まさえ先生の練習日記

空手道を頑張っている子どもたちの様子を、楽しく書きたいと思います。

2012年を振り替えて~中盤戦~

2012-12-31 22:35:14 | Weblog
5月末には、JKFan8月号に四姉妹特集の取材を受けました。
世界大会のタイトルをとった由佳、凜美、千紗、希容。
この四人も始めからそんな力を持っていたわけではありません。入門して白帯からコツコツ積み重ねてきた結果です。白帯からいきなり世界を目標にしているわけではなく、一試合一試合の積み重ね、必死にやってきた道の目の前に世界が見えてきたのです。世界が見えた時に、自分が日本の代表として選んでもらい、チャンピオンになるんだという強い気持ちを持ち努力を続けた成果だと思います。
ただ、その道はもちろん平坦な道のりではありませんでした。道からはずれそうになった時、技術的にも精神的にも、目標に向かう道にできるだけ早く戻ってこれるかが大事だと思います。

JKFanでは選手一人1ページずつでしたが、書ききれないくらいたくさんの出来事がありました。
それをこういったブログで紹介できたらいいなと思っています。



さて、本題に戻りまして、6月23日、プレミアリーグジャカルタ大会。
凜美にとって今年三度目の挑戦。ジャカルタは全空連として組手チームも派遣されて、チームとして参加することができました。
女子形のエントリー数は23名。
凜美は2大会連続で決勝に進出し、宇佐美さんと3-2で惜しくも準優勝でした。




7月1日、全日本学生。
希容は直前で不調ながらも優勝。千紗、三位入賞。
世界学生の日本代表として選考されていた希容が、一週間前から不調となってしまったものの、試合当日には気持ちを切り替えて、しっかりとモチベーションをあげられる希容に感心しました。
詳しくは7月1日のブログを見てください。




7月10日から世界学生の開催地スロバキアに出発。個人の男女形は初日の13日に行われました。

私は、凜美が連覇した前2回の世界学生の話を聞いて、WKF世界大会でもトップに入る選手が出ると知り、シニアとしては一年目の希容のサポートをするため同行させていただきました。
結果だけを見ると、凜美が2連覇していたので、出場すれば誰でも勝てるのかと思われるかもしれませんが、実際には本当にレベルは高く、対戦相手のことを知って形を選択しないと、メダルを逃しかねない状況でした。

今年11月にパリで開催されたWKF世界大会の決勝で宇佐美さんと対戦したフランス代表のスコルドサンディが、この世界学生の準々決勝で希容と対戦しました。ここが一番の山場でした。
サンディは得意形のウンスーをうってきて、希容も得意形のチャタンヤラをうち、5-0で希容が勝ちました。
さらに、準決勝は次にマークしていたスペインのyaiza(チャタンヤラ)と対戦。yaizaも今年のパリ世界大会で三位入賞した選手です。
希容はスーパーリンペイをうち、これも5-0で勝利し、決勝進出しました。
決勝はトマリバッサイをうとうかと考えましたが、地元スロバキアの選手だったので、インパクトのあるアーナンをうつことにして5-0で完勝し、優勝しました。

これがもし決勝で得意形をうちたいと思ったり、相手選手のことを知らなかったりしたら、5-0で勝つことはできなかったかもしれないし、実力があっても形の選択を間違えてしまうと勝てるかどうかもわかりません。研究や分析は必要です。




7月22日、近畿地区大会。国体予選。
少年女子形の部で、恵里奈(和歌山)、成年女子形の部で、千紗(京都)と希容(大阪)と千明(兵庫)が出場。
各府県代表一人ずつが出場でき、予選は6名で点数制で競い、上位4名が決勝トーナメントに残ります。
少年女子形で恵里奈が決勝トーナメントに進みましたが、準決勝で残念ながら負けてしまい、国体出場を逃してしまいました。
成年女子形は3人とも決勝トーナメントに残り、準決勝で希容と千明が対決。3-2で希容が勝ちました。
この時の千明の形は今まで見てきた中で一番良い形がうてたと思いました。三位決定戦で木村さんに負けてしまい、国体出場にはなりませんでしたが、千明の形を見て感動しました。本当に良かったと感じました。
詳しくは7月24日のブログを見てください。


