イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

イギリス伝統の、茎野菜を使った甘ーいデザート、ルバーブ・クランブル

2017年02月10日 22時58分20秒 | 英国のお菓子とデザート
ルバーブ rhubarb 、オートリンカムのファーマーズ・マーケットで買いました。



もって帰るとちゅうで、葉っぱの先が少し折れてなくなってしまいましたが、残りの長さが60cmぐらい。

ルバーブ・クランブル hubarb crumble という焼き菓子をつくりました。


輪切りにして、ごく少量の水とたっぷりの砂糖を入れて弱火で、蓋をして1時間以上ことこと煮ます。


とろとろのぐにゅぐにゅになったら、オーブン皿に移して、しょうがを少しすり入れます。



冷たいバターのかたまりと砂糖と小麦粉を手でこねて混ぜた、ボロボロのクランブル crumble をルバーブに厚くふりかけ、180度のオーブンで1時間。


出来上がり。


イギリスの家庭でおそらく一番人気の食後のデザート。

あつあつを食べます。

黄色いとろんとした熱いプリンの味のカスタードをかけて食べるのが一般的ですがうちになかったので、またまた脂肪分たっぷりのコーニッシュ・アイスクリームを添えました。


コレステロールの気になるうちの夫はナチュラルヨーグルトをかけました。


バターの量をちゃんと計らなかったので、ちょうど良いかたさにするため、小麦粉をどんどん足すはめになって・・・ちょっとクランブルが多すぎたかも。

甘酸っぱいルバーブの味を楽しむには、上のクランブルのトッピングをもう少し減らしたほうがよかったかもしれません。

実は私は、甘酸っぱいルバーブの味そのものはそれほど好きじゃないんです。
バター風味のさくさくクランブルが好きなので時々作ります。

アップル・クランブルやブラックベリー・クランブルなどより、簡単にできます。
ルバーブはリンゴやブラックベリーより簡単に煮崩れるので。



ルバーブは北海道で栽培されているようですが、あまり日本ではなじみがないようですね。

薬草のダイオウの仲間だそうです。

筋張っていて、そのまま食べるとすっぱいのですが、煮るとすぐとろとろになります。砂糖と相性がよくパイの中味やジャムによく使われます。



庭で栽培している人はけっこうたくさんいるようです。

葉はこんなに大きくなります。

上の写真2枚は園芸ブログから勝手に借りました。


ところで、きのうのクリスマス・ケーキがまだ半分以上残っています。

実はもうたくさん、なんだけど捨てるのは惜しいので、電子レンジで温めて少しずつつまみ食いして食べきるつもりです。




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2 コメント

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コレステロール (八幡@若林の弟)
2017-02-11 10:35:00
私も大変気になります。
もちろんアイスクリームは食べません。
ヨーグルトは良いのでしょうか?

ある研究では、コレステロールは食べ物からはあまり取り込まれず、肝臓で生成されるものが全て、みたいなことも言われてますね。
もっとも肝臓の働きが脂肪肝などで狂っていれば悪いわけですが。
ヨーグルト (江里)
2017-02-13 07:06:44
良いんでしょうか。うちの夫は乳製品なしでは生きていけないんです。アイスクリームや、バター、チーズと違って乳脂肪分の少ないナチュラル・ヨーグルトは残された数少ない選択肢の一つなだけ。
でも昔から乳清や乳酸菌がいいとか、私が子供の頃の日本ではヨーグルトを常食するブルガリアでは100歳まで生きるとか話題になったし、よさそう説が根強いですよね。
カルシウムがいいというので、食べやすいヨーグルトやフロマージュフレ(ヨーグルトの一種)がイギリスでは成長期の子供によく食べられています。
カルシウムが多いのと、骨の成長にいいのは事実ですが、5年前、糖分が同じ量のコカコーラより多く含まれていることが話題になりました。糖分の少ないナチュラルヨーグルトはすっぱくてまずい!
コレステロールもいろいろいわれてますよね。動物性脂肪がよくないのだけは事実みたいね。今のところ問題のない私はすべてほどほどに、を心がけています。

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