Sightsong

自縄自縛日記

ハノイのレーニン像とあの世の紙幣

2012-07-01 23:45:47 | 東南アジア

4年ぶりのハノイ。夕方、ちょっと空いた時間に、レーニン像や何かを見て歩き疲れ、カフェでジュースを飲みながら外を眺めていると、路上に馬の人形を置いて火を付けている人がいる。

同行のベトナム出身者によると、あの世に行った人たちに、モノやオカネを送り届けるという儀式なのだった。確かに、馬が燃えてくると、その上に、金塊を意味するような箱や、ウソの紙幣をさらに置いて燃やしている。

今日はそんな日。路上のあちこちには、明らかなコドモ紙幣や、米ドル札のコピーが落ちていた。地獄の沙汰も金次第、ではなく、現世の延長か。(地獄じゃない。)

※コンデジで撮影

●参照
ハノイの文廟と美術館
ハノイの街
『ヴェトナム新時代』、ゾルキー2C
石川文洋『ベトナム 戦争と平和』


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