刺繍半襟並びに手作りの半襟を大量に処分しました。
きものを着始めた頃は、アンティークきもの、
特に刺繍半襟に憧れていたんですね。
刺繍と名がつけば買いあさっていた時期も。
アンティークきものの素敵なブロガーさんが
素敵な半襟をしているのを見てはため息。
お値段が高いので、同じようなものを
自分で作ったりしていました。
でも、半襟が強すぎると、コーディが難しい。
半襟だけではなく、着物や帯の強さが
あってこそ、だとようやく気付いた。
半襟の色ときものの色、帯の色合わせなど
かなりの上級者じゃないと、時間がかかる。
シンプルきもの派の私は、センス不足も
あって、結局、
半襟だけが浮いてしまって泣き。
PCを持ってきてさえ、浮く。
私にはベージュのシンプル半襟が
一番使いやすい、似合う、
ささっと着れ、となって
華やかな刺繍半襟はずっと箱に入ったまま。
で、これらを処分。
残したのは、ベージュ系の刺繍がほとんど。
たまには半襟のおしゃれしたくなったときのために。
ベージュ地にポイント刺繍もOK。
それでもまだまだありますが、
おいおい試しながら処分していきます。
もちろん、手元においておき、
時折眺めるだけでもいいのですが、
これら「夢の残骸」とでもいうものも、
もういいだろうと。
憧れにもキリをつけないとね。
というわけで、すっきりしたのは箱のなか、
というより
自分の気持ちのほうかもしれません。
いつも応援ポチ
ありがとうございます。
他人から見ると「もったいな~い!!(涙
モノは使ってこそ生かしてこそ価値がある、ってことですね。
確かに所有物を本当に必要なものだけにすると、それが自分らしく愛おしく感じます。
・・・う~ん、でもこの手仕事、素晴らしくてやっぱりもったいないと思います。
私だったらしつこい性格なのでリメイクしてしまうかも…。
あ~ん。自分の貧乏性が悲しいです…
皆様よりだいぶ遅れてはおりますが、息切れなど聞こえぬふりして前を言ってくだされ。ついていきますですよ(勝手に)。紫苑さんの30年前のように私は今、半襟ブームどす。もったりした刺繍などはたまりません。運針もできぬのにいつか刺繍もとひそかに。慾が出てきてまだ生きるなあ。