南の空に輝くアンタレス。夏の夜空に輝くこの星は赤色に輝きます。
(Eテレ「ふしぎいっぱい~夏の星~」から・デネブは白鳥座の星です)
今月の中ごろのブログに1年前に公開された降旗康男監督、高倉健主演映画『あなたへ』(東宝)という映画が民放で放送されたことを書きました。そのなかで兵庫県朝来市和田山町竹田にある天空の城跡竹田城(天空の音楽祭)跡で、女優の田中裕子さんが宮沢賢治の歌を唄うシーンがとても美しく感動しました。
(降旗康男監督、高倉健主演映画『あなたへ』東宝・から)
2011年の震災以降宮沢賢治の関連番組で多く聞かれた曲です。
赤い目玉のサソリ・・・・・黒い目玉の子犬・・・・・
田中さんがやさしい声で歌い上げていました。
曲の名は「星めぐりの歌」で、震災の年2011年1月19日のEテレこだわり人物伝1月「宮沢賢治」の第3回チェリスト藤原真理さんが紹介されていました。
宮沢賢治と言えばチェロですが、弦楽器の低音の響きで、賢治のイメージが静かに浮かんできます。
アンタレスはさそり座の中心的な星で、サソリの目玉ではありませんが、丁度今の季節空に輝いています。
(Eテレ「ふしぎいっぱい~夏の星~」から)
宮沢賢治の心の中に、終生流れていたであろうと思われるメロディーのその曲は「星めぐりの歌」で賢治祭(9月21日)には必ず唄われる曲のようです。
「星めぐりの歌」
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ
ひかりのへびの とぐろ
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて
「星めぐりの歌」探しで宮沢賢治関連の録画した過去番組を再度観ました。
また宮沢賢治の世界に入っていきそうです。
休日は「星めぐりの歌」の旅でした。
(Eテレ「ふしぎいっぱい~夏の星~」から)
(降旗康男監督、高倉健主演映画『あなたへ』東宝・から)