きもの仲間の一人が、お出かけする途中に近所の人に
「いいご身分ですね」と言われたそうです。
「特にいい身分でもないのに、きもの着ていると、そんな風に言われることあるのよね」って
こういう話、結構耳にします
洋服だとブランドものに身を固めていても、そんな言葉かけられることないように思います。
私もエレベーターなどで一緒になった人に「お稽古ですか」「きもの関係のお仕事ですか」(まさかね)と聞かれることあります。
お稽古やお仕事だといいけど、遊びだと「いい身分」って思われるのかな。
それが嫌で、アンティーク好きな知人には、きもの着て出るときにはいつも通る道を変えるって人もいます(笑)。
これは単純に恥ずかしいからかもしれませんが。
「きものと殿方」だけではなく、きもの着る人と着ない人との温度差ありますね。
知人には、介護の最中に気分転換に着る人、
何年もの介護、ようやく終えてきものを楽しんでいる人、
子どもが障害を持っているけど、やはり気分転換に着る人、
子どもの受験や就職、ご主人のいろいろ、仕事のストレスなど、あれこれ抱えながら、それでも一時、そこから自由になりたいと着ている人、たくさんいます。
トラブル係のボランティアだってきものでやれば楽しい
前の写真です。
「いい身分」どころか、「いいきもの」も着ていない私でも、
ブログでは、「今日は三越、明日は~~」(いつの時代だ?このコピーできたの明治だって!)という風に見えますが。
それしか書かないからですよね。
ホントに「いい身分」の方は、それはそれでシアワセ
「いい身分に見てくれて嬉しい!」「コスパがいい」(値段の割に効果が高い)と素直に喜ぶこともできますが。
友人知人以外、人は、外からしか見えないけど(隣の芝生は青い?)、どんなことあってもあまり顔に出さないで(親しい人は別)で踏ん張ってきれいにしようとしている人、ステキだと思います。
「いいご身分ですね」なんて水をさされることあったら、「身分」は「気分」に変えて、「気分」転換
「はい、いい気分です」と心のなかで言うことにします。
「水」も、ちょうどいい湯加減のお風呂に入っているみたいで、ホント、いい気分になれること請け合い?
応援ありがとうございます。
「身分」に関係なく、きもの好き