”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

「これ、本当の話」

2005年09月20日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 これは本当に出会った話。先日訪沖の際、知人に頼まれ平和通の琉装店を訪ねた。注文に近い出し物が見つかり、購入すべくいつものとおりクレジット・カードを差し出したら「扱っていない」という。出張中現金を持ち歩かない私としては購入を諦めるしかないと店を出ると当のお店の小母さんが追っ掛けて来て「持って行きなさい。お金は後で送ってくれればいい」という。
 戸惑う私に追い討ちをかけるごとく「一つではなく、違った柄意匠を3つほど持って行き見てもらいなさい。気に入った一つを買って後は送り返して下さい」と言う。
 一見の観光客にしか見えない私が代金を払わないで3つとも詐取する可能性もあるのに小母さん、底抜けに人がいいのか私が余程善人に見えるのか暫くは狐に包まれた気分だった。

 これが多くの本土来訪者が一様に感激する沖縄の人の良さ“イチャレバチョウディー”の真髄か。結局、この時はカードで現金を降ろし購入したが、話の真実の証としてお店と小母さんの名前をここで公表したい。小母さんゴメン!それは平和通「豊里衣料店」の豊里とよさん。

「ところでその琉装、誰に頼まれたのですか?」って!貴方ね、私はバジルホール以来の無窮沖縄のホスピタビリティーを論じているんですよ!全くもう!
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