増してタイトでパワフルで、グルーヴィなベースとともに気持ちいいリズムでした。もちろん繊細かつパワフルなキーボードもテクニカルなギターも素敵でした。欲を言えばもちょっとギターの音量を上げてほしかったかも。私の席が悪かったせいかもしれませんけど。新曲最高っす!5月のアメリカでのプログレフェスで世界のプログレファンをノックアウトしてきてほしいっす。その後の凱旋ライブも期待したいところですが、Fesのあとはニューアルバムの制作に取り掛かるそうで。新曲の出来からしてもそちらも楽しみです。

ptf  percept from...

2013-04-08 21:49:39 | 21th J-プログレ
 新鋭ヴァイオリン・プログレ・バンド<ptf>。このバンドを知ったのは2010年6月のライブでした。オープニングアクトでありながら持ち時間60分だったので、知らないバンドながらおかげでたっぷりと堪能することが出来たんですよね。ドラマティックな楽曲が多く、しかも演奏はアグレッシブで見ごたえ聴き応えのある興味深いバンドだったんです。メンバーはヴァイオリン<高島圭介さん>、キーボード<鬼頭武也さん>、ドラムス<関勇亮さん>、そしてベース<馬庭千峰さん>の4人編成です。先輩ヴァイオリンプログレバンド<KBB>と同じ編成ですね。その後バンドはライブを重ね、進化し続け、ついに2013年3月に待望の初のフルレンスアルバム「percept from...」を発表されます。
 幻想的な美しいジャケットにまず感動。鍾乳洞のような、高原&湖のような、さらには鳥や女性のシルエットもあったりと、これだけでも見所が多くて何度も上下逆に見たりしちゃいました。
 アルバム1曲目は「Arc tailor」。ダイナミックなリフからヴァイオリンの美しい音色がたおやかにながれ、パワフルなドラムがアップテンポで叩きまくり、そしてキーボードリフにのってヴァイオリンが力強くメロディを奏でて。その後キーボードのリズミカルなリフがはいって、ヴァイオリンが加わってユニゾンで奏で、ドラムが叩きまくって。そして一旦止まってからアップテンポのダンサブルな感じになってヴァイオリンが爽やかなメロディを奏で、その後キーボードのクリスタルサウンドのソロへ。中盤ではダイナミックなブレイクリフからヴァイオリンがシンセサウンドをバックに伸びやかに奏で、そしてゆったりとほのぼのした感じになり、そこからヴァイオリンのエモーショナルなソロへ。終盤ではゆったりとほのぼのした感じになるも、ダイナミックなリフがはいって盛り上がっていって。
 2曲目は「nightscape」。ベースとピアノのしっとりとした哀愁ただようリフからヴァイオリンのしっとりとした音色が切なくながれて。そしてピアノのリズミカルなリフをバックにベースのエモーショナルなソロが。その後ミドルテンポのリズムにのってヴァイオリンが伸びやかに美しくドラマティックに奏で、ヴァイオリンリフにベースが追っかけリフを。中盤ではヴァイオリンとピアノのリズミカルなリフから盛り上がって、ピアノのエモーショナルな美しいソロが。その後、綺麗なピアノリフからヴァイオリンがゆったりと伸びやかに奏でてドラムも叩きまくってベースも弾きまくって盛り上がっていって、ドラマティックなヴァイオリンソロへ。ラストはピアノとヴァイオリンのリフが静かにながれて、だんだんゆっくりと。哀愁たっぷりに美しくドラマティックに聴かせてくれますね。
 3曲目は「fair wind」。ヴァイオリンのリズミカルなリフから躍動感たっぷりにはじまって、ベースがテクニカルなリフを。そしてアップテンポのパワフルなドラムからオルガンサウンドが響くなか、ベースがパワフルなリフを弾き、ユニゾンでブレイクをキメて。その後、ダンサブルなリズムにのってオルガンが響くなか、ベースのチョッパーリフ、ヴァイオリンのリズミカルなリフがながれ、ヴァイオリンが爽やかなフレーズを伸びやかに奏で、ベースがテクニカルなフィルを入れて、リズミカルなリフからオルガンのアグレッシブなソロへ。中盤ではベースの力強いリフにのってヴァイオリンが伸びやかに爽やかなメロディを奏で、リズミカルなリフがスリリングに、そしてテクニカルなユニゾンで盛り上がって。その後ヴァイオリンのディレイを効かせたソロが。ベースも弾きまくって、テクニカルなユニゾンも。終盤ではオルガンサウンドが響くなか、ベースのチョッパーリフとヴァイオリンのリズミカルなリフがノリノリモードでながれ、ヴァイオリンが爽やかなフレーズを伸びやかに奏でて、ラストはテクニカルなユニゾンリフをキメてドラムも叩きまくってFin。変拍子ながらもノリノリでめっちゃ楽しい曲ですね。特にベース、かっくいいっす。
 4曲目は「chromatic rays」。瑞々しく綺麗なピアノリフがしっとりとながれ、ヴァイオリンがほのぼのした感じのメロディをゆったりとたおやかに奏で、ミドルテンポのリズムがはいって、ピアノのエモーショナルなソロが。そしてヴァイオリンが、ゆったりとドラマティックに奏でて。その後、ピアノのリズミカルなリフ、ベースのテクニカルなリフにのってヴァイオリンのエモーショナルなソロが。そしてヴァイオリンとピアノの追っかけリフ、オールユニゾンのテクニカルなリフが。ドラムも叩きまくって盛り上がって。中盤ではヴァイオリンのリズミカルなリフにピアノが加わってユニゾンで。そしてアップテンポの変拍子リズムがはいってヴァイオリンとキーボードのユニゾンリフから、キーボードのクリスタルサウンドのテクニカルなソロ、続いてベースのテクニカルなソロが。その後、ヴァイオリンのリズミカルなリフからオルガンサウンドが伸びやかにながれ、そしてヴァイオリンのワウを効かせたヘヴィでアグレッシブなソロへ。終盤ではヴァイオリンのリズミカルなリフからドラムが叩きまくって盛り上がって。そしてピアノの綺麗なリフをバックにヴァイオリンがゆったりと伸びやかにほのぼのした感じのメロディをドラマティックに奏でて。ラストはヴァイオリンとピアノがしっとりと。美しいメロディ、うっとりと聴きほれてしまいます。幸福感いっぱいになりますね。
