4回目のサウジアラビア。今回も、いちどだけ、カプサという羊肉の炊き込みご飯を食べたものの(しかも、羊の頭が骨ごと入っている)、大勢の仕事相手と一緒であり、頭がいっぱいで、あまり食に気が回らない。
そんなわけで、他の中東料理といえば、シリア料理、レバノン料理、ショッピングモールのフードコート。どれがどのように違うのか、よくわからない。旨いのではあるが、やはり、ビールが欲しい。言うまでもないことだが、アルコールはご法度である。
■ 蜂蜜
箱から取ってきたばかりの蜂蜜。何を隠そうこれが好物で、つい、沢山。
■ ABOU KAMAL(シリア料理)
安いシリア料理の店。と言っても物価はそれなりに高い。
チキンやケバブをクレープ状のパンと一緒に食べるメニューがいろいろあり、なかなか旨い。しかし、人参ジュースは昔のくさい人参そのものの味だった。
刻んだ野菜を食べていると、中に、カメムシのような虫が紛れていた。これも真っ当な野菜を使っている証拠だ、と、自分に言い聞かせた。
■ スターバックス
一番小さいコーヒーが300円程度であるから、味も値段も日本と同じ。Wifiも使える。東京でもニューヨークでもジャカルタでもバンコクでも、スタバがあると妙に安心してしまう。コンビニと同様に、同じ規格だからか。
ところで、冗談のように大きいクロワッサンを売っていた。動かず高カロリーなものを食べ、立派な体格になっていく国であることは間違いない。
■ フードコート
とあるショッピングモールの一角にあるフードコート。現地料理も、マクドナルドも、アンティ・アンズも、サブウェイも、サムライとか鎧とか妙な名前が書いてある日本料理もある。
取り敢えず欲しいものを指さして弁当箱に入れてもらうものにした。想像以上に旨かった。
■ KARAM(レバノン料理)
入ろうと思ったらアザンが鳴り響いた。こうなると店が閉じてしまって入店もできない。15分くらい待って、ようやく、ノンアルコール・ビールで乾杯。肉料理はさすがに旨い。ホモスというひよこ豆のペーストが名物のようだった。
■ チーズとかペーストとか
チーズの多くは山羊や羊の乳から作られていて、これが例外なくしょっぱいのは何故だろう。
ペーストにもいろいろあって、上のホモスの他にも、パンに合う甘いタイプは悪くない。
■ 東京レストラン(日本料理)
4時間をかけてダンマンに移動し、疲れていたこともあって、日本料理。
カツ丼を頼んでみると(豚肉を使えないため牛肉)、それなりに旨くはあって嬉しくなる。しかし、ご飯がパサパサで、残ってしまった。エジプトかイタリアのコメを使っているという話だが、コメの質が日本料理に向いていないのか、炊き方がよくないのかはわからない。
海外カツ丼勝負をするなら、ミャンマーの勝ち(2箇所しか食べていないが)。