スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

戸塚記念&全体と部分

2007-09-13 22:39:16 | 地方競馬
 南関東も馬インフルエンザの影響を受け,大井で1日だけでしたが開催の中止があり,普段は行われている4場間の交流も制限されていました。この影響で5日に大井で行われる予定だったアフター5スター賞が取りやめになったのですが,交流の制限が昨日付けで解除されたことを受け,今日の戸塚記念は実施。現状は馬インフルエンザを発症していなくても,当日の検査で感染していることが分かると出走できませんが,このレースの出走馬はすべて陰性であったようで,無事に14頭でのレースとなりました。
 ミウラリチャードがやや遅れ加減の発走。1枠からイチモンジが逃げ,注目のタキオンスピリットは好位のイン。向正面に入るとブルームテキが3番手まで上昇。さらに外からロイヤルボスが追い上げていくと,タキオンスピリットは内で鞭が入り苦しい状況。ブルームテキが3コーナーで先頭に立つと,ロイヤルボスもそれ以上は追っていけず,ジェイドロボスが外から追い上げていきました。
 直線に入ってもブルームテキが先頭。ジェイドロボスも追いつけず,さらに外から追ってきたロングウェーブとパルパディアが並んで追い掛け,ブルームテキを交わして叩き合いに。結局,ロングウェーブが凌いで優勝。パルパディアが2着でブルームテキが3着でした。
 優勝したロングウェーブは南関東重賞初優勝。今日は展開にやや恵まれ,実績馬が思ったほど走れなかったという面もありますが,この距離に適性があったということはいえるかもしれません。川崎の今野忠成騎手は,先月のサンタアニタトロフィー以来の南関東重賞制覇です。
 ロイヤルボスは前回から川崎から大井に転厩したのですが,どうも以前ほどの状態にないようで,能力ほど走ることができないようです。

 明日は竜王戦挑戦者決定戦三番勝負の第二局。ここまで佐藤康光二冠が5勝,木村一基八段が2勝ということで,意外に対戦が少ないという印象です。

 無限と有限の関係においては,有限であるものは無限ではないという命題が偽の命題でなければ,すなわち,有限なものは無限であるという命題が真の命題でなければなりません。そこでこれがどうしてそうした命題であり得るのかを考えるために,もう一度動物と馬の関係を吟味し,一般に全体とその全体の一部を構成する限りでの部分との関係がどのようになっているのかということを考えてみたいと思います。
 まず,馬は動物ではないという命題は,偽の命題です。つまり,馬は動物であるという命題が真の命題であるわけです。これがなぜ真の命題であるのかといえば,馬が動物の一種である,すなわち,馬の本性は動物の本性に含まれるからです。いい換えれば,僕たちがこの命題が真の命題であると認識する場合には,僕たちはこの命題にそうしたことを含意しているのだといっていいと思います。
 ところで,この命題をそうしたことを考慮せずに,動物と馬それぞれの本性との関係だけで考えてみた場合にはどうでしょう。すると,馬は動物であるという命題は,実は偽の命題であると考えることもできるのではないでしょうか。なぜなら,馬の本性は動物の本性であるという命題は,明らかに偽の命題であると考えられるからです。したがって,馬は動物である,あるいは馬は動物ではないという命題に,どのような内容を含意させるかによって,この命題の真偽は実は変わってくるのだといえます。

 今日は力技で何とか投稿しましたが,明日以降は難しいかもしれません。
コメント (1)
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