 5曲目は「Firefly Effect」。ヴァイオリンとピアノのダークリフが交互にミステリアスな感じでながれ、ヴァイオリンのリズミカルなリフから、ピアノのダークリフにのってヴァイオリンの哀愁ただようメロディがディレイ効果で幻想的に切なくながれ、そして力強いベースラインと綺麗なピアノリフをバックにドラマティックに美しく展開して。中盤ではリズミカルでエレガントなピアノソロが。その後再びヴァイオリンとピアノのミステリアスなダークリフがながれ、ピアノの綺麗なリフをバックにヴァイオリンが伸びやかにドラマティックに奏で、そしてキーボードとユニゾンで伸びやかに奏でて。終盤ではヴァイオリンリフとピアノのパワフルなダークリフながれてカオス状態となり、ノイズが響いて。サスペンスドラマのテーマのような感じ、いいですねぇ。
 6曲目は「Purple mist」。ピアノの哀愁たっぷりのリズミカルなリフからはじまって、ヴァイオリンも美しく切なく力強く奏でて。その後、ピアノの流麗なリフにヴァイオリンも加わってリズミカルに、そしてヴァイオリンが伸びやかにメロウに奏でて。ヴァイオリンとピアノのみの美しいアンサンブル曲です。
 7曲目は「ephemeral sign」。まずはキーボードの綺麗なクリスタルサウンドのソロがゆったりと幻想的に。そしてヴァイオリンがフィンガーピッキングでディレイをかけたリフを弾き、シンバルのリズムがはいって、それがベースのノリノリのリフと共にアップテンポになって。そしてヴァイオリンが伸びやかに奏で、ベースとユニゾンでパワフルに。その後ミドルテンポになってヴァイオリンが伸びやかに綺麗に奏で、キーボードとベースがユニゾンでリフを。中盤ではキーボードソロが。序盤はエモーショナルに、それがテクニカルにアグレッシブに盛り上がって。その後、ベースのテクニカルなリフをバックにヴァイオリンが伸びやかに力強く奏で、オールユニゾンのリフからベースとキーボードがテクニカルなリフを。そしてカウベルのファンキーなリズムにのってオルガンサウンドが響くなか、ヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、そのままワウを効かせたヘヴィでアグレッシブなソロを。終盤ではオルガンサウンドが響きわたるなか、ヴァイオリンとベースがユニゾンでテクニカルなリフを。そして一旦止まってからヴァイオリンが伸びやかにメロウに奏で、ベースが加わってユニゾンで。その後ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ヴァイオリンが美しく伸びやかにドラマティックに奏でて。ラストはヴァイオリンとキーボードの音色がディレイで幻想的に響いて。
 8曲目は「Seaward Meteor」。ダイナミックなリフが明るく華やかに爽やかにながれ、ヴァイオリンとキーボードがリズミカルなリフを弾き、ヴァイオリンが伸びやかにメロディを奏でてダイナミックなリフへ。そしてベースのテクニカルなリフからキーボードのしっとりとしたエモーショナルなソロが。その後、ヴァイオリンが伸びやかに哀愁ただようメロディを奏で、テクニカルなリフも。一旦止まったあと、ヴァイオリンがアグレッシブにヘヴィなリフを弾き、ドラムがパワフルにタムを叩き、オルガンサウンドが響くなか、ヴァイオリンとベースがパワフルなリフを弾き、ヴァイオリンが伸びやかに哀愁ただようメロディを奏でて。中盤ではベース・ヴァイオリン・ピアノの順番でリフを回し、ミドルテンポのダークでヘヴィなリフがはいってユニゾンでブレイクリフをキメてからヴァイオリンのワウを効かせたエモーショナルかつテクニカルなソロへ。そしてキーボードとベースのユニゾンリフから、オルガンサウンドが響くなか、ヴァイオリンがゆったりと雄大にドラマティックに奏でて。その後、リズミカルリフとパワフルなタムドラムからアップテンポのダンサブルなリズムがはいって、ヴァイオリンとキーボードがパワフルなリフを弾き、テクニカルなユニゾンも。終盤ではヴァイオリンのパワフルなリフと、オルガンのヘヴィなリフから、テクニカルなキーボードソロへ。そしてダイナミックなユニゾンリフからドラムも叩きまくってめっちゃ盛り上がって。ラストは華やかでダイナミックなリフからヴァイオリンのテクニカルなソロを挟んでゆったりと雄大にドラマティックに。明日への活力が湧いてくるようなかっくいい曲ですね。
 ダイナミックでドラマティックな楽曲、繊細で美しく、しかもパワフルでテクニカルでエネルギッシュな演奏、めっちゃ聴き応えありますね。とっても素敵なアルバムです。何度か観たライブでもヴァイオリン・キーボード・ベースのテクを堪能しておりますが、ライブよりもこのアルバムのほうがドラムの迫力を感じましたね。
 このアルバムのレコーディング後に馬庭さんが脱退され、現在はニューベーシストを迎えてレコ発ライブをおこなわれています。残念ながら自分はレコ発ライブには行けなかったのですが、新鋭バンドだけに今後の活躍めっちゃ楽しみです。

