失敗した買い物は体重を落としてリベンジ! 財布にやさしい「ムダ使いリカバリー・ダイエット」

2016年12月13日 | コラム
 今回はおすすめのダイエット方を紹介したい。

 ゆで卵ダイエットとかリンゴダイエット、水中ウォーキングにノンカーボなど、古今東西数多くのダイエットが存在するが、私がいつもやっているのがコレ。

 その名も「無駄づかいリカバリー・ダイエット」。

 名前だけだと、なんのことかサッパリかもしれないが、まあこれは私が命名したものなので、だれも知らないのも当然。

 ただ手前味噌ではあるが、これはなかなか優秀なメソッドだと自負している。

 「1週間で5キロ減」とか「ニックネームが『魔神ブウ』だったボクにはじめて彼女が!」みたいな劇的な効果はないけど、それなりに結果も出ているからだ。

 実際、この夏も私は3キロほどやせて、しかもそれをキープすることに成功している。

 さらに、このダイエットですばらしいのは、付帯効果で「財布にも優しい」ということ。

 どうです、ちょっと興味がわいてきたでしょ?

 やり方はカンタン。日常生活において、

 「しまった! またムダ遣いをしてもうた!」

 とか

 「嗚呼、こっちの店で買っておいたら、もっと安く買えたのに!」

 なんて、買い物でちょっとした後悔をするときってありますよね。

 その「存した差額」分を、カロリーでカバーするというのが、このダイエットのやりかた。

 わかりにくいという方に具体的な例で説明すると、たとえば、あなたが1万円の服を買ったとする。

 モノ自体は気に入ったので、「いい買い物したなあ」とホクホク顔。ところが、数日後その店からメールが届いて、

 「お客様にオトク情報! 本日全品3割引の大セール!」

 なんてあったらどうであろうか。

 「しまった! もう少し待ってたらよかった!」

 そうなりますよね。でもって、

 「ホンマやったら7000円で買えたのに、大損ぶっこき丸や……」

 盛大に落ちこんでしまう。軽く死にたくなる。

 ホンマやったらといっても、そんなメールが来るなんて知らなかったんだから、そこはいっても仕方がない。

 でも、テンションが下がるのは止められない。金額のこともさることながら、さっきまでの「ええ買い物や!」という幸せな時間が胡散霧消してしまったのが、さらにつらい。

 まさに「死んだ子の歳を数える」不毛な事態に。

 こういうときこそ、私の提唱するダイエットの出番。

 3000円「損」をした。なら、別のところでそれをリカバリーするのだ。

 どこで借りを返すか、そう「カロリーを3000円分減らす」のだ。

 といっても、ここで急に

 「今日から晩ごはんを抜く!」

 「3日、こんにゃくゼリーだけですませる!」

 なんていうど根性に走っても、ストレスが溜まるだけ。

 ダイエットの天敵は「体重が落ちないこと」ではなくて、

 「ストレスでやけっぱちになっての盛大なリバウンド」。

 これにつきる。

 そのリバウンドのタネというのは、こういう「一気のカロリー減」による逆方向への爆発。

 即効性こそあるものの、長い目で見たら肉体的にも精神的にも不健康で、結局はマイナスの方が大きい。

 ここで大事になるのは「きざむバッティング」。

 3000円といっても、1回の食事で盛り返すのではなく、少しずつできる範囲で行うのだ。

 もっと楽にというか、習慣的に摂取しているものを、小銭の単位で減らしていくことによってムリなくリカバリーしようという試みこそが、このダイエットの骨子なのだ。


 (続く→こちら



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