ブランドン・シーブルック『Sylphid Vitalizers』(New Atlantis、2013年)を、ひたすら繰り返し聴く。
Brandon Seabrook (tenor banjo, g)
Dr. Vitalizer (drum programming)
ドラムスの打ち込みはあるが、基本的にはシーブルックのソロである。この4月、ライヴの後に「昨日も観た、Needle Point」「?」「いや、Don Pedroで」「Needle Driverだって!」というわけで、グループ名を間違えるという非礼なことをしてしまったにもかかわらず、このCDをご本人からいただいた。
執拗に繰り返し聴くのにはわけがあって、シーブルックの執拗な繰り返しのソロに耳を傾けていると、脳がまたリフレインを求めてしまうのだ。ギターは不安を煽るのに向いている楽器だと思うが、それがいつの間にか哄笑に転じていたりする変態ぶり。
●参照
アンドリュー・ドルーリー+ラブロック+クラウス+シーブルック@Arts for Art
アンドリュー・ドルーリー『Content Provider』(シーブルック参加)
クリス・ピッツィオコス@Shapeshifter Lab、Don Pedro(対バンでシーブルックのNeedle Driver)
トマ・フジワラ『Variable Bets』(シーブルック参加)