13.3.24 ALHAMBRA

2013-04-04 22:55:08 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.3.24 新宿RUIDO K4
<ALHAMBRA VS D_Drive>
 <GALNERYUS>などでも大活躍されているキーボード奏者の<Yuhkiさん>のリーダーバンド<ALHAMBRA>。2004年に1stアルバム「A Far Cry To You」を発表し、2008年には2ndアルバム「FADISTA」を、2010年4月に3rdアルバム「SOLITUDE」を、そして2012年に4thアルバム「SIEGFRIED」を発表しています。現メンバーはYuhkiさん、ドラマーの<長倉哲郎さん>、ギタリストの<カジハラ・トシヒロさん>、ベーシストの<Hibikiさん>、そして女性ヴォーカリスト<世良純子さん>です。凄腕揃いの超テクシンフォプログレハードロックバンドですからどのパートも凄すぎ。特には小柄で可愛らしい容姿ながらもヴォーカルの純子さんの声量のあるパワフルなハイトーンの素晴らしい声に衝撃を受けてすっかりお気に入りです。ただ、2010年の3rdレコ発ライブ以降ご無沙汰になってしまって、いつかチャンスがあったらまたライブ観に行きたいと思っていました。そんな折に3月に春ツアーがあって3/23に新宿でライブがあると知って、チケットを即買って楽しみにしていました。

