塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り The備前 打文花器

2019-07-05 06:27:34 | ミュージアム巡り_2019
 伊勢崎晃一朗(1974〜 )さんの最後の作品「打文花器」(2018
年、Vase with Paddled Surface)。
 打文とは、真空土練機を用いて引き出した筒型の土を、コンク
リートブロックに打ち付けるという独特な作陶法。
 制作時に使用されたブロックには波状のもので、それが付いた
ままの状態で焼締されている。備前焼の原点を眺めているようだ。
この花器に飾る花は、名もない野の花や草木がいいだろうな。
MOMAT(千代田区北の丸1−1)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする