先の「色っぽいキモノ講座」(井嶋ナギ先生)の最終講座を「流行を作る女たち」とタイトルしてご報告しました。
そのなかで、
昭和初期の着こなしとして
「~~よく話題になる?ゆったり着つけ。
今とは逆に「前上がりの後ろ下がり」
襟合わせのところまで帯が上ですね。
昭和初期の雰囲気をだしたければ、こういう着付けをマネしてみると、面白いかもしれません。
先週からの不安定なお天気、友人との「きものでレトロ散歩」撮影会(?)が中止になってしまいました。
ぽっかり空いた一日、せっかくだからとこの昭和初期の着付けを試してみることにしました。
用意したのは木綿の唐桟とトンボの帯。
そしてアンティークの半襟です。
まっ、笑ってやってください。
髪を束髪風に結い、しかし、大きく膨らませることはたぼをたくさん入れる必要があるため難しく、いつもより多少大きいかなという程度。
アンティーク風を補うため、簪や笄を使いました。
そして着つけです。
「前上がりの下がり」
半襟の先と帯の位置がほとんどつきそうなくらい高く結ぶ。
これが意外に難しい~~。
その理由として、もう「後ろ上がりの前下がり」という着付けが習慣になっているせいではないかと思いました。
「できるだけ」ぐずりと~~?
帯には帯板は入れず、
帯締めもゆるりと締めます。
セピアにしてみました。
写真の芸妓さんのマネをしようとしたのですが(笑)椅子の高さが合わず、このポーズ。
しかし、いまさらながらの昭和初期、
意外に難しいことが判明。
身体がもう「今風」着付けに慣れた(慣らされた?)んでしょうかね。
後ろ姿です。
こちらはわざとゆるゆる~。
「大日本国防婦人会」とあります。
襟元を見ると、意外にきっちりして
います。
写真撮るからかしら?
思想的なことは追及しないでね。
しかし、試して思ったのは、「崩れを気にしなくていいので楽は楽」ということ。
でも、先にも言ったけど、意外に難しい~「前上がり、後ろ下がり」、
これだって練習必要。
それに、マイ後ろ姿の写真でもおわかりのように、姿勢が少し悪くなるかな~~。
ということで、もう少し雰囲気出せるよう、またいつか試してみます。
「和洋折衷」のtomoさんのブログ「花子とアン」の細かい気づきや、大正昭和の髪型など、素敵な記事が載っています。とても勉強になります。興味のある方はぜひ。
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