”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

「天田元専務訪問」

2010年07月20日 | 「千客万来」

 梅雨明け、熱波到来の先週の連休前、当社の元専務の天田さんをお訪ねし、今回の合併の経緯と㈱CIJネクストの概況についてご報告しました。先般の「NASを惜しむ会」の様子にはとくに興味を持たれ、熱心に聴かれました。
 天田さんは新宿高校から横浜国大機械工学を出られた生粋の技術屋さん。新宿高校では元日銀総裁の速水総裁とは同期、胞友。
 当時、諏訪精工舎(セイコウエプソン社)と並んで長野県を代表するオルゴールで有名な三協精機(現日本電産サンキョー株式会社)の品質管理部長、工場長、子会社の役員等を歴任、57歳で当社にお招き、入社後パソコン、メールをマスターする一方、中小企業診断士資格を取得する等、年齢を超えた刻苦精励の方だった。以来、社長付、総務部長、専務、相談役と30年近く、経理・管理に弱い私を補佐し、今回の合併に至るまでの当社の基礎を築き、成長を支えて頂いた大恩人です。
 創業の余得にはいろいろありますが、私の場合、会社を興したからこそこうした有徳、勤勉な方と出会えたと改めて感得の今日この頃です。
 前立腺腫瘍の治療中とは言え、87歳の現在なお、毎週水彩画描写とメールを嗜まれる健壮振り。後期高齢のあり方を学ばせられました。
 天田さん、長きに亘り、有難うございました。何時までもご壮健で!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「第7回瑞泉の会に出席しました」

2010年07月14日 | 「美ら島沖縄大使」便り

 (佐久本沖縄県酒造組合連合会長と佐々木瑞泉の会長)

「グランヒル市ヶ谷」で開催された「第7回瑞泉の会」に知人母娘を誘い、出席しました。
 これは元日銀那覇支店長、セコム専務取締役を歴任した佐々木信行さんが会長を務める沖縄泡盛の本土ファンの会。当夜の400人を超す出席者の9割は国税庁、JAL等の沖縄駐在OBに奥島元早大総長に慶応医学部教授と異色の顔触れ本土出身者が占める。これは佐々木会長の幅広い人脈の影響か!
 実は似たような会には「東京泡盛会」(百瀬明大教授会長)に、これまた元日銀那覇支店長の大澤真が代表を務める「東京泡盛クラブ」があり、外部からはその差が分かり難い。背景には沖縄県酒造協同組合や単独メーカー、さらに会員属人クラブと様々ですが、いずれにしろ沖縄にとってはこうした幅広泡盛フアンクラブの競合は歓迎すべきこと!
 私は日程の都合が付けば特定の会に拘りなく出席しています。いずれの会も5000円を超える会費制にもかかわらず、首都圏沖縄県人関係集いより常に集客力を誇る。もっとも、どの会も抽選以外に参加者全員に泡盛のお土産があるのもその因か!
             
                   (泡盛の女王・新垣緑さん)
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「浦添工業・金城先生、ようこそ!」

2010年07月12日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 先週、沖縄県東京事務所の県外求人開拓推進員の平さんと浦添工業高校の進路指導の金城先生が来社されました。
 当社が沖縄の高校生の職場実習を受入、採用していた数年前まではしばしば県内高校の就職担当の先生がお見えになっていました。これは日頃、企業に接する機会の少ない就職担当の高校の先生に直に企業現場を見て頂く、研修の意味と効果もあるようです。
 リーマンショックと多くの高卒を受け入れていたコンピューター運用業務の自動化やクラウド普及で激減するに伴いこの1、2年、当社の採用枠が厳しく成って来ました。
 とは言うものの、当社では1986年・浦添工業高校の卒業一期生から今日までほぼ毎年のように累積30名を採用し、現在1期卒業生2人を含め10名が在席していいます。
この状況をレポートした拙書「おきなわ就活塾」を先生に進呈致しました。
 今回御来社の金城先生に挨拶のため、同校出身社員を呼び懇談中、なんとこれらの社員が全て、先生より年長であることが判りビックリ!1986年卒の一期生入社は24年前、すでに40歳以上を考えると当然といえば当然。改めて創業32年、”光陰矢の如し”を噛締めた一瞬でした。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「第86回東京瀬戸内会」に出席しました。

2010年07月07日 | 「美ら島沖縄大使」便り
  先週、赤羽会館で開催された恒例の奄美大島「東京瀬戸内会」に出席。86回とは私が生まれる10年以上も前から続いているということか?
 大島南部本島の旧西方(にしかた)、東方(ひがしかた)に加計呂麻島の旧鎮西、実久4村。参加者は会場満杯の250名余。奄美本島からは瀬戸内副町長、議長の来賓。
 開会は何時の通り郷土遥拝・黙祷に始まり、渡久地政信作曲の「瀬戸内唱歌」の起立詠唱。
「お富さん」「上海帰りのリル」作曲の渡久地政信は“営業的“には沖縄出身となっていますが、幼時を奄美で過ごしたご本人は心情的には奄美育ちを自認、こうした奄美の作曲も引き受けています。
 来賓祝辞、活動・会計報告、議案審議の総会式典1時間余、その間、会長以下役員は会場左前列に不動の起立。演壇挨拶者は必ず会場正面に掲げられた総会掲示幕に一礼する。来賓の瀬戸内町議会長が挨拶の中で「古仁屋高校の廃校危機」に触れられたのには衝撃を受けました。それだけ人口減少が続いているといことか。
 いつも感ずることはこの奄美の式典礼拝仕様は一体何処から来たのだろう?
式後の宴会スタートを切る男数人による力士ふんどし姿の“振り出し“行列踊りも他の南西諸島では見られない奄美独特パーフォーマンス!
 それに続き終焉まで延々と繰り出される各村々、字々毎に繰り出される歌、三味線、踊りは沖縄県人会集いと類似。
                
