ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

「自分らしくない?」夜桜コーディ

2014-04-01 09:40:56 | きものコーディネイト


花柄、それも総花柄のきものなど、ほとんど着ません。

なのに、なぜか桜・総花柄のきものなど購入してしまったのは、たまには「自分らしくない」きものを着てみたいという秘か(?)な欲求があるからかもしれません。

色も黒だしね、どうせプチプラでしょう。

たまにはいいんじゃない、となったわけです。

昼間の桜見物はちと抵抗があったので、夜桜見物にしました。

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「桜の樹の下には屍体が埋まっている~~?」 

夜の闇にまぎれ、それも後ろから見た限り、普通のきもの姿。



前から見ると~~。

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「だから、あんなにきれいなんだ。

これは信じていいことなんだよ」(梶井基次郎) 


写真的にはチト怖さがありますが、やはり「らしい」も「らしくない」もありません。

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幻想的な夜の桜。


「らしい」とか「らしくない」とか思うのは、自分が自分に抱いているイメージ、あるいは友人が自分に抱いているイメージですね。

そのイメージは、たとえばいつも「紬を着ている人」「いつもモノトーンを着ている人」。

それ以外のものを着用すると「おや!」と思われる。

「らしい」の法則=好きな着物×着る回数

何度も着用していると、それが「その人らしい」イメージになっていくわけです。

仕事関係では、自分のイメージを統一するために、同じ洋服を何枚も持っていて、いつもそれを着ている人もいます。

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知らない人が見る分には、「らしい」も「らしくない」もないわけで、ただ、自分が落ち着かないだけです。

でも「自分が落ち着かない」、これが大きい。

「らしい」とは自分が一番落ち着くきもの、ということかな。


夜の闇にまぎれると、「自分らしい」もどこかに消えるみたいです。

この柄ものを昼間に着られるかというと、ちと抵抗がある~~。

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明るい光の下で見ると、なんだか踊り用のきもの、みたい?

見慣れてくるとそうでもないような?、いや、やはりビミョウ~なような~。

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白の桜の浮き出た帯。

花の刺繍の帯留

桜の帯揚げ。

私にとってきものは遊び、楽しみです。

「らしさ」から抜け出て、いろんな着物に浮気、いや挑戦しても面白いかな、と思う今日この頃です。

まずは、おうちで「らしくない」きものを着て回数こなすことから始めましょうか。

同じ夜桜でも、こちらは「自分らしい」きもの、かな。

ジュザブロー小紋で六義園ライトアップ

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コメント (4)
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