心身徒然話

治療家から観た心身や日頃感じた事柄を書きとめました。
(左にあるブックマークの「創健整体治療室」から概要に飛びます)

「チャッピー」観て来ました。

2015-06-25 16:02:16 | Weblog
そろそろ上映が終わりそうなので、気になっていた「チャッピー」を観て来ました。この監督は、「第9地区」や「エリジウム」などで有名な監督です。その描き出す世界観は独特で、まさにこれからの未来を警告している様にも感じます。そしてこの映画を観て、人工知能対人類の戦いをモチーフにした映画の多いことが気になり出しました。

大分前ですが、1973年上映「ウエストワールド」から1984年上映「ターミネーター」・1999年上映「マトリックス」・2001年上映「A・I」・2004年上映「アイ・ロボット」そしてこれから上映される、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」や「ターミネーター:新起動/ジエニシス」なども人工知能対人類の戦いがテーマになっています。

作品が誕生するときは、なんかしらかのインスピレーションが何処からか、その人の元に届きます。そしてそれは必然として形になり誕生し、目的を果たします。これらの映画の誕生した目的は人類への警告ではないかと思います。

世界的に有名な理論物理学者であるスティーブン・ホーキング博士が、TV局のインタビューで、「我々(人類)が手にしている原始的な人工知能は、人間社会に有益な効果をもたらしている。しかし、完全な人工知能の開発は、人類の終局をもたらす可能性がある」「ひとたび人類が人工知能を開発してしまえば、それは自ら発展し、加速度的に自らを再設計していくだろう」「ゆっくりとした生物学的な進化により制限されている人類は、(人工知能と)競争することはできず、(人工知能に)取って代わられるだろう」
と発言しました。と語ったことが昨年話題になりました。まさに、ターミネーターの世界ではないですか。

そこで、気になっている映画で日本未公開映画「エクス・マキナ」というアレックス・ガーランド監督・脚本で2015年に英国で制作されたSFスリラー映画ですが、リアル過ぎる美人ロボットと怖くなるストーリー。DVDが待ちどうしいです。興味のある方のためYouTubeのアドレスを記します。皆さんも人工知能がもたらす未来への影響を考えてみて下さい。

「エクス・マキナ」
https://www.youtube.com/watch?v=9lviJ605Wfw




突然の海の幸

2015-06-18 10:48:38 | Weblog
先日、突然田舎の友達から大量の海の幸が送られて来ました。内容は、毛ガニやウニそして平目の昆布締めそして、タコの頭の酒粕あえなどです。その日の我が家の夕食は、当然豪華なウニ丼をかき込みながら、モチモチ感のするほんのり昆布の香りをまとった平目の刺身。それをちょっと醤油に付け、一枚二枚と口に運ぶ「う~ん!」たまりません。なんと言う贅沢な食事でしょうか、少し尿酸値を気にしながらも箸は止まりません。

それを送ってくれた友達は、私が田舎に帰った時に朝食は決まって、市内の朝市で2種類のウニを買い求めます。そして、それを港の桟橋で朝早くから営業している食堂に持ち込み、食堂で丼飯だけ買い求めます。それから、店のテーブルで買って来たウニをご飯にわさびとともに載せ、その上から少し醤油をかけ海を見ながら豪快にかき込みます。

そんなことが、自宅で出来るとは思っても見なかったことです。そしてその夕食の締めは、たっぷりの塩で茹でた毛ガニです。身がぎっしり入ったカニの身は甘く、それをカニ味噌に付け食べます。本当に、友達に感謝感謝の夕食でした。ありがとう。




汗の内攻

2015-06-02 10:39:55 | Weblog
数日、真夏日が続いたりで汗をかくことが多くなって来ました。そこで、梅雨前で少し早いと思いましたが、間違った汗の処理による弊害として汗の内攻を書きたいと思います。これが、これから来る本格的な真夏に向けて健康に過ごして頂くための、一つの参考になればと願っております。

◎汗の内攻
汗には、尿では排泄出来ない老廃物や毒素が含まれています。外に出るはずだった汗が、行き場を失って内にこもるとこうした老廃物や毒素が身体の中で悪さをする。そこでいろいろな症状が出て来る。
これが、汗が身体の内側を攻める。これが「汗の内攻」です。

◎発汗の意味(体温調整・疲労調整)
汗をかくこと自体は悪いことではありません。むしろ、健康を保つためには大事な働きです。ただし、汗をかいたままにしておくと、いろいろな身体のトラブルにつながってしまいます。
子供によくある、あせもやアトピーの悪化など肌のトラブルの他、発汗機構が停止すると寒気が起こるし、汗が内攻すると必ず呼吸器に影響が起こり、そして泌尿器の方にも変調が起こることがあります。また、急な内攻で下痢になる場合もあります。

◎汗の内攻による徴候
1. だるい
2. 手足が重い
3. 皮膚が強張る
4. 筋肉が痛む
5. 呼吸が苦しくなる
6. 身体がむくむ
7. 妙に眠くなる
8. 風邪を引く
9. 胃が痛む

冬は、真向かいに風を受けるな。
(心臓に影響がある。)
夏は、背中の風に警戒しましょう。
(汗が内攻する。)

◎赤ちゃんは、大人の3倍近くも汗をかく。
汗が出る汗腺の数は、生まれながらに大人と同じ数ある。よって、大人に比べて赤ちゃんは皮膚の面積に対して汗腺の密度がとても高い。

◎汗の内攻の処理の仕方
内攻した汗を誘導するには、発熱することが一番。
方法として半身浴、脚湯でも足湯でもよい。中でも足湯をやった方が最後の汗まで出すことが出来る。

◎足湯
くるぶしがかくれるまでのお湯に足を入れて温める。
効能:喉の痛み、耳の痛み、歯の痛み、鼻つまり

◎脚湯
膝がかくれるまでのお湯に足を入れて温める。
効能:寝冷え、下痢

◎足湯、脚湯の要点
1.足湯も脚湯も入浴温度より2度高いのがよい。
2.最初の温度より冷めないようさし湯を用意するこ  と。
3.4分~6分お湯に付け、片足だけ赤くならない時はよく拭いた後、その片方だけ2分追加する。
4.足湯、脚湯ともに、夜寝る前がよくすぐに床に入ること。
5.ポカンと落ち着いたホッとした気持ちでやるのが望ましい。