イランは基本的に外食文化ではないという。それでもなかなか旨い店があって、きっと住んでもストレスはたまらないであろう。
■ アイスクリーム
高さが30 cmくらいはありそうなソフトクリームがよく売られていて、その器械には蜂が群がっている。それは今度の楽しみだとして、スーパーで袋のアイスを買って食べてみた。クリームは味わいに欠け、コーティングされているチョコはすぐに剥がれ落ちる。タイに「パルム」そっくりな「マグナム」というアイスがあるのだが、そういえば、それも食べながら歩いていると道にチョコがポロポロ落ちた。このあたりは日本技術に優位性があるものと勝手にみなすことにする。
誰だ君は
「Yogo」
「Prima」
■ 日本食
テヘランには「Kenzo」という日本料理店がある。また、「Monsoon」という日本食とアジア料理の系列店もある。どこでも「ホソマキ」や「フトマキ」があって、結構旨い。ただ、ちょっと値が張る。イランでは酒を飲めないからまだマシだ。
「Kenzo」の蟹のホソマキ
「Monsoon Lounge」の蟹とアボガドのホソマキ
「Monsoon」の海老天のホソマキ
「Monsoon」のビビンバ
■ ペルシャ料理
毎回来てしまう「Hani」はいつも賑わっている。L字型のコースを歩き、好きなものを取ってもらうシステムである。以前にケバブとサーモンを頼んで大変なことになったことがあって、今回はサーモンとフルーツゼリー。それでも食べ切れない。
テヘランは坂の街であり、北には山があってそれを越えるとカスピ海である。実は山の麓には素敵な飲食店街があって、葉っぱが降ってくるテーブルで肉にかぶりついていると本当に気持ちがいい。どこも家族連れですごく賑わっている。(ところで、イラン人女性はなぜああも美しい人ばかりなのだろう?)
■ カフェ飯
ハンバーガーやピザ。ジャガイモの上にチーズとハムを載せた料理。見たまんまの味である。
「Alvand Pizza」のハンバーガー
見たまんま
話し好き
■ イタリアン
街にはイタリア料理店も結構あって、これも結構いける。量が多くて途中から飽きてしまうのが難点。
「Bella Monica」のラザニア
読めない店の野菜ペンネ
■ ドリンク
フレッシュジュースは旨いのだが、独自のドリンクはあまり口に合わない。イランの仕事仲間が「あれは日本人は嫌いだろう」と言っていた、牛乳に塩が投入されたドリンクなんてその最たるものだ。しかし、好きになるまで飲むつもりである。
牛乳と塩のドリンク
■ ざくろ
イランはざくろの原産地である。今回は旬の時期が訪れる前なので、果物屋にもほとんど並んでいなかった。ひとつ買って宿の部屋で食べたが、やはりまだまだ。