心身徒然話

治療家から観た心身や日頃感じた事柄を書きとめました。
(左にあるブックマークの「創健整体治療室」から概要に飛びます)

ある日の遠隔治療

2022-07-30 11:27:09 | Weblog
入院している友人に向けて遠隔治療を今まで何回行ったでしょうか。

治療はその都度、友人を思い浮かべて実際に体に触れて治療しているイメージで行います。

相手の感受性によりますが、その時受けている側は、温かさを感じたり痛みを感じたり、勝手に体が動いたりする方もいますが、多くの方が言うには寝てしまったと話してくれます。

友人も今まではそう言っていました。ただし今回は、意識が混濁している状態での遠隔治療となりました。

その治療は、今まで体験したことのないものとなりました。頭の調律をしようと考え、イメージで頭に指を置いたのですが、置いた地点から指がピクリとも動くことがありませんでした。

こんなことは今まで一度もなく、心配になりそのことを家族につたえました。そしてその次の日の早朝に、友人は他界されました。私が遠隔治療をしている時には、もはや逝去への準備に入っていたのでしょうか、初めての体験でした。


観想法

2022-07-19 12:57:41 | Weblog
 思い浮かべたものに向かって氣を送る。心に浮かんだ像に氣を送ると、相手はもっと氣を感じるものです。氣を込めて物を見ると像を思い浮かべることが出来ます。目を閉じて思い浮かべると、大きく浮かぶ時は相手が元気な時であり、小さく浮かぶ時は相手に体力がない時です。
 氣を送る時は、雑念が邪魔にならないように雑念を楽しんでいれば良く、確信を持たず氣を乱さないように澄んだ天心の心で氣を送ることが大切です。

子育て温故知新

2022-07-08 12:42:36 | Weblog
2歳の赤ちゃんが、水も食べ物も与えられなく放置され無くなったという痛ましい出来事が連日報道されています。母親にとって、孫にあたる可愛いはずの存在に対する行動とは考えられません。これでは動物以下いや人間の仕業とは言えません。
 ここで2008年4月に当時活動していた、「へそのお音楽会」で講演した内容を紹介したいと思います。
子育て温故知新
 昭和20年代までは、今と違って家にはおじいちゃんやおばあちゃんそして兄弟が多い大家族で、お茶の間では家族全員がいておしゃべりと笑顔がありそして、あたたかい飲み物や手作りの食べ物がありました。
そんな環境のもと「母親の実体験をもとにした知恵を他の母親に伝える」という形式の育児情報が中心でしたが、昭和30年代から、「心理学者や医師等の専門家からのアドバイス」という形式に変化していきました。
 そんな時代の流れの中で子育てが、知識・常識といったものでがんじがらめになり、本来大切な経験や母から娘へとめんめんと受け継がれて来た知恵が肩身の狭い思いをしており、しいては赤ちゃんに多大な損失を与えているように思います。
 そこで今回は、その知恵を少し紹介して一緒に考えてみたいと思います。
子育てで一番大事なことは、親と子の信頼関係を作ること。
 お腹の中にいる頃はもちろん大事ですが、生まれてから約13ヶ月の期間は赤ちゃんは、自分の意志を言葉によって伝えることは出来なく、自由に体を動かし危険から自分の身を守ることも出来ません。
 赤ちゃんは、お母さんなり周りの人に命を預けているのです。ですから、赤ちゃん自体の一番の要求は基本的に、注意されたい、保護されたいという依存の要求があるのです。
その時期に潜在意識に親子の信頼関係の歪みが生じると、大人になっても意識以前の心の方向として働き続けます。
 ではどのようにして育てていったら良いのだろうと言うと、子どもの要求に添って育てることです。その要求に添って育てれば病気になりません。
口のきけない赤ちゃんは生まれながらにして、要求を現すのにいろいろのゼスチャーをしますが、それが通らないと泣き出して、泣き声を言葉に代えますが、もちろんその前にその要求を見て果たさせることが第一です。
その要求が理解出来ずただ泣かせていると、大人を、無理解なる者として信頼しなくなる第一歩となりかねません。
 赤ちゃんが泣く主な3つ「お腹が空いた時」(空腹の中には乾きの水の要求もある。)「大小便の出たい時」「体の位置が悪い時」が目安と成ります。
その他に赤ちゃんは感情の動きがまだ発達していませんが、心がない訳ではありません。
それは体の生理的な働きの反映が現れているに過ぎず、大人が自分の頭で作った感情と同じものだと思って、子どもが笑っていると嬉しくて笑っているだろうと考えますがそれは違います。
赤ちゃんの心の動きを丁寧に見て行きますと、「胃袋にガスが溜まると泣き出す」「ガスが動くと笑う」「十二指腸にガスが行くと不安になる」「下痢し続けると絶えず不安になる」「食べ物の量が少なくなると寂しくなる」「病気をする前になると異常に不安になる」というように、感情というのは大体、体にくっついている心の動きです。
 ここで生まれたての赤ちゃんの信頼を損ねかねない、最初の入浴についてお話したいと思います。
親のお腹にいた時は37度から37度5分台なのだから、刺激を避けて、まずお湯の温度を37度5分から38度にして入れること。
 いきなり40度のお湯につければ熱いから泣く。最初の驚き、最初の恐怖、最初の警戒が生まれ。そのことによって潜在意識に、初めて触れるものにはまず警戒し不安を、もたなくてはならないという考えが入ります。
 それは残酷なことです。そこでその他いっさいの泣かすもの、警戒するものをまず取り除く、子ども自身が自分で警戒出来るようになるまで警戒しないで暮らせることが、他人を信頼し、周りを信頼する所以だと思います。 
 それからもう一つ排尿要求についてお話したいと思います。
いつも赤ちゃんは尿が溜まるそのことが不快で泣きます。けっしておしめが濡れたから泣くのではないんです。
大人はそこのところ勘違いしています。赤ちゃんはいつも尿意で泣いて、その後に濡らしているのです。
それは生まれた最初の日からで、遅くとも一週間も経てばあきらかに濡らす前に泣きます。泣く前に不快な顔をします。
その時そっとおしめをめくってやればしばらくして排尿します。赤ちゃんだって、狭いおむつの中にするより開けて排尿する方が気持ちよいはずです。
そのように要求に応えていれば、尿意の表現を日増しにハッキリさせ、三週間も経てばその時に抱いて排尿させればすぐするようになります。
おしめを濡らすのは親の不注意です。赤ちゃんのせいにして文句を言ったり愚痴を言ったりするから、赤ちゃんは排尿することが悪いことだと思い教えなくなるのです。
要するに赤ちゃんが排尿を教えるのは、尿の溜まるのを不快に感じる生理的要求の本能的表現なのです。
そのように日頃赤ちゃんの要求に注意していれば、排尿の時も判れば、排便の時も判り、食べたい時も判れば暴れたい時も判る。
赤ちゃんは泣くものだと初めから決めておくのはよくありません。泣くのは不快がたかまるから泣くので、要求が直ちに受入れられるようになれば泣かないものです。