7月30日、インターハイ。
恵里奈が出場し、一日目の1・2回戦を5-0で突破するも、二日目の3回戦で残念ながら負けてしまいました。恵里奈も着々と力をつけていますが、なかなか結果に繋がらず、辛い日々を送っていますが、来年はきっと頑張ってくれると思います。


8月25日、全中。
美優と歩乃佳が出場しました。美優が準々決勝で同じジュニアナショメンバーの宇海さんに3-2で負けてしまいベスト8。歩乃佳は3回戦でミスしてしまい、入賞できませんでした。
私は2人ともこの試合はまだ自分の持っている力を出しきれなかったと感じました。でも試合でできる形が今の実力。どの試合でも朝から試合に向けて気持ちを高めていき、集中して挑んでいけるようにすることで、もっと良い形をうてるようになると思います。これから頑張ってほしいです。


8月26日、全少。
私は全中が終わってから、そのまま新幹線で東京へ向かいました。
ぴよが小1女子形、紅葉が小5女子形、魁が小5男子形に出場。
結果はぴよが三位!魁がベスト8!紅葉はベスト16。
入賞できたことはすごいことなんですが、それぞれに悔しい思いを持ったようです。また来年はもっと頑張る!と3人とも思ってくれたようです。


8月25~26日に糸東会全国大会がありました。
私は全中と全少に行ったので、全国大会を見ることはできませんでしたが、結果は、小1男子組手で宝聖が二位、小5男子組手で翔太が二位、小4男子組手で裕翔と於宗(おうが)がベスト8。
小4女子形で桜火(おうか)が優勝!少年女子形で響が二位、成年女子形で希容が優勝、千明が二位でした。
みんな頑張ってくれました!


9月1日、プレミアリーグイスタンブール大会。
プレミアリーグ4回目の挑戦。今大会も組手選手は全空連から派遣され、形も団体形メンバーも出場したので、みんなで良い刺激を受けたと思います。
女子形のエントリー人数は27名。日本人が4名出場し、上位独占しました。優勝宇佐美さん、二位凜美、三位柏岡さん、木村さん。




9月15日、プレミアリーグフランクフルト大会。イスタンブール大会が終わってから3週間後の大会でハードですが、日本人は凜美だけ参加しました。
この大会で、来年からの形の新ルールを試行するということで、一回戦から自由形となりました。
ルールとしてはほかに細かい部分で変更がありますが、この大会で気になったのは、道着を叩く音に対して厳しく判定された感じがします。息吹も厳しく判定されるかと思いきや、息吹に対してはそれほどでもなかったと思います。
女子形のエントリー人数は74名。一回戦から自由形ということで、自由形を7つ用意していきましたが、相手をしっかり見て形を選択する必要があると思います。

プレミアリーグのファイナル、ザルツブルグ大会は、12月8日で全日本選手権があり出場できないので、今大会はぜひ実績を残しておきたいところ。
無事、決勝進出しました。
決勝前のファイナリストが音楽に合わせて登場しました。




凜美は、決勝では敗れはしましたが、4大会連続決勝進出は素晴らしいと思います。これからまた新たな目標に向けて、来年はさらに上をめざして頑張ってほしいと思います。

WKFプレミアリーグのランキングが発表され、凜美は宇佐美さんに続き、僅差の二位。一年間、よく頑張ったと思います。海外試合は国内の試合とは違い、体力的にも精神的にも大変です。また来年は、誰でもができるわけではないことを経験させていただけていることに感謝し、これをしっかり力にしてほしいです。

2012年を振り返って ~前半戦~

2012-12-31 17:18:02 | Weblog
さて、去年に続き、2012年を振り返ります。
すべての大会に一つ一ついろんな思いがありますが、去年通り全国や地区大会から書いていきたいと思います。


1月12日からプレミアリーグ初挑戦の凜美とパリに出発。2011年に出場していた宇佐美さんと井上さんとともに前日にエントリーをしました。
女子形は77名の選手が参加。形の数は多い選手で7つ必要でした。
凜美は準決勝で宇佐美さんと対戦し負けてしまいましたが、三位決定戦でイタリアのバタグリアサラにしっかりと勝ち、表彰台に立ちました。
シニアでの世界の舞台は初めての大会で、トップ選手が出場している大会でしたが、世界にも通用する力があることを認識し、またその世界でさらに存在感を出すために何が必要かも気付くことができました。




私の誕生日もパリで迎え、凜美とこびちゃんと井上さんにサプライズケーキでお祝いしてもらいました。すごく嬉しかったです!




