『ベルナールトス嬢曰く』第7巻に出てきた本、何冊読んだ? その2

2024年03月21日 | 

 施川ユウキ『バーナード嬢曰く』が好きである。

 ということで、

 「このマンガに出てきた本を何冊読んだか数えてみよう」
 
 との企画。前回に続いて、第7巻の第2回。

 


 
 ★『NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く』パティ・マッコード(未読)

 うちはアマゾンプライムだけど、『クイーンズギャンビット』目当てにネトフリに入った。
 
 『コブラ会』『サンクチュアリ』『全裸監督』あたりも見る予定。時間あるかなあ。

 しかし『コブラ会』はすばらしいタイトルだ。「竜牙会」と並んで一度は入ってみたい会である。

 


 ★『完訳 千一夜物語9』(未読)
 
 
 黒田幸弘『クロちゃんのRPG千夜一夜』はダンジョンズ&ドラゴンズで遊びまくってたころ、『D&Dがよくわかる本』と一緒に死ぬほど読み返した。
 
 『よくわかる本』と一緒に、Kindleにならないかなあ。あとD&D版の『ロードス島戦記』も。
 
 



 ★『三体3 死神永生下』劉慈欣(未読)
 
 『三体』は電書で買って積読。いつ読むんだ。
 



  ★『刺青の男 新装版』レイ・ブラッドベリ(読了
 
 
 ブラッドベリ最初の一冊と言えば、『火星年代記』か『太陽の黄金の林檎』かコレ
 
 『万華鏡』が有名だが、それをオマージュした『サイボーグ009』のラストもすばらしい。
 
 『形勢逆転』を読むと「憎しみの連鎖を断ち切ろう」という一見美しい意見が、


 
 「アンタらの番で泣き寝入りしてくれ」


 
 というムシのいい提案だということがよくわかる。

 



 ★『進化しすぎた脳』池谷裕二(未読)
 
 脳の退化におびえる日々。なんでもすぐ忘れちゃうものなー。
 
 もっとも、イヤなこともすぐ忘れるから、それはあなどれないメリット。
 
 悩むタイプの人は、中年以降になるとちょっとになるから安心して。 
 
 


 ★『真鍋博の世界』(未読)
 
 そりゃあもう、ハヤカワっ子のクリスティーヲタでしたから、真鍋先生はおなじみでした。
 
 星新一ももちろん。古本屋で安いの山ほど買ってきて、ゴリゴリ読みまくった。みんなも読もうぜ!
 
 


 ★『ゼロ時間へ』アガサ・クリスティー(読了)
 
 クリスティーは高校生のころ夢中になった。

 ポアロもミス・マープルも出ないノンシリーズものだから、どうかなと思ったけどメチャおもしろい。

 マイナーどころだと『謎のクィン氏』や『パーカーパイン登場』もグッド。
 
 クリスティーはミステリとしても一級品だけど、当時のイギリスの雰囲気を味わう小説としても楽しくて、その点では「御三家」の中で抜けていると思う。
 
 


 ★『ライト、ついてますか一問題発見の人間学』 ドナルド・C・ゴース ジェラルド・M・ワインバーグ(未読)
 
 翻訳が読みづらい本と言えば、『嵐が丘』。
 
 だれの訳か忘れたけど、信じられないくらいの悪訳で逆に感動
 
 海外旅行に持って行ったんだけど、パリのユースホステルで日本人旅行者に読ませたら

 

 「ヒデーなコレは」

 「一行も読み進めない。マジで日本語なの?」

 「エニグマ暗号機で書いたのかと思った」

 

 などなど大ウケだったので大満足。
 
 だれか、どの訳だったか教えてくれんかなあ。
 
 


 ★『10の世界の物語』アーサー・C・クラーク(未読)
 
 ビミョーな短編と言えば、江戸川乱歩の『火星の運河』。
 
 見たをそのまま書いたとか言う、それだけでも「事故物件」のにおいがするが、内容もよくわかんねーや。

 フィリップ・K・ディック『ヴァリス』も似たようなもんなのに、こっちは妙におもしろいんだけどね。不思議。

 

 (続く)

 


 (『バーナード嬢曰く』2巻3巻の感想)

 

 


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