                 (開式冒頭参加者全員で恒例の故郷遥拝黙祷)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「社員有志へ感謝!」

2010年07月05日 | 「美ら島沖縄大使」便り
  今回、厳しさを増す市場動向や業界の先行きを勘案しつつ、創業オーナーとしての執着を断ち切り、長期的視点から会社に“良かれ”との思いから、資本的提携、合併を最終的に決断しましたが、私の感慨や内心の思いとは別次元で、社員には短期的に合併に伴う処遇や職場変更等の不安、煩雑な移行事務手続等様々な負担やストレスを掛けているだけに今回の私の選択、決断に対し社員は内心、複雑な思いがあるだろうと忖度する日々でした。
 それだけに、株式会社日本アドバンストシステム取締役会長としての最終日の先週6月30日、五反田本社勤務の社員一同起立、拍手の下、“会長、ご苦労様でした”と社員有志一同から私の思惑、懸念を越え、慰労・感謝の花束を贈られたのは予想外で正直、驚きました。
 聞けば、先日の「惜しむ会」でのメッセージ送呈と一緒に花束もとの議論があったとのことですが、曲折、この日の実施になったようです。
 一瞬、32年前の38歳時、新婚3年目の連れ合い不安視を背に、収入3割ダウンの上自宅を担保に銀行借り入れ、7人の仲間と共にスピンオフした三田のマンションで起業した頃を走馬灯のように思い巡らしました。
 思えば大胆、無謀、若気、ベンチャースピリッツ、後付は様々。これもあれも今日を迎えられたのはお客と社員の皆さんのお陰様、有難うございました。
               

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「沖縄学」」:勝方=稲福恵子・前嵩西一馬編

2010年07月04日 | 「Weekly 読書感想」
沖縄学入門―空腹の作法

昭和堂

このアイテムの詳細を見る

 零細とは言え創業32年目を迎え、事業承継、会社合併という経営者として生涯最も重い課題を背負いつつの沖縄、大坂、三重、静岡と奔走の機内、車中でフーフーヒーヒー言いつつ、何とか本書、読了!平均年齢38歳の若手早大琉球・沖縄研メンバー中心28名の論稿。実は執筆者の過半数とは面識があり、顔を思い浮かべつつ、ページを追いました。内容は沖縄戦、基地、方言、文学、舞踊、音楽、建築、オキナワンコミック等々ニュー沖縄 学とも言うべき広範囲多彩は論稿集。
数ある論稿中、私には同じ奄美出自の高橋孝代氏の”奄美・沖永良部アイデンティティと境界”論が最も印象深い。 
 各論文の執筆者紹介を敢て巻末に集約掲載しているのは“空腹の作法”という韜晦、晦渋な本書サブタイトルと並んで編者達の“世代集団作業?”としての何がしのメッセージか。お蔭でこちらは各論読む度に何度も巻末の執筆者紹介ページ捲りに四苦八苦。
“空腹の作法”とはニュー沖縄学方法、知的飢餓、認識論表象か?
クラシカルな勝方プレリュード論文とオキナワン・ヒップホッピ調・前嵩西エピローグ論には両編者の微妙にハーモニー、共通の通底メッセージトーンが醸し出されています。
 私のこの感想文に意味不明を抱かれる方はぜひ本書の勝方=稲福の冒頭「はじめに」と前嵩西の終章論文「Teaching Culture」(教室の窓から覗く沖縄)を合わせて読んで頂きたい。とくに前嵩西論文には当方の認識、読解力を超えた目眩く、えも言われぬ玄妙な知的迷妄感に襲われます。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「合併新会社“㈱CIJネクスト”発足のご挨拶

2010年07月01日 | 「美ら島沖縄大使」便り
㈱日本アドバンストシステムは創業31年と8ヶ月目の昨日6月30日をもって終焉、本日から㈱日本構研システム、㈱CIJソフィアと3社合併の㈱「CIJネクスト」として新たなスタートを切りました。
 3社はいずれも創業30年を越し、現時点黒字決算を続けていますがクラウド普及、オフショア委託、派遣法改定、ユーザーIT投資抑制等の厳しい外部環境変化に伴う市場縮小を前に、この度お互いの長所シナジー効果、重複コスト節減等による従業員の職場確保、雇用維持を目指し、小異を捨てて大同団結することになりました。
 新会社の代表取締役社長には中野正三が就任、岩崎㈱日本アドバンストシステム前社長は常務取締役執行役員として全社営業総括を担当、中村前専務は執行役員アドバンス事業部長として旧・日本アドバンストシステム全事業所を管轄致します。五反田はじめ大阪、東海(三島・鈴鹿)、沖縄の旧・日本アドバンストシステムの事業所は当面変わりません。
 私・重田は取締役を辞任、新会社会長として引き続き五反田オフイスに常駐、次世代へのスムースな事業承継に務めます。
 新会社は資本金6億5千万、従業員550名、売上は60億以上を目指し、一層の顧客サービス向上に邁進しますので、これまでと変わらぬ皆様のご支援、ご鞭撻、お引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
 新会社発足に当り、HPの更新アップ、ご挨拶上の発送等遅れて申し訳ありませんが、取り合えずメールでのお知らせ、ご挨拶申し上げます。以 上
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝吼夕嘆

http://blog.goo.ne.jp/admin/showimagedetail/?iid=6d292ae01e91fce8c4f000e010f17835&type=1&return=%2Fadmin%2Fimgmanage%2F%3Flimit%3D12%26type%3D1%26order%3Ddesc%26did%3D%26window%3Doff%26img_year%3D0%26img_month%3D0%26offset%3D12