スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

日テレ杯ジュニアタッグリーグ②&失禁の具体例

2008-09-20 19:29:25 | NOAH
 の結果により,リーグ制覇の可能性を残すチームは2チームに絞られ,リーグ最終戦はこの両チームによる直接対決になりました。ただし,現GHCジュニアタッグ王者の金丸・鈴木組がここまで勝ち点10を上げていたのに対し,前王者のKENTA・石森組は勝ち点8でしたので,KENTA組は優勝のためにはこの試合に勝ち,さらに優勝決定戦でも勝たなければなりませんので,金丸組が圧倒的に有利という状況でした。
 金丸選手と鈴木選手はこのツアーの前のツアーでチーム結成。いきなりKENTA組に挑戦した7月の博多大会でこれを破り新王者になっていたのですが,この試合は平柳選手の介入もあり,試合後には新王者にブーイングが飛ばされるという荒れた試合。鈴木選手はそのツアーまではそれまで同様の青のロングタイツで試合をしていましたが,今ツアーからは黒に一新。鈴木選手がこういう試合をするようになるとは想像していませんでした。
 この試合も平柳選手がセコンドに付き,花道から入場してKENTA組が身構えたところを,金丸選手と鈴木選手が後ろから襲い掛かるという奇襲で開始。ただどうでしょう,得点の状況からいえば,金丸組は引き分けでも優勝できましたので,こういきなり奇襲をかけて早い展開にするよりは,もっとじっくりと戦っていった方が,作戦としては優れていたように思います。もっとも,ジュニアにじっくりした試合というのはあまりそぐわないかもしれませんが。
 試合は石森選手が孤立させられる展開となって苦戦しましたが,その石森選手が最後は頑張り,メキシカンロールで鈴木選手から3カウントを奪いました。よって優勝の行方は決定戦に持ち込まれることになりました。

 明日は青森記念の2日目優秀の八甲田賞です。並びは佐藤ー岡部の北日本,石橋には紫原,三宅ー西郷で西日本,浜田ー湊ー小倉の四国。ここはあえて石橋選手。

 それではこれら3種類の失禁の具体的な例をあげておきましょう。
 まず①の場合ですが,これは僕たちがよく知っている例でいうならば,夜尿,俗にいうおねしょが該当します。僕は人間が眠っている場合には,何の観念も有さないとは考えません。観念を有するというのは無意識にあたると考えているからです。しかし精神が覚醒しているというのは,人間の精神が,どんな観念であったとしても,その観念の観念を有することが可能であるという状態を意味します。そこで人間は,眠っている場合には,観念を有することはあっても観念の観念を有するということはありません。よっておねしょは①の失禁にあたることになります。
 ②は具体例をあげるのが少し難しいですが,ジェットコースターに乗っている間に,それと気付かぬうちに身体が排尿という運動をなしていたというような場合がこれに該当します。ただし,ここではあくまでも,排尿に関する一切の思惟の様態がないということを前提としていますので,たとえばその間に尿意を感じていたというような場合は,厳密にはこの例からは外れ,むしろ③であるか,そうでなければ失禁ではないということになります。
 僕たちが失禁ということばでまずイメージするのは③のタイプだと思います。失禁の経験は,自分にせよ他人の表象にせよ,子どもの頃に授業中に,というケースが多いのではないかと僕は思うのですが,こうした例はほとんどの場合がこの③に該当すると考えてよいだろうと思います。
コメント
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