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組織・技術革新の進展のなか、足元の組織の中に依然として潜んでいないか・・

2018-10-01 07:51:44 | 組織マネジメント改革の実践


カマスを入れた水槽を透明なガラス板で区切り、カマスのいない方にエサの小魚を入れる。

カマスはエサを取ろうと、小魚に近づくが、ガラス板にはばまれ、食べることが出来ない。
何度か小魚を取ろうと挑戦してみるが、やはりガラス板にはばまれ、取れない。

何度かやるうちに、この小魚は食べられないとあきらめて、やがて取るのをやめてしまう。

その後、ガラス板を取り外しても、このカマスは、もうエサに近づこうとしない。
このカマスは「この小魚を食べようとしても、どうせ取れはしない・・」無力感を学んでしまった。

この無気力状態を脱却させるには・・

ガラス板の存在を学習していない、別のカマスを水槽に入れればよい・・とう逸話。

ところで、ガラス板の存在を学習してしまったカマスは、当初から無気力であったわけではない。
何度か挑戦しているうちに、ガラス板の存在に気づき、無気力になってしまったのだ。

働き方改革だ、いや遊び方改革も必要だ・・
AIだ、ビッグデータだ、IOTだ・・・

組織改革・技術革新がすざましい勢いで進んでいるなか、
こんなアナログチックな話は間尺にあわないかもしれないが、

がんじがらめの規則や制度、トップや管理者の言動や姿勢・・・

現場の意見が上がってこない、言わないと動かない・・と長く前に、

このガラス板に相当するものが足元の組織のなかに、依然として潜んでいないか・・
点検してみる必要がありそうです。




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