『Tribute to John Coltrane - Select Live under the Sky '87 10th Special』(1987年)の中古DVDを入手した。ずっと観たい映像だった。
Dave Liebman (ss)
Wayne Shorter (ss)
Richie Beirach (p)
Eddie Gomez (b)
Jack DeJonette (ds)
とは言っても、演奏者のひとりとしてファンと言えるような存在はいない。(エディ・ゴメス以外はみんなライヴで観ている。)
デイヴ・リーブマンは、わたしの中では、ジョージ・ガゾーンやマイケル・ブレッカーと同じ箱の中。つまりテクは凄いねというアスリート系サックス奏者。ジャック・デジョネットは、最後の最後で寸止めにするような印象があってどうも煮え切らない。リッチー・バイラークも悪くないのだが、「悪くない」まで。ウェイン・ショーターの作品には好きなものもあるが(『High Life』など)、謎めいたソロが近年は辛気臭いソロに変わっているようで。
このライヴ映像も、概ねそんな印象だった。う~ん・・・。
●参照
デイヴ・リーブマンの映像『New Jazz Festival 1975』
デイヴ・リーブマン『Lookout Farm』、ジョージ・ガゾーン『Live in Israel』 気分はもうアスリート
デイヴィッド・サンボーン『Best of NIGHT MUSIC』(ショーター登場)
マイケル・ラドフォード『情熱のピアニズム』 ミシェル・ペトルチアーニのドキュメンタリー(ショーター登場)
ワダダ・レオ・スミスのゴールデン・カルテットの映像(デジョネット参加)
アリス・コルトレーン『Universal Consciousness』、『Lord of Lords』(デジョネット参加)