スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

兵庫ゴールドトロフィー&名目性の問題

2006-12-28 20:17:14 | 地方競馬
 第6回兵庫ゴールドトロフィー
 ディバインシルバーの先導。人気を分けた2頭は,リミットレスビッドが3番手,メイショウバトラーは中団に位置しての競馬でした。レースが動いたのは3コーナー手前から。後方3番手にいた船橋のコアレスデジタルが外を一気に進出。リミットレスビッドがこれに合わせて動き,2番手を進んでいた地元のベストタイザンも内から喰らいついていきました。ディバインシルバーはあっさりと交わされ後退。直線入口で3頭の真中のリミットレスビッドが先頭に立つと,そのまま抜け出し,後続に3馬身の差をつけて快勝となりました。
 優勝したリミットレスビッドは10月の東京盃GⅡ以来の勝利で重賞4勝目。うまくいい位置を取って,流れに乗っての快勝で,今日のところはケチのつけようがない勝利でしょう。
 2着争いは大接戦となりましたが,粘る2頭の外からニホンピロサートが強襲して確保。この馬も東京盃が3着ですから,勝ち馬との比較では能力通りに走ったといえるでしょう。
 岩田康誠騎手が1着,小牧太騎手が2着と,兵庫からJRAに移籍したジョッキーでのワンツーでした。
 3着は真中のコアレスデジタル。東京盃は15着でしたが,8月のクラスターカップGⅢでは4着でしたから,このくらいなら走って不思議ではないです。
 4着のベストタイザンはこの相手に健闘したと思います。
 メイショウバトラーは5着。今日はレースの流れにまったく乗れなかった感じで,不完全燃焼ではないでしょうか。

 明日は大井で東京大賞典。ここはボンネビルレコード◎に期待します。大井に戻るのが魅力。安定性でシーキングザダイヤ○,能力ならアジュディミツオー▲ですが,休み明けがどうでしょう。ブルーコンコルドも強いですが距離面で軽視し,馬場状態によってはナイキアディライト△かカフェオリンポス△を一角崩しにあげておきます。

 王将戦の挑戦者決定戦が指されます。王将戦はリーグ戦ですが,4勝2敗が3名となったので,昨年のリーグ成績上位の2名,佐藤康光棋聖と丸山忠久九段の間でプレーオフ。これは勝った方が挑戦権獲得となります。

 京王閣ではGⅡのヤンググランプリ。例年通りほとんど動ける選手での争い。北日本6人ですのでさすがに別れ,佐藤-菊地-明田の北日本,渡辺-金成-成田の福島,永井-石橋の混成で,北津留は単騎。力は佐藤選手◎なので菊地選手○との組合せが本線。一発なら石橋選手▲かなと思っていますが,狙えないという選手はだれもいないです。

 第一部定理七の証明において,第一部定理六系にも第一部定理七にも,実体が存在するということ自体が含まれているわけではないと僕が考えるのは,おそらく僕がこれらの定理および系を名目的なものであると考えていることと関係しています。
 ただし,僕はここで問題にしている第一部定理五についても,同様に名目的な定理と考えているわけで,この限りでは,名目的な事柄を名目的な事柄を用いて証明しようとしているわけですから,おそらく問題ないものと思っています。
 一方,僕は第一部定理七はともかく,明らかに複数の実体の存在を肯定している第一部定理五については,実在的定理ではあり得ないと解釈していますが,この点については,ここでの証明に関しては争いません。というのは,仮に,第一部定理五が実在的であると考える場合には,第一部定理七も実在的であると考えるであろうと思われるからです。少なくとも,何も存在しないというのは不条理ですから,実体が確実に実在するということに関しては問題がない筈で,この手続きで第一部定理七を証明する場合には,第一部定理七が実在的であると主張することは可能であると思っています。したがって,この場合には実在的な事柄を同じく実在的な事柄によって証明していることになりますので,やはり問題はないと考えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする