ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

「色っぽいキモノ」コーディを考えてみる

2014-04-11 16:54:24 | きものコーディネイト



先にご紹介した「色っぽいキモノ」(井嶋ナギ著・河出書房新社)。

色っぽいキモノ」への憧れと反発。

この先生の早稲田大学エクステンションセンターでの講義が近づいてきました。

ドキドキ。どんな人たちが講義聴きに来るのかなあ。

先生のブログを見ると、当然、ものすごく色っぽい。



この日、どんなきものを着ていこうかとあれこれ思案。

実際に着用する、しないは別にして、先生の提案している「色っぽいキモノ」に少しでも近づこうと、コーディを考えてみました。

まずは、先生仰るところの岩下志麻さん演じる「極道の妻たち」と「緋牡丹お竜」をイメージして考えてみると、

髪は大きく盛り(まだまだ足りないぞ)、襟はうんと抜きます(こちらもまだまだ~)

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簪はいつでも武器になるように(?)、スルドイものを挿します。

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どこかに赤を聞かせて、帯はできれば博多(これは緋牡丹お竜だけど)。

うーん、なんだか場末の演歌歌手みたい(汗)。



で、次のコーディは、

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これは「緋牡丹お竜」のイメージ(おい、笑)

帯を博多にして銀座結びを崩しました。

いや、藤純子さん演じるお竜、意外に地味なのです。


20080907普通の藍染めのきものに、白っぽい博多帯を後見結びにしています。

きものの模様が緋牡丹、襦袢も紅絹ですね。

ヘアもやはり盛っています。

極道に比べると、上品であります。

いやいや、紫苑くん、君は「色っぽさと上品さ」は別ものと考えていないかな。




この二つは十分に両立するのですよ。

そうですね。

私、どこか思い違いしているかもしれません。

でも、今回このコーディを実際にやってみてわかったことがいくつかあります。

同じきものでも、襟の抜き方、ヘア、帯の結び方などの小物で随分と印象が変わります。

その上に仕草、言葉遣い、表情など人柄が入ってくるわけですね。

洋服以上に、きものって着回しできるものなんですね。

最初のきものは何年か前のお正月の集りで着ました。

次のきものは友人の展示会に。


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そして、一番大事なこと。

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「色っぽいキモノ」というものがあるのではない、

「色っぽい人」がいるだけだ~~。

ということでした。

道が遠いのは変わりありません。

さて、当日はどんなコーディで行こうかなあ。


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コメント (8)
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