3月10日、オランダで第2回目のプレミアリーグがあり、だんなが同行しました。
オランダは女子形は57名が参加。形の数は多くて6つ。凜美は準決勝で井上さんに勝ち、決勝で宇佐美さんに負けて準優勝でした。
パリ大会で悔しい気持ちで見ていた決勝の舞台に立つことができ、一つ順位を上げることができました。




3月29日、中学はまなす杯。中2形の部で美優と綾香、中1形の部で歩乃佳が出場し、歩乃佳がベスト8に入賞!歩乃佳はさらに上をめざしていたので悔しい気持ちだったようですが、着々と力をつけている成果は出してくれたと思います。
道場の先輩たちからもらったお守りは今も大切にしています。




3月31日、全空連ナショナルチーム選考会。
今年から各カテゴリーで基本3名しか選考しないということになりました。
女子形は第一次選考で第一指定形をうち9名が残り、第二次選考で自由形2つを続けてうちました。
最終的に宇佐美さん、井上さん、凜美、希容の4名が選考されました。
この実績ある3名に加えて希容が入れたのは、選考会でものびのびと印象に残るような自分の形をうつことができたからだと思います。


4月29日、関西学生。千紗(京都産業大学)と希容(関西大学)と千明(芦屋大学)が出場しました。
希容と千明は大学デビュー戦。
結果は、希容が優勝、三位千紗、千明は残念ながら予選で勝ち残れませんでした。
関西学生はレベルが高く、各コート4名残しという予選で、高得点を出して決勝トーナメントに進むことは簡単ではありません。
ただ、千明は基本的にしっかりした力はあります。今はうまく結果に繋がりきれていませんが、目標に向かってコツコツ頑張っていけば、達成してくれると思っています。
希容は高校の部活を引退したあとも気を抜かず、トレーニングも欠かさずモチベーションを高く保ったままコツコツ努力したことが繋がった結果だったと思います。


5月5日、全空連ジュニアナショナルチーム選考会。
美優が参加。選考会でも堂々と演武し、カデットの部で見事選考されました。
背が高くなって、なかなか筋力が追い付かず、体のコントロールができにくくなり、ずっと悩んでいましたが、このことで自信をつけてくれました。


5月14日、西日本実業団大会。凜美にとって社会人デビュー戦、由佳にとっては勝負の年で一戦一戦大事な試合でした。
結果は、由佳は準優勝、凜美は三位。由佳は決勝で負けてしまいましたが、確実に力をつけていて試合本番での形の出来が素晴らしかったので、本当に感動しました。

当時のブログにも書きましたが、人を感動させる形というのは、その時だけの出来や、見せかけの表現ではなく、そこに立つまでの過程と目標に向かう一途な気持ちが現れたものなんだと感じました。

試合で自分らしい試合をする。それはそのことをはじめから目標としているのではなく、その前にこの競技の勝負の世界にいる間必ずついてくる勝負する強い気持ちが必要となってくると思います。

勝ちたいと思うから努力し、研究したり考えたり悩んだりしながら、自分の可能性を最大限に広げていくことができると思います。

大会の規模や年齢は関係なく、競技の世界の中にいて、試合が力を試す場となっているのなら、勝ちたいと思う気持ちが大きく成長させる要素の一つだと思います。
その先に、勝敗にこだわらず自分の試合をできるようにする、納得のいく試合をする、感動してもらえる試合をする、そんな気持ちがあるんじゃないかなと思います。

成長

2012-12-25 00:16:37 | Weblog
きのうは道場の忘年会でした!
喜怒哀楽がぎっしり詰まった一年間、みんなお疲れさまでした!!

