ブラモル・パーク内のカフェの屋内席で見かけた大きな犬。
じっとして写真に写ってくれない、落ち着きのない犬でした。
やっと 静止してくれたと思ったら、このお行儀の悪いポーズです。
「これ、ボクサー・ドッグ?」と聞いたら、飼い主は得意そうに訂正してくれました。
アメリカン・ブルドッグ American Bulldog という犬種だそうです。
イギリスでは珍しいはずです。
私も見たのは初めてです。
以前に遇然同じレストランの同じ席にいた、イングリッシュ・ブルドッグです。
いわゆる「ブルドッグ」としておなじみのよく見る犬種です。(と言っても、本家であるはずのイギリスではあまり見かけないような・・・)
たびかさなる品種改良の行き着く先がこのガニマタ短躯で平べったくて、皮膚がたるんで顔のつぶれたおなじみのブルドッグのすがた。
産業革命以前のイギリスにいた、品種改良が始まる前のもともとのブルドッグは背が高くすらっとした、このアメリカン・ブルドッグのようながっしり体型だったそうです。
その、もともとのイングリッシュ・ブルドッグ(オールド・イングリッシュ・ブルドッグ Olde English Bulldog )は17世紀に清教徒といっしょにアメリカにわたりました。
アメリカで品種改良をまぬがれて、かなり原型をとどめる姿で残ったオールド・イングリッシュ・ブルドッグの子孫がこのアメリカン・ブルドッグだそうです。
本国イギリスでは絶滅した原型を奇跡的にアメリカ南部で保ち続けた奇跡の犬種!
戦前までは天然記念物並みの貴重さだったそうですが、今では数も増えて、アメリカでは人気の犬種ですって。
ブチの模様の配置がしゃれています。
おまけです。ずうっとテーブルの下から出てこない、臆病者の黒いパグ。
お行儀の悪いアメリカン・ブルドッグといっしょに飼われています。
飼い主はこの手の顔の犬が好きみたいですね。(私も好きです!)
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人間が絶滅したら、改良?された生き物は生きていけないですよね…。
だからキライです。
でも八幡くんにこういう意見をコメントしてもらえないかな~と期待していました。ありがとう。
そうそう、わざわざ身体障害犬をつくりだしているようなものです。われながらこの表現もよかったな~。次、本文記事でちかいます。