INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

どうでもいいですよ(15)

2011年06月10日 |   ┗ どうでもいいですよ
(つづき)
「バスのりば」と「バス降車場」。

意味としては反対の概念といえるのだが、表現としてはあまり対称的ではない。
でもこれが、福岡の(西鉄の?)スタンダードなようで。

なお、「バスのりば」では、一般的には、乗ることも降りることもできる場合が多いのだが、ここの「バスのりば」からは乗ることだけしかできず、本当の意味での「バスのりば」である。
(つづく)

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Day Tripper(16) | トップ | クインテット(17) »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Tokyo Chikushi)
2011-06-09 17:15:20
今まで、「乗るところ」と「降りるところ」の表示の対称性について思いを巡らせたことはありませんでしたが、たしかにそのとおり、「非対称」ですね。
でも、「非対称」であるがゆえに、間違いが少ないということもあるのではないでしょうか。すなわち「非対称」のほうが実用の面からは良い、と。
「のりば」と「おりば」、「乗車場」と「降車場」では、どちらも違いは1字のみ、しかも平仮名同士と漢字同士、見間違いの起きる可能性が高くなるでしょう。

西鉄がそこまで考えてわざと「非対称」にしているのか?、と、感心しているところです。
返信する
主語述語 (Kassy)
2011-06-10 22:46:13
こんにちは。

突然ですが、主語ってあんまり関係ありませんかね?
すなわち、のりばは「私が」バスに乗る場所ですが、おりばは「私が」バスから降りる場所…ではなく、「あなた(あるいは三人称の彼 など)が」降りる場所なわけで、それを「私が」出迎えに行くから降車場、という──。特に、外部からおりばへ行く人は、ほぼ全員がお出迎えの人でしょうし。

でも…あれ? 空港は? のりば・降車場なルールが西鉄だけのものであれば、やっぱり主語というのは違うんですかねぇ?
返信する
Unknown (soramame)
2011-06-13 00:15:04
Tokyo Chikushiさん、こんにちは。

>でも、「非対称」であるがゆえに、間違いが少ないということもあるのではないでしょうか。すなわち「非対称」のほうが実用の面からは良い、と。
>「のりば」と「おりば」、「乗車場」と「降車場」では、どちらも違いは1字のみ、しかも平仮名同士と漢字同士、見間違いの起きる可能性が高くなるでしょう。
>西鉄がそこまで考えてわざと「非対称」にしているのか?、と、感心しているところです。

たしかに、「対称」的でないが故に、結果的に、「対比」ははっきりしていますよね。
ただそれが、「わざと」なのかはよくわかりません。

おそらく「バスのりば」という表現が頭の中にまずあって、その「バスのりば」ありきで、反対の場所の呼び方を考えるとこうなった…という感じではないかと思います。
“バスのりばの反対ならバスおりば?…でもあんまりそんな表現は使ってないしなぁ…”みたいな感じで。

最初の段階で頭の中を「バスのりば」に固定していなければ、「出発ホーム」と「到着ホーム」みたいな表現が出てきたのかもしれません(天神BCの案内でも、他の場所では「出発」「到着」を用いているところがあったと思います)。
返信する
Unknown (soramame)
2011-06-13 00:15:07
Kassyさん、こんにちは。

>突然ですが、主語ってあんまり関係ありませんかね?
>すなわち、のりばは「私が」バスに乗る場所ですが、おりばは「私が」バスから降りる場所…ではなく、「あなた(あるいは三人称の彼 など)が」降りる場所なわけで、それを「私が」出迎えに行くから降車場、という──。特に、外部からおりばへ行く人は、ほぼ全員がお出迎えの人でしょうし。

ここでいう「私」は、バスには乗っていない状態の「私」ですね。
ただ、「あなた」や「彼」については、バスを降りるだけでなく、「私」と同じくこれからバスに乗る可能性もある訳ですから、個人的には、「バスの外に居る人」と「バスの中に居る人」という分け方のほうがしっくりきます。
しかし、一般的な「のりば」では、降りることができる場合が多いため、そうなるとまた意味が変わってくるんですけどね。

この場所についていえば、主語を統一して、「のりば」と「おでむかえ」みたいな対比も、「アリ」だったかもしれませんね。
返信する
Unknown (Tokyo Chikushi)
2011-06-13 16:26:34
「ホーム」という言葉について。
幼時、「ホーム」とは、両親、祖父母から「ホームとは汽車に乗るところ」というふうに擦り込まれたように思います。特に祖父は「ホーム」は、正しくは「プラットホーム」などと言っていました。
そのことから「ホーム」というのは、汽車・電車からかなり高い位置にある、段になった乗降場というイメージです。たしかに、市電(市内電車)の乗り場(法規上は安全地帯)は、「ホーム」と呼ばれることはなく、「のりば」と呼んでいました。大牟田線は「ホーム」と呼んでいました。
バスについては、路上であれ、バスセンターであれ、「のりば」でした。

福岡を離れ、バスの乗降場についても「ホーム」と表す地方があることを知り、かなり違和感を覚えたことがあります。
この感覚が私個人のものなのか、福岡では一般的なものなのか、わかりません。
ただ、昔福岡でバスの「のりば」のことを「ホーム」と(誰かが)呼ぶのを聞いたことは全くないような気がします。
返信する
Unknown (soramame)
2011-06-14 23:19:01
Tokyo Chikushiさん、こんにちは。

バスの「ホーム」と電車の「ホーム」は少し意味合いが違うのかもしれません。

電車の場合、「○番ホーム」と「○番のりば」はほぼ同じような意味合いであるのに対して、バスの場合だと、いくつかの「のりば」が並んでいて、その待合室まで含めたものに対して「ホーム」という名称が与えらている気がします。

Wikipediaの「西鉄天神バスセンター」の項では、「乗車ホーム」の中に、「1番のりば」「2番のりば」…があると説明されていますし(この対岸は「降車ホーム」)、また、飯塚バスセンターなどでも以前から「のりば」のまとまりに対して「第1ホーム」「第2ホーム」という言葉が使われていたと思います。
返信する

コメントを投稿