忘年会のあと、由佳と福田さんと三人で朝6時まで話してました。

今までの由佳の空手生活で、今だからこそ言えるスランプの時の言いたくなかった自分の弱さや、本音をたくさん聞き、私も勉強になりました。

ただ必死に教わる中学時代、プレッシャーや責任を感じながら逃げることができなかった高校時代、自分に甘えのあった大学時代、時間がなくもがいたミキハウス、目標をしっかり定め突き進んだ西濃運輸の現在。
まわりの人たちへの感謝の気持ちを持ち、精神的にも成長しました。

たくさんの経験をした由佳の成長をしみじみ感じ、由佳が長女だからこそ、道ができてこうやってやってこれてるんだなと改めて感じました。

お世話になったお礼ということで財布のサプライズプレゼントいただきました♪
由佳ありがとう!
すごく嬉しいです(*^^*)


どんな環境でも良いことばかりが続くわけじゃありません。
壁にあたった時に、その絶望感やあきらめの気持ちから、どんなふうにどれくらい早く気持ちを切り替えて前へ進めるかが大事だなと思います。

下を向いて歩いていたら、下の小さな石につまづかないようにはできますが、前にある壁に気付かずまたぶつかってしまいます。前を向いていないから、標識も見えず行きたかった方向とは違う方へ向かっているのにも気付きません。
まわりにある光にも気付くことができません。

それは出場している大会のレベルの差は関係ないし、空手だけのことではないと思います。

みんなも、チャンスを見逃さないように、まわりが見える余裕を持ってコツコツ頑張ってほしいです。

ノート

2012-12-13 00:18:16 | Weblog
これは希容が全日本の時に持ってきていたノートの一部です。
希容は、試合には自分がぎっしりと書き込んでいるノートや、気持ちをコントロールするための本、先輩たちの形を撮ったビデオなどを、試合前の調整に必要なものとしていつも持っていっています。

今年、いろんな大会に出場しましたが、今まで使っていなかった形も試合で必要だったり、得意形でももっと力をつけないといけなかったりして、じっくり完成させていく時間がなく、普通だと焦ってしまって自分をコントロールできなくなりそうなところですが、希容はうまく乗り越えていきました。

それができた理由の一つがこういったノートなんだなと改めて感じました。
この写真は、希容自身が意識しないといけない部分を、イメージの絵付きで書いています。
絵も、書き始めた頃に比べて上手になりました(笑)
これはよくみんなもやってることだと思います。

希容が気持ちのコントロールを上手にできるようになった理由が、別の書き方をしているノートを見てわかりました。

そちらの写真はNGで撮らせてもらえませんでしたが、自分が感じたことを文法も気にせず思った通りにすべて書き出していくらしいのです。
書き出すことで、人に言えない感情も発散し、整理することができるんだなと思いました。

希容も不安や焦りを我慢できず、泣いてしまう時もありましたが、次の日には自分でしっかり気持ちを切り替えて練習に取り組んでいました。
私はそれを見て、本当に感心していました。
このノートを見て、それが理解できました。

小学生や中学生くらいではなかなか自分で気持ちをコントロールできず楽な方へ向かいがちですが、まわりの助言や応援で立ち直ったりすることもあると思います。
高校生、大学生、社会人と経験を積むにつれて、自分で考え行動し、やるべきことをできるように成長していけたらいいなと思います。
それには自分自身をコントロールできる方法を早く見つけること。
そして、目標に向けての計画の途中で挫折しそうなことがあった時、できるだけ早いうちに気持ちを切り替えられるような方法を自分でわかっているかどうかが大事だと思います。




このノートは私の友人のノートです。某雑誌の副編集長で、しばらく仕事のため空手は現役から離れていましたが、今年現役復活しました。

これを見て感動しました!
まずノートの一番始めに、年間の目標が書かれていました。
ページを開けると、月単位の目標。さらに週単位、日単位の目標と計画。
そして、日々の予定の中に、さりげなく気持ちを盛り上げるための趣味の部分も書かれています。
ごちゃごちゃしてなくて、明確で的確な目標と意識がしっかり書かれています。
こういったノートを作ってそれを続けるというのは、簡単なようですが時間的に余裕がないだとか自分でまとめきれなかったりして、なかなか難しいですよね。

日々、なんとなく時間を過ごしたり、行き当たりばったりだったり、できたらいいな~と漠然と考えてるだけで、望んでいる目標を逃してしまったとき、いろんな言い訳を考えて逃避してしまいがちです。

