イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ネコも恐れぬ神経の太い、常習!泥棒リス

2017年03月30日 09時00分00秒 | 英国の動物
うちのネコのホレイシオが見ているのは、窓の外のリス。


うちの庭の、小鳥のために設置したピーナツ・フィーダーからピーナツ強奪中。



家の中でネコが見ていても、気にしない。
ガラス窓の外に出てこられないのをちゃんと承知しているんです。


ビーチ・ハット(浜辺の小屋)型の吊るすタイプのピーナツ・フィーダー、屋根の部分が蓋になっています。
蓋を持ち上げて、ピーナッツを入れてつるしておくと、かわいい小鳥がやってきて細かい網目から、中に詰まったピーナツを小鳥がこつこつついばんで食べる仕組み。



このリスは、あつかましい常連。
後ろ足で上の枝にしっかりとつかまって、さかさまにぶら下がりフィーダーに抱きついて、ゆすったり頭突きしたり、熱心です。






ピーナツが取り出せないものだから網ごと外からガシガシ噛んでボロボロになったピーナツ片を少しずつ取り出し、口に詰め込み、上の枝に座ってガツガツやります。


        
ホレイシオは神経質にシッポをビクンビクンと振ってイラつきを全身で表現していました。

時々私の顔を見て「このムカつくリス野郎をなんとかしましょうよ」とうったえていましたが、私はカメラをとりにいって写真を撮り始めたのであきらめて上の階に寝に行きました。

筒状のフィーダーに入っているのは、牛脂を固めてボール状にしたファット・ボール。
冬の間、野鳥を飢えから救う、貴重なエネルギー源です。


こちらは、吊るしている筒の網目が粗いので、外から顔を突っ込んで歯で砕いた大きなかけらを小脇に抱えて持っていってしまいます。
リスが肉食だって、知らなかった。

最近ピーナツ・フィーダーを吊るしてから、ファット・ボールには見向きもしなくなりました。
ピーナツに夢中。

どれも小鳥のために設置したんです。
ムカつくリス野郎はお呼びでない。

                            




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コメント (2)
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