PSラインアクセスの最大の特徴は、治療対象は治療対象者の脳だということです。
一般的治療方法は、患者の骨格や筋肉を対象に手技で整えるというもので、治療を受ける側(自分を含む)にとって自力で治したというものではありません。
治療の理想は「自分の体は自分で治す」にあります。
私たちの体は、何かしらの違和感を感じてはじめてその違和感を無くそうと働き出します。
そこで違和感の原因として、日々偏った生活習慣から来るバランスの乱れに注目しました。
そこで骨格のバランスの乱れによって起こる神経圧迫から来る痛みや痺れはよくありますが、脊椎の変位による圧迫によってその部分に関連した内臓の不調の原因にもなりかねません。
基本PSラインアクセスは、一次運動野と体性感覚野という脳並びに内蔵以外を対象にしていますが、椎骨の歪みを整えることにより間接的に脳や内臓にも影響を与えていることになります。
そこで身体のいろいろな不調の原因となる骨格の歪みを、治療対象の方の脳に認識していただくために、正確なバランスチェックが欠かせないのです。よって治療対象はその方の脳なのです。