 さて当日。会場のお店のHPでは開演が18時になっていたのに、チケットには18時半って書いてあったんですね。まあ18時に間に合えば問題ないだろうと。で18時前にお店へ。受付を済ませてフロアーにいくとすでに満員状態。ALHAMBRAのライブにしてはちょっとハコが狭いのでは。お店の方が「外のお客さんが入りきれませんので、もう1-2歩前に詰めてくださーい!」って。人の熱気でアツいっす。ステージは幕が閉まっています。

 18時15分を過ぎた頃、ふいにフロアーが暗くなってステージの幕が開いて<D_Drive>のライブが始まりました。ツインギター&リズム隊のインストテクニカルメタルバンド。ギターの1人とドラマーが可愛い女の子ですが、サウンドは凄い迫力でめっちゃヘヴィでテクニカルでめっちゃかっこよかったっす。90分のノリノリの楽しいライブでしたね。

 20時を少し過ぎた頃、フロアーが暗くなってステージの幕が開いて、SEからは”オペラ座の怪人”のダイナミックなメタルバージョンがSEでながれて。そしてメンバー登場!大拍手大歓声で迎えられます。純子さんは黒のゴスロリ風のフリフリの衣装で、胸には赤とピンクのバラが、髪にはキラキラのカチューシャが。とっても可愛いおすがたで。ステージ向かって左にキーボード&レスリーに囲まれた白い貴公子風の衣装の凛々しいお姿のYuhkiさんが、その隣には金髪のHibikiさんが。中央後方には2タム1バスセットの長倉さん、ステージ右には赤のストラトを抱えらカジハラさんが。
 ハープのような綺麗な音色が響いたあと、ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、ギターのヘヴィリフとダイナミックなオケサウンドがながれ、ヴォーカルがオペラ調のファルセットで伸びやかなスキャットを。そしてブレイクリフからリズミカルなピアノリフにのってヴォーカルが力強く歌い上げて。1曲目は「水晶の雨PartⅡ」。その後ミドルテンポのダンサブルな感じでヴォーカルが伸びやかに歌って、ダイナミックなリフからパワフルなハイトーンで歌い上げて。中盤ではベースのテクニカルなソロ、そしてアップテンポのノリノリモードになってキーボードソロが。途中からギターが加わってユニゾンで奏で、そのままテクニカルなギターソロへ。ドラムも叩きまくって。終盤ではダイナミックなブレイクリフからオルガンが咆えてヴォーカルがファルセットのハイトーンで歌い上げ、アップテンポのノリノリモードでギターとキーボードのテクニカルなソロが。ラストは弾きまくりでFin。

 続いて2曲目は「Perfect Blue」。バスドラのアップテンポのリズムからダイナミックなリフがはいって、キーボードが伸びやかに奏で、アップテンポの疾走モードになって、ライトが点滅するなか、ギターがヘヴィリフを。そして伸びやかでパワフルなヴォーカルがはいって、サビで力強く歌い上げて。中盤ではザクザクリフからギターとキーボードがテクニカルなユニゾンリフを。そしてギターのテクニカルなソロ、オルガンのアグレッシブなソロが。その後ヴァースに戻って、ライトが点滅するなか、ヴォーカルが伸びやかに力強く歌って、ダイナミックなリフから弾きまくり叩きまくりでFin。

 「ありがとうございます!」って純子さん、元気いっぱいで挨拶を。もちろん大拍手!「天気が悪くなるかもしれない日曜の夕方」「いつもなら“明日は仕事かぁ。憂鬱だなぁ”ってなる日にこんなにたくさん来てくださってありがとうございます!」って大拍手!「可愛い♪」って女性ファンの声も。「かんでますが、最後までお付き合いください!」って大拍手!「ほんとにいっぱいのお客さんでビックリ」ってYuhkiさん。

