スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

騎手のブログ&本性との関係

2007-09-10 21:01:41 | 中央競馬
 昨日の続きで今日は騎手によるブログなどを紹介します。ただ,騎手というのは忙しい職業ですから,数も多くありませんし,まめに更新されるというわけでもありません。
 中央競馬所属のジョッキーで僕がチェックしているのはふたりだけで,武豊騎手蛯名正義騎手。これらのふたつは各々の騎手のホームページの中のコンテンツですので,リンク先からほかのコンテンツに行くこともできます。
 地方競馬所属の騎手に関しては,楽天競馬の中に多くのブログがあります。ただし僕は住んでいる地域(横浜)の関係で,どうしても南関東が中心になりますので,チェックしているのは船橋の石崎駿騎手,川崎の酒井忍騎手,浦和の水野貴史騎手,大井の川本裕達騎手になります。このうち川本騎手は現在は短期免許制度を利用中のため,南関東では騎乗しておらず,先日まで高知,今後は北海道で騎乗の予定となっています。その北海道競馬に所属する騎手のうち,五十嵐冬樹騎手山口竜一騎手については,例外的にチェックしています。そのほかの各地の騎手についてもブログがあり,それはこれらのブログから行けますので,チェックしてみてください。
 僕はチェックしていませんが,厩舎関係のサイトというのはわりとあるようです。このうち南関東については,同じ楽天競馬の中で高橋華代子さんが紹介していました。中央競馬についても探せば見つかると思います。なお,これが紹介されているライターブログは,中央の国枝厩舎の奥村調教助手が執筆者のひとりになっています(毎週月曜更新)。

 王位戦七番勝負第六局は,後手の羽生善治王位がごきげん中飛車。深浦康市八段は丸山ワクチンを採用し,後手が向飛車に振り直すというよくある形。封じ手の局面で先手が桂得しにいきましたが,この手が成立しているかどうかが勝敗の鍵になるかもしれません。

 Xという事物があるとき,このXを限定する対象というのは,Xのうちには含まれないようなX以外のすべてのものであるということは,僕は事物の本性という観点から,次のような方法でも説明することができるのではないかと考えています。
 事物の本性の定義である第二部定義二により,事物Xはその本性がなければあることも考えることもできませんが,Xの本性というのも,Xがなければあることも考えることもできません。したがって,事物Xと事物Xの本性というのは,意味の上ではどちらも同じ事柄を指示すると考えることができます。これは当然,事物Yと事物Yの本性の場合にも同様になります。よって,XはYであるという命題自体は,Xの本性はYの本性であるということを含意していると考えてよいのではないかと思います。
 ところが,Xの本性とYの本性は異なります。これは定義二からそれ自体で明らかであるといってよく,もしもそれが同一であれば,それはXとYが同一であるということを示すからです。もちろんことばの上では,同じものが別の名前で呼ばれることはあり得ますが,この場合のXとYは,あくまでも異なるものを意味すると仮定します。
 すると,XとYの関係は,一方の本性がが他方の本性に含まれる場合,つまり動物と馬のような関係を除けば,Xの本性がYの本性を含まないという関係になります。よってこの意味において,XはYによって限定されると考えてよいと思います。つまりこの考え方からも,Xの限定の対象はX以外のすべてのものであるということが出てくると思います。なお,ひとつ注意しておけば,事物が有限であることの定義である第一部定義二により,ここではXとYが同一の属性に属することについてはこれを前提としています。

 ちょっと波乱がありましたが,すぐに立ち直ってくれました。
コメント (1)
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