帰国してからもバタバタしていて、なかなかゆっくりできませんでしたが、やっと今日夕方まで少しゆっくりできます。
世界ジュニアカデット、アンダー21大会が今回はマレーシアであったので、なんとか応援に行くことができて良かったなと思います。
実際に試合の内容を見ることで、世界の現在のレベルや流れがわかりました。
千紗がアンダー21で、希容がジュニアでそれぞれ優勝し、判定は千紗は初戦でヨーロッパのアンダー21チャンピオンに4-1でしたが、あとはすべて5-0で勝ちました。
希容はすべて5-0で勝ち、外国人選手や審判にもかなり好評でしたが、カデットも含め海外の選手の形もレベルは高くなってきていると思います。
特にカデットやジュニアの年齢層の形の完成度は高いと感じました。
アンダー21では外国人選手独特の息吹や、力まかせになり崩れてしまうといったところが、ジュニアやカデット選手の若い世代の方がそれが少なくなり、形自体が整っているように思います。
その選手たちがこれから成長してシニアに入ってくると思うと、組手だけでなく形に関しても日本の立場も厳しくなってくるなと思いました。
外国人選手の特徴であるパワーやスピードを、日本人選手も備えつつ、外国人選手では出せない日本人選手が持っている良さを出していかないといけないなと思いました。
日本では、小中学生も各都道府県での予選となる大会で勝ち上がり、全少や全中、はまなすで上位入賞すれば、ジュニアナショナルチームの選考会を受けることができます。
そしてその中から国際大会へ出場する代表選手が選ばれます。
さらにレベルが高くなってきますが、予選となる大会が世界に続く第一歩となります。
そして、その年齢で出場できる各国際大会はそれぞれ一度だけです。
子どもたちにとって、その一試合一試合が大事なものになることをしっかり頭に置いて、試合に挑まないといけないなと思います。