 3曲目は「EARNEST」。レッド&ブルーライトのなか、アップテンポの疾走モードでザクザクリフがはいって、キーボードのスリリングなリフからヴォーカルが伸びやかに力強く歌い上げて。中盤ではダイナミックリフからギターとキーボードがユニゾンで奏で、ギターリフにのってキーボードのテクニカルなソロが。そしてユニゾンからギター→ベース→キーボードと続けて弾きまくりソロを。その後ヴォーカルがはいってハイトーンで力強く歌い上げて。終盤ではバスドラのリズムからダイナミックなオケサウンドがながれ、バスドラドコドコの疾走モードになってヴォーカルがライトが点滅するなか、パワフルなスキャットを。ラストはオルガンのテクニカルなリフからミドルテンポになってギターがメロウなフレーズを奏で、そしてアップテンポに戻ってダイナミックなリフからパワフルにFin。

 続いて4曲目は「Forever」。レッド&グリーンライトのなか、ギターがメロウなフレーズを奏で、キーボードサウンドが響いて。そしてカウントからアップテンポのドコドコドラムがはいって、オレンジライトが点滅するなか、ノリノリモードでギターとキーボードがテクニカルなユニゾンを。そこからパワフルなヴォーカルがはいって、サビでは明るく伸びやかに。中盤ではグリーン&ブルーライトのなか、ミドルテンポでギターがメロウなフレーズを奏でて。そしてアップテンポの疾走モードになってライトが点滅するなか、キーボードのアグレッシブなソロが。その後ギターのテクニカルなソロから、キーボードとギターの掛け合いソロバトルが。終盤では一旦止まったあと、ピアノの美しい音色とベースラインがしっとりと響き、ヴォーカルがゆったりと力強くハイトーンで歌って、そこからアップテンポのノリノリモードになって、ヴォーカルが歌い上げてさらにハイトーンスクリーミングも。ラストはギターがメロウなフレーズを奏でて。

 「ありがとうございます」って純子さん。「暑いね、暑いよね」って純子さん。「1枚くらい脱いだら」ってHibikiさん。「着替え売ってるしね」って純子さん、さりげなく物販のツアーTシャツの宣伝を。「アブラ、冬眠から覚めて先週は浜松と名古屋にいってきました」って大拍手!「久しぶりだったので“アンタ達だれ?”って言われるかと思った」って。もちろん大盛況だったようで。「こんなにたくさん来てくれて感無量」ってYuhkiさん。

 5曲目は「春雷」。ピアノのリズミカルでパワフルなリフからアップテンポのノリノリのドライブモードになって、ライトが点滅するなか、ダイナミックなリフからパワフルなヴォーカルがはいって、スリリングな変拍子にのって歌い上げて。そしてギターがメロウなフレーズを奏で、ファルセットで綺麗なスキャットを。その後ミドルテンポのダンサブルな感じになって、ギターとキーボードがテクニカルなリフを。そこからアップテンポに戻ってギターのアグレッシブなソロ、そしてキーボードとのテクニカルなユニゾンを。終盤ではヴァースに戻ってヴォーカルがパワフルにハイトーンで歌い上げて盛り上がって
 続いて6曲目は「はるうさぎ」。キーボードのしっとりとしたリフから、ヴォーカルが綺麗なファルセットをゆったりと響かせ、そしてグリーンライトのなか、可愛く切なく歌って、サビでは力強く歌い上げて。美しいバラードです。

 ここで一旦純子さんが楽屋へ。そしてはじまった6曲目のインストは「GOD KEEPER」。カウントからアップテンポの疾走モードになってギターのヘヴィリフにのってオルガンが咆えて、そしてライトが点滅するなか、ギターとキーボードがスリリングなユニゾンリフを。その後ギターのリズミカルなリフにのってモーグのテクニカルなソロが。続いてスリリングなユニゾン&叩きまくりドラムからギターのアグレッシブなソロが。そこからギターとキーボードの掛け合いソロバトルが展開。中盤ではベースのテクニカルなチョッパーソロ、続いてライトが点滅するなか、叩きまくりのドラムソロが。「テツヤ!」ってYuhkiさんが叫んで大拍手!その後アップテンポのザクザクリフがはいって、ギターとキーボードのテクニカルなユニゾンからギターのテクニカルなソロ、キーボードのエモーショナルなソロと続いて。終盤ではミドルテンポになってピアノリフをバックにギターがメロウなフレーズを伸びやかに奏でて。そして様々な音が飛び交うアヴァンギャルドな感じに。その後ベースのパワフルなリフがはいって「いきますか!」ってHibikiさん、お客さんに手拍子を促して。そしてギターのヘヴィリフからキーボードとのテクニカルなユニゾンのあと、アップテンポのノリノリモードに戻ってギターとオルガンのリズミカルなリフが。ここで純子さんがステージに戻ってハイトーンスキャットを入れて、ラストは弾きまくり叩きまくりでFin。