先達の言葉

2022-07-07 12:38:04 | Weblog

    人の生きんとするは人にあるに非ず。自然の生、人になり生きる也。それ故、人に目的なくも生きんとし、産まんとし、人のつくった目的が成就しても、なお生きていることあり、目的途中にても死する人あり。
    自然の生の案配、人のつくりし目的によらざる也。
    自然、人を通じて生く。
    生死、命にあり。
    自然に順うこと、これ生の自然也。
    人の生きること、生きるため也。
    その生を十全に発揮し生きること、人の目的也。
    そのため、人健康を快しとし、いつも快く動く、その動きの鈍れる体を重しとし、不調の体を自ずと調律し、いつも健康への道に動きつづくる也。
    しかも死あり、快く動きて人は死に至る。これ自然也。
                                                                         晴哉

今時の身体のだるさ

2022-07-01 12:18:29 | Weblog
例年より一ヶ月近く早めの梅雨明けで、連日猛暑日が続き熱中症患者が増えています。健康を考えると、クーラーなしでは生活できない日が続いていますが、その反面汗をかきそのまま冷やしたため、体調を崩している人も出て来ています。そのことを汗が内攻したと言います。

汗が内攻すると、どういうような徴候が起こるかというと、まず「だるい」「手足が重い」「皮膚がこわばる」「筋肉が痛む」また呼吸が苦しくなる、身体がむくむ、妙に眠くなるというようなことが起こります。

6月に成り、電車の中やビルの中ではクーラーが入っており、その影響で汗の内攻が起こり易い環境になっています。

汗の内攻は、初めに必ず呼吸器に影響します。そして、それがつかえると泌尿器が影響を受けます。また、急激な内攻で下痢になる場合もあります。

以上のように、汗の内攻を防ぐために汗をかいたらこまめに乾いたタオルで身体を拭き、クーラーの温度調整はこまめにして身体を冷やさないようにしましょう。そして暑いからといって冷たい物のとり過ぎに注意しましょう。

もしも汗の内攻の徴候が出たら、足湯や、後頭部を20分間蒸しタオルで温めることをして汗をかくようにして下さい。お進めいたします。