たくさんの実力ある先輩方の中で、大阪代表の希容が頑張ってくれました。
由佳や凜美、千紗、そして今回国体にも応援に来てくれていた同期の千明や道場の中学生のみんなの存在があるからこそ、今の希容がいる。
それに、希容自身の強い気持ちが加わったからこそ、準優勝の表彰台に立つことができた。
そんな試合だったと思います。
希容は国体の組合せが発表されてからも、指定形と自由形3つをしっかり練習してきました。
それは対戦する相手を決して軽視している訳ではなく、自分の中でしっかりとしたイメージと意識を持って挑んでいたからです。
それは私がそうしろと言った訳ではありません。
自分でそれぞれの形の時間的なバランスを考え、計画して練習していました。
そして、試合前にはまたもや宣言。
それが、しっかりと実現しました。
今年、何回目の有言実行でしょうか。
終わるまで誰も結果はわかりません。
望んでいることを言ったところで、大きな口を叩いて…と言われてしまう結果に終わるかもしれません。
それは誰もが持っている不安です。
しかし、そんな不安なことは一切口に出さず、「勝ちたい!」から「勝ちます!」に変わり、「決勝に残る!」そして「旗をあげてもらう!」としっかりと冷静に私に言いました。
怖いもの知らずで言っているのでもありません。
今まで何回もの悔しい負けを経験してきました。
その経験があるからこそ、できることだと思います。
希容は少し前から右膝を痛めていて、現地に入ってから痛みは増していました。
試合当日は歩くことにも支障が出るくらいだったのですが、本人はまったくモチベーションを落とすことなく、冷やしながらアップを続け、試合に挑みました。
アップの途中では、膝が曲がらないせいで指をマットに巻いて、形の途中で前のめりに倒れて前転してしまった時もあり、私はずっと「ゆっくりゆっくり、しっかり足あげて」と言いながら勢いのある希容をヒヤヒヤ見守っていました。
希容の意識の高さ、気持ちの強さはこの一年でかなり成長しました。
その気持ちの強さが、体に現れる形をうてるようになりました。
もちろんまだまだ技として未熟なところはあります。
ただ、誰にも負けない意思の強さを形に出せることが希容の良さです。
これから、まだたくさんの壁が待っていると思います。
それをしっかり乗り越えたり、ぶち壊したり、回り道をしたり、いろんな方法で解決する力をつけていってくれると思います。
由佳や凜美、千紗、そして今回国体にも応援に来てくれていた同期の千明や道場の中学生のみんなの存在があるからこそ、今の希容がいる。
それに、希容自身の強い気持ちが加わったからこそ、準優勝の表彰台に立つことができた。
そんな試合だったと思います。
希容は国体の組合せが発表されてからも、指定形と自由形3つをしっかり練習してきました。
それは対戦する相手を決して軽視している訳ではなく、自分の中でしっかりとしたイメージと意識を持って挑んでいたからです。
それは私がそうしろと言った訳ではありません。
自分でそれぞれの形の時間的なバランスを考え、計画して練習していました。
そして、試合前にはまたもや宣言。
それが、しっかりと実現しました。
今年、何回目の有言実行でしょうか。
終わるまで誰も結果はわかりません。
望んでいることを言ったところで、大きな口を叩いて…と言われてしまう結果に終わるかもしれません。
それは誰もが持っている不安です。
しかし、そんな不安なことは一切口に出さず、「勝ちたい!」から「勝ちます!」に変わり、「決勝に残る!」そして「旗をあげてもらう!」としっかりと冷静に私に言いました。
怖いもの知らずで言っているのでもありません。
今まで何回もの悔しい負けを経験してきました。
その経験があるからこそ、できることだと思います。
希容は少し前から右膝を痛めていて、現地に入ってから痛みは増していました。
試合当日は歩くことにも支障が出るくらいだったのですが、本人はまったくモチベーションを落とすことなく、冷やしながらアップを続け、試合に挑みました。
アップの途中では、膝が曲がらないせいで指をマットに巻いて、形の途中で前のめりに倒れて前転してしまった時もあり、私はずっと「ゆっくりゆっくり、しっかり足あげて」と言いながら勢いのある希容をヒヤヒヤ見守っていました。
希容の意識の高さ、気持ちの強さはこの一年でかなり成長しました。
その気持ちの強さが、体に現れる形をうてるようになりました。
もちろんまだまだ技として未熟なところはあります。
ただ、誰にも負けない意思の強さを形に出せることが希容の良さです。
これから、まだたくさんの壁が待っていると思います。
それをしっかり乗り越えたり、ぶち壊したり、回り道をしたり、いろんな方法で解決する力をつけていってくれると思います。