 「ありがとうございます!」って純子さん。純子さんはエンジ系のチェックのトップスに黒のヒラヒラスカート姿で。「みんな元気ですか!」ってYuhkiさん、お客さんを煽って。「もっともっと沸かすからね」って。でも「オレ、バラードの前に煽っちゃうんだよな」って爆笑!

 次の曲は「ニューヨークを闊歩するキャリアウーマン」「キャメ○ンディアス?メ○ライアンをイメージして」って。7曲目は「Solitude」。SEで車が行きかう道路の音が。そこからキーボードのしっとりとした音色がゆったりとながれ、ミドルテンポのリズムがはいって、グリーンライトのなか、しっとりとしたヴォーカルがはいって、オレンジライトになって力強く歌い上げて。そしてギターのヘヴィリフとピアノの綺麗なリフから伸びやかに力強く歌い上げて。中盤では明るく照らされたステージのなか、ギターがエモーショナルなソロを伸びやかに奏でて。そしてヴァースに戻ってしっとりとしたヴォーカルがはいって、ヘヴィなギターリフと共に盛り上がって、オレンジライトのなかハイトーンで歌い上げて。その後、ブレイクリフからアグレッシブなモーグソロが。終盤ではギターのメロウなフレーズが伸びやかにながれ、ヴォーカルがはいって力強く歌い上げ、そこからアップテンポのノリノリモードになってハイトーンでドラマティックに歌い上げて。ラストは一旦止まってから壮大なオケサウンドが響き、ヴォーカルがしっとりと。

 続いて8曲目は「光の海へ」。カウントからダイナミックなリフとパワフルなヴォーカルがはいって歌い上げ、アップテンポのノリノリモードになってヴォーカルが力強く伸びやかに。サビではハイトーンでパワフルに。間奏ではギターとキーボードがアグレッシブな弾きまくりソロを。そしてテクニカルなユニゾンからヴァースに戻ってヴォーカルが歌い上げ、ハイトーンスクリーミングもキメて。ラストはギターがメロウなフレーズを伸びやかに奏でて。

 続いて本編最後となる9曲目。SEで波の音がながれ、ピアノのしっとりとした音色が響き、ここでゲストヴォーカリストの<佐々井康夫さん>が登場!純子さんがしっとりとオペラ調で佐々井さんに向かって訴えかけるように歌い、佐々井さんがシブくしっとりと歌って、そして綺麗に力強くハモって。その後アップテンポのシーケンスリズムがはいってグリーンのストロボライトが光り、パワフルなリフからアップテンポでダイナミックなリフが。そしてザクザクリフ・ブレイクリフ・テクニカルなリフからキーボードが伸びやかに奏で、2人のヴォーカルが交互に、ツインでハモったりと力強く歌って。中盤ではバスドラのリズムからモーグのアグレッシブなソロ、ギターのテクニカルなソロ、キーボードのテクニカルなソロで盛り上がって、ダイナミックなリフからツインヴォーカルが力強く歌い上げ、再びテクニカルなギターソロへ。終盤ではオルガンが響くなか、純子さんが、佐々井さんが力強く歌い上げ、バスドラドコドコのパワフルな疾走モードになってツインヴォーカルでパワフルに歌って。ラストはブルー&グリーンライトが点滅するなか、ダイナミックなブレイクリフが。そして弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」って純子さん。メンバーの皆さんは大拍手のなか、手を振りながら楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。しばらくするとHibikiさんがツアーTシャツを着て登場して大拍手で迎えられます。「またせた!」って。「今日はめっちゃアツいステージ」「こういうときはリストバンドで汗を拭いて」って物販グッズの宣伝を。「くつ下じゃないよ」って爆笑!赤と黒があって、それぞれ金運・恋愛運がUPするとか?宣伝が終わると「そろそろ年寄りのひと、大丈夫ですか?」って他メンバーを呼んで爆笑!で、メンバーの皆さんがツアーTシャツを着て登場して大拍手で迎えられます。純子さんだけD_DriveのTシャツのようで。「アンコールありがとうございます」ってYuhkiさん。先日Yuhkiさんは誕生日を迎えたそうで、名古屋では薔薇の花束を贈られたそうで「ALHAMBRAの薔薇になりました。アルバラって呼んでください」って爆笑&拍手!

