津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■松寿庵先生・第223講

2017-02-10 18:07:20 | 史料
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■戻り寒

2017-02-10 11:49:51 | 熊本

                                      古文書の文字追う朝や 戻り寒  津々

 某家の文書(一行15・6文字、約110行)の読み下しにチャレンジして都合二週間ほど、難解なる文字に遭遇して悪戦苦闘している。
前後の文章から類推されるような語句であれば、何とかなるのだが、今まで聞いたことのない熟語が飛び出してくるともうお手上げである。
現在10数文字がどうしても読めない。コピーの段階で文字が切れたり、潰れたりして判読不明なものは別としてである。
毎度のことだが一日かかってもたった一文字が読めないことが有る。現在がそんな時期で気持ちもなえてくる。

今朝は10時過ぎ頃から雪が降り出した。頭から温風が舞い降りる暖房はどうも苦手で、ひざ掛けを足に巻き込んで、ときどき手を突っ込んでは暖を取っている。「くずし字解読辞典」や「くずし字用例辞典」などのページをめくっていると、手だけが異様に冷たくて、手袋をしたいくらいだ。
指先が切れている手袋を本当に買おうかとさえ考えている。
約1700文字の内の10文字だから「いいか」と妥協したくなるが、一文字解読できないが故に文章の意味が通じなくなることが有る。

部屋の中が明るくなってきた。牡丹雪がちらちらしているが日差しが出てきた。有り難い。


 

 

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