こういうノートを作って、チャンスを逃してしまわないようにしていきたいですね。

全日本選手権結果

2012-12-11 23:06:29 | Weblog
大会は表彰式が終わったのが19時半頃。
20時10分の新幹線に乗るため駅まで汗をかきながら走りました。
昨年より遅めの新幹線を予約していましたが、昨年よりも進行が遅くなってしまいギリギリでした。
毎年表彰式の余韻にひたることもできず大変です。
表彰台に上がった2人のメダルをかけた写真も撮れませんでした。


全日本選手権女子形

優勝  宇佐美里香
準優勝 清水希容☆
三位  梶川凜美☆
三位 大澤美諭季
五位 保田恵美
五位 柏岡鈴香
五位 井上和代
五位 津田温子☆


希容が堂々の準優勝。19歳になったばかりの希容、決勝の舞台では本当に堂々としていて格好良かったです。
今年、たくさんの経験をして、一つ一つ無駄にせず次に活かせた結果をしっかり残せたと思います。
また来年、さらに長所を伸ばし、短所を克服し、新たな気持ちで頑張ってほしいです。


凜美は三年連続の表彰台、素晴らしいです。おめでとう!!
準決勝で宇佐美さんと対戦。今年はプレミアリーグもあり対戦は何度もありましたが、一戦、一戦大きな意味があるものになったと思います。
今年、今までにない経験をして、いろんなことを感じたと思います。
この経験をしっかり活かして、次のステージに上がってほしいです。


あっこも入賞することが出来ました。来年の国体に向けて、頑張ってほしいです!私もしっかり応援します!


由佳は一回戦で凜美と対戦しました。実業団では素晴らしいパイクーをうち由佳が勝ちましたが、今回は指定形のバッサイ対決。今回は残念ながら一回戦敗退となりますが、実力は十分上位入賞する力はあります。
来年実業団代表で、全日本選手権に出場する権利をすでに持っています。
一年後のこの大会で、またさらに成長した姿を見せてくれるのを期待してます。


千紗も希容と一回戦で対戦。今大会は同門対決でとても残念でした。千紗は万全まではいかないにしても、バッサイダイは持ち味の軸を活かし、無駄のない動きができたと思います。
学生生活はあと一年。就活にも入り、忙しい一年になると思いますが、いろんな経験をして頑張ってほしいと思います。


福田さんはあっこと一回戦であたりました。
試合後、緊張したという感想だった福田さん。
現役生活でたくさんの経験を積んできたと思います。
私も道場生たちもいつも刺激を受け、福田さんが大阪に来るとすごく元気をもらっていました。
また、新たな世界で福田さんらしく頑張ってほしいです。
お疲れさまでした。本当にありがとうございました。


かれんちゃんは、一回戦で井上さんと対戦。シニア対ジュニアのナショナルチーム対決は井上さんが制しました。
かれんちゃんも今年一年で素晴らしい成長があったと思います。表情も明るくなって、空手が楽しいという気持ちを素直に出せている感じがします。形にもそれが現れていて、大きく見えてきました。
高校生活はまだ一年あります。この一年間に、シニアでも十分競い合えるくらいの力をつけて頑張ってほしいです。


この全日本での初戦からの同門対決。
それぞれの気持ちや環境を知っているので、一人一人応援する気持ちで見守っていました。


せっかくなので何枚か写真をアップします。




試合前のアップ中




会場での試合直前




形試合の整列




由佳と凜美




東京へ向かう時に見た富士山、綺麗でした。

全日本選手権を迎えて

2012-12-08 21:30:16 | Weblog
明日、全日本選手権が日本武道館で開催されます。

私と凜美と希容は、今日昼過ぎに東京武道館に着いて、団体組手大阪チームの応援と、明日に備えての練習をしました。

団体組手は男女とも大阪チームは準決勝で東京に負けてしまい、三位という結果でした。
明日の決勝戦までもう一歩。
残念ですが、また明日個人戦に出る選手は頑張ってほしいです!

さて、いよいよ明日。
ここに来るまでたくさんのことがありました。
今年一年でも本当にたくさんの思いがありました。
明日はそれぞれの思いをぶつけてほしいです。
私は教え子たちみんなを愛しい気持ちで見守ってあげようと思います。