 「みんながHAPPYになれる曲を」ってアンコール最初となる10曲目は「ORION」。ダイナミックなリフからパワフルなヴォーカルがはいって歌い上げ、ハイトーンスクリ-ミングも。そしてキーボードのリズミカルなリフからアップテンポでヴォーカルがリズミカルに歌って、そして歌い上げて。中盤ではギターのメロウなソロ、キーボードのテクニカルなソロ、そしてバンドの変拍子リフとドラムソロの掛け合い、さらにベース・キーボード・ギターのテクニカルなユニゾンも。終盤ではパワフルなヴォーカルがはいって、サビでハイトーンで歌い上げて盛り上がって。ラストはキーボードのテクニカルなリフからダイナミックなユニゾンリフでFin。
 「ありがとうございます!」って純子さん。「HAPPYになりましたか?」ってYuhkiさん。

 「さっきALHAMBRAを知らないひとは突然男の人がはいって歌ってビックリしたでしょ」ってYuhkiさん、爆笑!ここであらためて佐々井さんが登場して大拍手!「どうも!佐々井でございます。半年ぶりのALHAMBRAです」って。「ハードロック界の劇団四季めざして頑張ります」って佐々井さん、大拍手!
 今年ALHAMBRAは10周年を迎えるそうで「感慨深い」ってYuhkiさん、大拍手!ここでビッグニュースが。今年記念すべき現在は廃盤の1stアルバムを現メンバーでリ・レコーディングしてあらためて発売されるそうで。今年秋には発表してレコ発ライブも行うとのことで大拍手大歓声!

 佐々井さんがお客さんを「Tokyo!準備はいいですか!準備はいいですか!」って煽りまくって、はじまった11曲目は「Die Erde~The Earth~」。ギターのテクニカルなリフからアップテンポのノリノリモードで純子さんと佐々井さんが交互に伸びやかに歌って、サビではツインヴォーカルで歌い上げて。中盤ではスリリングなリフと叩きまくりドラムからアグレッシブなモーグソロ、ギターのテクニカルなソロ、キーボードとギターのテクニカルなユニゾンと続いて。その間Hibikiさんはステージを右へ左へ移動しながらお客さんを煽って。その後バスドラのリズムが響くなか佐々井さんが「Tokyo!みんなの声を聴かせてくれ!」ってお客さんを煽って「一緒に歌ってくれ!準備はいいですか!」ってリズムに合わせて「Hey!Hey!Hey!」って、それを繰り返して「もっともっと!」って煽って盛り上げて。終盤では曲に戻ってアップテンポのバスドラドコドコの疾走モードになってツインヴォーカルで伸びやかに歌い上げて、ラストはハイトーンスクリーミング&弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「Thank you Tokyo!」って佐々井さん。メンバーの皆さんは大拍手のなか、手を振りながら楽屋へ。大拍手は再びアンコールを求める手拍子に。と、ここで時計を見ると21時50分。このあとはALHAMBRAとD_Driveのスーパーセッションなのですが、残念ながら自分はここでtime up。仕方なく会場を出て駅へダッシュです。2時間弱、たっぷりとALHAMBRAライブを楽しませていただきました。
 ハコが小さめということもあるけど満員でアツく盛り上がった楽しいライブでした。自分は2年半ぶりくらいの<ALHAMBRA>。どうしても純子さんの歌が聴きたくなったんです。超テク揃いの凄腕バンドですからどのパートも見所満載。でもやっぱり純子さんの可愛く艶っぽい歌やファルセットのオペラヴォイス、そしてハイパワーのハイトーン、凄すぎです。小柄で可愛らしいのにものすごい声量であのハイトーンは驚異的!ただただ圧倒されちゃいました。ただハコが小さいせいか、たまに音が割れるときも。いつかもっと大きなホールで聴いてみたいっす。とりあえずは秋の1st再発とレコ発ライブを楽しみにしています。