6月25日、上智大学で開催されたJOHA(日本オーラルヒストリー学会)シンポジウムにスピーカとしてはじめて参加しました。オーラルヒストリーとは文献調査と並ぶ口述聞き取りの調査学術方法であることを初めて知りました。この学会は毎年開催され、研究誌も発行されているようですが、今回の出席者は大和、亜細亜、慶応、阪大、松山等各大学等々の教授、研究者のReal参加と70人以上のZOOM参加によるハイブリッド開催でした。何と野入さんがこの学会の広報委員長を務めておられるようです。
今回のテーマーは「語りから⼀冊の本を編む」という研究実践報告事例としての野入直美琉大準教授の『沖縄―奄美の境界変動と人の移動』。野入教授、出版編集の岡田みずき書林社長、調査記述対象の私3人のスピーチ、有末亜細亜大学、根本松本大学教授のコメント後に質疑応答がありました。
オンライン参加者には何人かの私の知人もいましたが、ビックリしたのは里村和歌子さんの福岡・九大からの上京参加!質疑応答に出た野村浩也広島修道大学について“知っています”との私の回答に“重田さん、本当に野村さんに会ったことあるのですかと!?シンポジウム終了後に駆け寄って来られました。里村さんの沖縄研究の切つ掛けは野村論文とのこと!いやはや、意外な遭遇でした。
今回資料文献調査と並びオーラル・インタビュー取材調査の学術研究手法を初めて知りました。これもあれも野入さん、岡田さんとの出会・僥倖と満喫しました。
(聞き手、編集者、調査対象の3者)