38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

人参除草、本格開始。

2008年04月14日 | 農と暮らしの日記
3月播き人参の除草を本格的に開始。
まず今日はひと畝5条のうち2条半の半分、つまりひと畝の1/4を終了。所要約3時間。先日のトンネル人参より時間がかかっている。写真のように、この畑には全部で5畝ぶんの人参があり、さらに白い不織布をかけてある葱の育苗床の除草も待っている。この畑は「とにかく除草大会2008初夏」の会場である。



雨上がりの月曜、気温が高い一日。
朝:6時半から出荷準備、ごはんのあとも。
午前:10時すぎに出荷に出て、昼前戻り、セット仕上げ。
午後:エンドウ類の誘引、人参除草、明朝ぶんの一部収穫。18:30あがり。



昨夜の雨は予報どおりだったが、雨量は少なかった。
そして日中の高温とも相まって畑はかなり乾いてくれたので、人参の除草には最適の状態。予定では、雨後で畑に入れないから温室で苗の移植作業でも……というところだったが、とても座り込んでいる気にはなれず、畑に出た。移植も待ったなしだけれど、畑でできる仕事があれば、やはりそちらが優先する。

人参の除草は有機菜園の仕事のなかでも特殊だと思う。
これほどじっくりと畑に座り込んでする仕事はほかにない。とにかく一箇所にとどまることなくあちこち走り回るのが常なのだが、人参の除草とまびきだけは、どっかと腰を下ろして、「やるときゃやる!」と覚悟を決めてやるのである。

写真のような状態でも、焦ることなく、「さあ、やるか…」と取り組める。
それは、研修中に同じような畑を経験しているからだと思う。こんな草だらけでも、「なんとかなる」「たいしたことない」「これがあたりまえ」と思えるのは、経験しているからこそ、だと思う。経験していなくて、種を播いていきなりこんな畑になったら、「失敗! だめだ、やり直し!」と思ってしまうはず。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、葉つき玉葱、太葱、春キャベツ、小さいレタス類のセット、ブロッコリィ側花蕾、など。
コメント
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