今年二度目のハノイ。ちょっと空いた時間に、『Lonely Planet』に紹介されている「Maiギャラリー」に足を運んだ。
意外に立派な建物で、4階までさまざまなアーティストの絵が展示されている。自分の他に観客はおらず、ずっとギャラリーの女性が監視するように歩いて付いてきた。
なかでもふたりのアーティストによる作品が気になった。
ファム・ゴック・ミン(Pham Ngoc Minh)は、絵具をぼってりと盛り上がらせて、湖やカリカチュア化した女性を描いている。
グエン・バオ・ハー(Nguen Bao Ha)は、赤や青の鮮やかな単色をバックに、ハノイの家々をコラージュ風に配している。上海で観た、孫驥(スン・ジ)の「Memory City」と題された作品群(>> リンク)を思い出した。