(つづき)
「RKBベスト歌謡50」は、聴取率調査の際に何か突飛な企画があったというわけでもないのに、この番組は常に高聴取率を維持していた。
林アナはよく「皆さんのおかげで、また聴取率ナンバーワンをとることができました」と堂々と言っていた。
シンプルな作りの番組のこの番組が、なぜここまで人気があったのかを考えると、その理由はやはり、どの歌手もどの曲も「中立公平」に扱うという姿勢がとにかく貫かれていた点だと思う。
リスナーから送られてくるハガキのすべてを、等しく大切に扱うというスタンスが支持されていたのだと思う。
リスナーからのハガキを大切に扱うというのは「ごく当たり前なこと」かもしれないが、それは同時に、「なかなかできないこと」でもある。
ごく当たり前のことをまじめにやる、というのがRKBの良い伝統というか局のカラーだった気がする。
ただ、番組の後期は、全体的にハガキの枚数が減少していく中で、ある特定の歌手のファンのハガキだけが増えてしまい、それでも正直に順位を付け続けたため、ランキングが現実からかけ離れてしまい、最後は番組を維持できなくなってしまった。
皮肉にもその「中立公平」さや「まじめさ」があだになってしまったカタチだ。
(ホークスのデーゲームを中継したいというニーズも番組終了の一要因だったのだが。)
(つづく)
「RKBベスト歌謡50」は、聴取率調査の際に何か突飛な企画があったというわけでもないのに、この番組は常に高聴取率を維持していた。
林アナはよく「皆さんのおかげで、また聴取率ナンバーワンをとることができました」と堂々と言っていた。
シンプルな作りの番組のこの番組が、なぜここまで人気があったのかを考えると、その理由はやはり、どの歌手もどの曲も「中立公平」に扱うという姿勢がとにかく貫かれていた点だと思う。
リスナーから送られてくるハガキのすべてを、等しく大切に扱うというスタンスが支持されていたのだと思う。
リスナーからのハガキを大切に扱うというのは「ごく当たり前なこと」かもしれないが、それは同時に、「なかなかできないこと」でもある。
ごく当たり前のことをまじめにやる、というのがRKBの良い伝統というか局のカラーだった気がする。
ただ、番組の後期は、全体的にハガキの枚数が減少していく中で、ある特定の歌手のファンのハガキだけが増えてしまい、それでも正直に順位を付け続けたため、ランキングが現実からかけ離れてしまい、最後は番組を維持できなくなってしまった。
皮肉にもその「中立公平」さや「まじめさ」があだになってしまったカタチだ。
(ホークスのデーゲームを中継したいというニーズも番組終了の一要因だったのだが。)
(つづく)
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