”朝吼夕嘆・晴走雨読”

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「川田冠船流琉舞家元」

2007年08月11日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 来る11月5,6日、前進座で恒例の川田禮子冠船流家元、それに先立つ8月11日(土)には東武東上線大山駅の板橋区文化ホールで同じく第14回川田功子冠船流「葉月の会」の公演会が開催される。このお二人、人も知る川田四姉妹の長女と3女。末妹の公子さんは“みやらび太鼓“主宰者。姉妹競うようにそれぞれ年毎に公演を開催するエネルギーには感嘆。
 さらに、禮子、功子両師匠、それぞれ九段と池袋で琉球料理「みやらび」を経営されている。禮子家元は亡父の松夫さんが開設したお店の経営を実にお嬢さんの裕美子さん・3代に亘り継承している。通常10年未満でオーナーが変わる料理店の中でこの両姉妹「みやらび」の継続は異数。

 昭和30年代の後半、沖縄から上京して初めてこの姉妹による冠船舞踊を見た時の印象は忘れられない。それまで安謝の15夜や劇場で見た“ハーラーリ、テーファー”の琉舞と比べ、あまりにメリハリの効いた踊りに“これはまるで能、仕舞では“と思ったほどの違和感を覚えた。
 先日、この天下の両家元・師匠と同席する栄誉・僥倖を得た。皆さん、私のお隣の家元、お幾つだと思います。個人情報漏洩で申し訳ありませんがなんと数え74歳、さらにお隣の功子師匠70歳!いくら毎日踊りで鍛えているとは言え、この若さには敵いません。右はマーケティングプロジューサーの円さん。
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4 コメント

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懐かしい「みやらび」 (翁長=外間洋子)
2007-08-15 22:38:14
懐かしい事!

 池袋の「みやらび」に初めて足を運んだのは、私18才 今は亡き母 マツ子さんと一緒でした。

 私の大学進学で上京した際に訪ねたのでした。

 母の旧姓は、名渡山で、母の兄 名渡山兼松(カネマツ)の ふたりの娘は 「川田圭子と川田和子」
冠扇流の名取でした。

 川田の舞いは、これまでの琉球舞踊とは特に表情が違い、にこやかであったりして、とても魅力を感じたものです。

 特に、従姉妹 圭子姉は、からだを悪くして、沖縄の我が家に養生に長期滞在したりしていましたので、姉妹のように親しんでいたのですが、残念ながら、若く美しいのに、早くに亡くなりした。

 初めて親元を離れての東京生活の始まりの時!の緊張感と共に
 「みやらび」でいただいたお料理の数々、そして琉舞。
 母を含め、皆の笑顔。。

 お陰で、ほんとうに懐かしく思い出しました。

 今も変わらず美しい川田姉妹。

 又、お会いしたいです!
ひるがえる錦の御旗 (千年京都ファン)
2024-03-05 15:44:18
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズムにんげんの考えることを模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。なにやら多神教的というか日本らしさようななにかによって。
やってみせる (グローバル・サムライ)
2024-03-16 08:58:40
これですね古墳時代の大刀のマルテンサイト組織の研究
メガトレンド (古典文学関係)
2024-03-22 05:27:55
やはり激動の時代、明治維新の背後にあるなにかを見つめなおすといった意味でのリベラルアーツが求められつつあるのか。

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